DARTS ANGEL

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No.30 Vol.58. 2012年11月号 大内 麻由美 世界の舞台で活躍したい

まずは生い立ちからお話し下さい。
 生まれも育ちも完璧にではありませんが、ずっと神奈川県の横須賀で育ちました。母方の実家も神奈川県の川崎なので、ほとんどこの周辺と、行っても横浜あたりまでしか知らないという育ち方をしてきた感じですね(笑)。
 小学校までは公立で、中学・高校・短大と女子校でした。でも兄弟は上と下が男なので、男の子がそばにいるのは慣れていたし楽でしたね。そのせいか私自身男っぽかったです(笑)。学生生活が終わって少し勤めに出ましたが、あまり長い期間ではなく、すぐに家の仕事を手伝いはじめました。それがダーツを始めるきっかけになりました。

 

ダーツを始めたのは何歳からですか?
 ちゃんと始めたのは20歳を超えてからですね。22~23歳くらいからだと思います。もちろん、父がダーツをやっていたので小さい頃から知っていましたし、試合会場にもよく連れて行ってもらいました。

 

お父さんは有名なプレイヤーですが、どんな存在ですか?
 いまだに頑張ってるので、父を超えるのはなかなか難しいですね。だいぶ追いついてきたとは思うんですが、父も私に超えられないように必死になっているので、まだ超えられないという状況です。

 

他にスポーツはやっていましたか?
 軽くテニススクールに通ったり部活なんかもやってましたが、そんなに一生懸命になっていたわけではないです。

 

大内選手は世界でも活躍されていますね。まず一番最初に日本代表に選ばれたのは2004年、アジアパシフィックのシンガポール大会でしたが、その時はどういう状況でしたか?
 その前の年のワールドカップはフランスで開催されたんですが、その選考会に2試合出場したんです。その時は、何の知識もなく出場した試合でたまたま優勝したりしてポイントがあったわけなんですが、このままいけば代表になってフランスに行けるかもと言われたので「えっ、フランス行きたい!」というくらいの軽い気持ちでした。特にものすごく一生懸命になったわけではなくて、女子で3位という結果でした。でも3位といっても、2位とはポイントがすごく開いてましたね。
 次の年は、選考の最初の方の試合で優勝できて良いポイントが取れたんです。それをきっかけに、ここからしっかりやろうと全部試合に出始めたんです。そうして勝ち取ったのがアジアパシフィックのシンガポール大会でした。


次の年はオーストラリアのパースでワールドカップに出場されました。その時の印象はいかがですか?
 アジアパシフィックとは規模が全然違って圧倒されました。読めない国や聞いたことのない国もたくさんありましたね。アジアと違って見た目も『外国の人』という風貌で(笑)、この中ではたぶん自分が一番下だから、出来ることだけをこつこつやろうと思いました。周りを見る余裕もなかったのでひたすら自分の世界に入って、どんなプレイヤーがいたかも全然覚えていないです。自分の試合のことしか頭になかったせいで、女子シングルス3位という良い結果が出たのかもしれません。

 

あの時会場で観戦していましたが、結構堂々と投げている印象でした。緊張などしませんでしたか?
 緊張というか、ミスしたらもうダメだから、でも無理して背伸びして運にまかせるというよりは、堅実に今自分の出来るダーツをしようというのが良い方に転がったという感じですね。だからあの時は「しっかり、しっかり」と、自分の中で唱えるように投げてたのは覚えています。

 

それ以降アジアパシフィックカップやワールドカップでも何度も代表に選ばれ世界中で戦っていらっしゃいますが、ご自身のダーツに変化はありましたか?
 何度も行かせてもらっているおかげで、世界で有名な強い選手が見えてきました。その選手達のプレイを直接見ることによって、帰国すると毎回自分の中で何かしら変化が起きます。それは小さかったり大きかったりいろいろですが、「こうやってみよう、ああやってみよう」と研究するような余裕が出てきましたね。最近ではかなりゆとりができて、海外での試合中もだいぶ自分が出来上がっている気がします。

 

本当にたくさんの試合に出場されていますが、特に想い出に残っている試合はありますか?
 ハードではオーストラリアで開催された2005年のワールドカップですね。これは先ほどお話しした3位になった大会ですが、この3位を決める準々決勝の最後の試合の最終レッグが一番印象に残っています。点取りの過程は詳しく覚えていないんですけど、フルレッグになって結構先攻されちゃって……。相手も32という良い数字で残ってたんですが一回ミスしてくれたんです。私は111残りだったんですが、一投目が1に入っちゃってもうダメだと思いましたね。でも次はしっかり60に入ってくれて、最後は祈りながら投げたインブルが入ったので、すごく心に残ってるんです。
 ソフトでは去年IDFという、ソフトのワールドカップのような試合に出たんです。これはパーフェクトの上位者とDクラウンの上位者から選ばれた選手が国別対抗に出場するために来てたんですが、私はそんなことは知らなくて、自分の出られる試合に出場するために個人的に行ったんです。 そしてシングルスで勝ち進んで、ロシアのアナスタシア選手と決勝で戦って勝ちました。アナスタシア選手は女王のような有名な選手なので、この選手に勝てたのは本当に嬉しかったです。501のセパブルのダブルアウトだったので、ルールもハードと同じでしたが、ソフトで彼女に勝てたというのはすごく印象深いですね。

 

海外の試合には今年だけで何回くらい行かれましたか?そしてその感想は?
 今年は6回行きました。試合と試合の間隔が短かったので、6回行ったというよりは4回ぐらいという印象ですね。
 去年と今年でちゃんと自分のダーツが出来るようになりました。それまでは、出来るかどうか蓋を開けてみなければわからないというところがあったんですが、それが向こうに行ってもいつもと同じように出来る、もしくはそれ以上に出来るという感覚がつかめたのは去年・今年かもしれないですね。

 

始めた頃と比べて技術的にはもちろん、精神的にも変化されたことと思いますが、具体的には?
 ダーツを始めてしばらくは気合い重視で投げてましたね。その日良ければそれでいい、というようなところがあったかもしれません。最近は心の中も落ち着いてきて、その時頑張っていたひとつひとつの点を線で結べるようになってきました。線をつなげて伸ばしていこうと長い目で見られるようになったので、気構え的にも変わってきました。
 技術的にはもともとムラが激しいタイプだったのが、だいぶ安定してきたかなと思います。ただあんまり爆発力があるタイプではないので、もう少しド派手なプレイができてもいいと思うんですけどね(笑)。

 

ハードでそれだけの活躍をされてきたわけですが、ソフトではDクラウンからパーフェクに移行して、来年もそのままパーフェクトでプレイしていかれるということですが?
 今でも周囲からはハードのプレイヤーという印象が強いようですが、ここ数年はだいぶソフトの試合にも出るようになり結果も出せるようになったので、どちらかに重点をおくというよりも同時進行でやっていきたいという気持ちが強いです。もちろんパーフェクトについても出場できる試合は全部追いかけて穫っていきたいですし、ハードも代表になって来年のワールドカップにも行きたいです。

 

そうするとソフトだけでも十数回の試合があってだいぶ忙しい日々になりますね。
 そうですね、増えちゃったんですよね(笑)。今まではひとつの試合に合わせて調整していくというスタンスだったので、毎週毎週試合があるというのはちょっと大変です。でも毎年少しずつダーツを投げる時間が増えてきているので、最近はだいぶ身体が慣れてきました。あとは頑張るしかないです。ただどうしても疲れやすくなってきているので、睡眠は十分取るようにしてます。


ご自分で自分はどのようなプレイヤーだと思いますか?
 ざっくり言うとダーツの星を持ってる人間だと思ってます。父ともよく話すんですが「良い星の元に生まれたね」って。同じ技術の人でも星を持ってる人の方が勝つと思うんです。「この人こんなに上手いのにどうして勝てないんだろう」という人がいますが、試合の時などは自分の力以外で働くものがあると思うんです。私はそういうものを持ってる方だと思います。あとは心配性のポジティブタイプなんで、堅実であり楽観的であり、みたいな感じですかね。

 

試合に臨む前の調整や心がけなどはありますか?
 最近は特に、なるべく試合には疲れていない状態で挑みたいと思っています。何回かエネルギー切れでダメになったことがあったので、前日はできるだけ休養を取り、当日は投げ過ぎて疲れないようにペース配分を大事にしています。でも心配性なので、本当はずっと投げていたいんですけどね……。

 

今までにスランプはありましたか?
 ずっと無いって言ってたんですけど、最近はやっぱり出てきましたね(笑)。特にひどかったのが2年前と今年の前半です。
 なんでおかしいのか、なんでダメなのか原因がわからないんです。入らないのはもちろんなんですけど、いろいろ試してみてもダメで、どうしていいか分からない、方向性が全然つかめないんです。「これをこう直していこう」とか「ここをこう変えよう」というのさえ分かれば、何ヶ月かかっても頑張って直していくんですが、その方向性が見つからなかったのは苦しかったですね。迷ったというか、どうしたらいいのか全然分からなかったんです。

 

それはどのように克服したんですか?
 結局ずっと悩みながらいろんなことを試したりして、そうすると「あ、分かったかも」と一瞬良くなった気がするんですが「でもやっぱり違う」というのを何度も何度も繰り返して……。そうしているうちに形も変わっていったのか、ちょっとずつ良くなってだんだんと治っていきましたね。

 

では今も原因は分からずじまいですか?
 いいえ、治った後は原因もわかったんです。今年のスランプの場合は、私の投げ方と構え方のすごく細かい部分に問題があったんです。探してる間は、スタンスに問題があるんじゃないかとスタンスをチェックしたり、腕の構える位置を微妙に変えてみたりいろいろと試行錯誤しました。でも良くなってからはその形を覚えておいて、そこからずれないように気をつけてます。

 

決まった練習方法や時間はありますか?
 毎日この時間にこのくらい練習しようというのは昔から全然ないです。ダーツを投げる、触るという時は全て練習だと思っています。今横浜のナチュラルナインというお店に、行ける
時は週に3回くらい行ってますが、そこでお客さんと対戦するのも練習です。しない時でも投げられる環境を作っていただいているので、そういう時間を使って調整したりします。
 あとは毎週ハード2回ソフト1回のリーグ戦に参戦しているので、そこでの実践的な練習と、やる気と体力があればその前後に練習を多めに取るようにしています。それは一人だったり、誰か相手がいたりといろいろです。

 

一人で投げる時は決まったルーティーンなどあるのですか?
 特にないですね。点取りの練習が多いんですが、最近はダブルを含めた練習を取り入れていこうと思っています。周りに上手いプレイヤーがたくさんいるので、引き上げてくれるような実践練習ができるのは恵まれてると思います。そういう人たちと投げるのはハードが多いですね。

 

今ダーツで一番大事にしているポイントはありますか?
 飛びを良くしたいです。飛びを良くしてまっすぐにしたいんです。まっすぐに飛ぶということは、自分にとって気持ちよく投げられているというシンプルなことなので、まず気持ちよくできているかというのが最優先ですね。そのためにその場しのぎのことをしないで、我慢してこつこつ積み重ねていくようにしたいです。例えば、もっと腕を上げた方が狙いやすいかもしれないけどそこを我慢して、そうじゃない体勢の方が後々いいはずだからその癖をつける、というような。
常に自分が気持ち良く飛ばせる状態を保てるように、長い目で見て調整していくつもりです。

 

プロダーツプレイヤーというものについてはどのようにお考えですか?
 少し前まではプロと言われることに抵抗がありました。それはプロ資格というものがいまひとつ曖昧だったり、業界の体制も整っていなかっということもあると思います。でも最近はプロ団体もちゃんと確立してきていて、一握りですけど、プロとしてしっかり生活できる環境になってきました。なので、最近やっと「プロですよね?」と聞かれると「はい、そうです」と言えるようになりました。

 

尊敬するプレイヤーは?
 よく聞かれるんですが、あんまり多くのプレイヤーを知らないんですよね(笑)。でも目がいってしまうのは、どうしても海外の選手になってしまいますね。この人が絶対一番という人はいないんですが、長年トップにいてず~っと表彰台に昇っている人たちが何人かいますね。そういう選手たちは男であれ女であれ、みんな尊敬しています。

 

大内選手にとってダーツの魅力とは?
 競技としてではなくダーツというものを広く見ると、本当に人と人との繋がりが多いと思います。今は日本国内だけじゃなくて世界とも繫がっていますよね。例えば最近はスケートも人気がありますが、スケートリンクってどこにでもあるものじゃないです
よね。でもダーツバーはどの国にもどの街にもだいたいあって、それによって様々なコミュニケーションが取れるのはすごく楽しいと思います。
 競技でいえば、技術というより内面的なものが面白いですね。人間の手であれだけ細かいところを狙うものなので、みんないろんな葛藤を抱えてると思うんです。「今この人どう思ってるんだろう」「こうしたらどうだろう」みたいな駆け引きも魅力ですね。

 

プレイヤーの立場から今のダーツ業界を見ていかがですか?
 この10年の間にいろいろありましたが、とても良い方向に向かっていると思います。団体がプレイヤーのことを考えて動いてくれてますし、スポンサーだったりそれに携わる人たちも同様です。特に私の周りは、いかにプレイヤーを大事にするかということを考えてくれて、しかもちゃんと集中できるようにダーツ以外の面でもサポートしてくれるので、本当に恵まれた環境です。それまでのプレイヤーは資金の面でもアプローチでも何かと大変だったと思います。だから今投げているプレイヤーさんたちは、自分たちの投げる環境を整えてもらってるという今の状況に、ぜひ感謝してもらいたいと思います。

 

ダーツ以外の趣味はありますか?
 サーフィンをやります。暖かい時期はよく行きますね。冬もたまには行きますがだいぶさぼるようになりました(笑)。最初はちょっとだるかったりしますが、筋肉ができてくるのでその分体力もついてきます。そんなに大きな筋肉ではないと思いますが、少しでも筋肉がつく分、飛ばすのにちょっと楽だったりするんですよ。
 本当は定期的に続けていたいんですけど、海外の遠征などが続くとどうしても行けなくなってしまって、そうすると筋肉が落ちてきちゃうので、不安になりますね。

 

お店については?
 うちはダーツどっぷりというお店ではないんですが、ハード・ソフト共に頑張ってくれてるチームメンバーもいて、支えながらやってるので私としては居心地がいいです。
 ダーツダーツしていないところがいいですね。私はあんまりダーツ!っていうスタイルでやるとストレスが溜まっちゃって、オンとオフをはっきり分けたいタイプなので、今の距離感はちょうどいいです。もしかしたらもっとやりたい人もいるのかもしれないけど、みんな気遣ってくれるんです。
 私にとってはここがダーツのホーム、リーグ戦をやるのもここですし、最初の頃はここでしか練習してませんでした。ダーツといえばここ、とても大切な場所です。

 

今後の目標や夢を教えて下さい。
 ずっと目標として言い続けてきたことは、世界で認められるプレイヤー
になりたいということです。少しずつですが、最近だいぶ近づいてきたかなという気がしています。これからはもっとレベルアップして、先ほどお話ししたような、いつどんなときでも表彰台に上がれるような世界のトッププレイヤーになりたいですね。「世界で強いプレイヤーは誰?」ってなったときに名前が出るようなプレイヤーになりたいですね。

 

「日本には麻由美がいるぞ」と。
 そうです。「どこの国の誰が強いの?」って聞かれた時に世界中で私の名前が出るようになったら嬉しいです(笑)。

 

最後にメッセージはありますか?
 まずは、長い間投げてきましたが、その間いつも応援してくれてる方々に心からお礼を言いたいです。そして、なんとなくダーツをしている人から一生懸命やってる人まで幅があると思いますが、みんなが少しずつでも、ダーツがもっとメジャーになるように考えてもらえたら嬉しいです。一人の意思ってすごく大切だと思うので、もし何かできることがあったら人任せにしないで、どんなに小さなことでもいいので頑張っていきましょう。

最近大内選手は奇麗になったという話をよく聞きますが、何か変化があったのでしょうか?
 え~、そうですか~。それは嬉しいですね。きっと大人になったんですよ(笑)。どうもありがとうございました。

 

ダーツテクニック

グリップについてお願いいたします。
 元々は今とは違う持ち方をしていましたが、その時は指先で持っていたのか、「もっとしっかり持った方がいいよ」と言われて、それから今の形になりました。特に意識もしないで、ぱっと持ってそうなった感じなので、左手で同じようには持てないんですよね。
 私のグリップはちょっと特殊かもしれないんですが、親指の先端にバレルが乗って、その上に人差し指がかぶるという形です。それに中指と薬指が自然な状態で触れてるくらいです。薬指も先端の下に入っちゃうと投げられないので、サイドよりは少し上の方に軽く置いているのが今の自然な形です。グリップは若干のずれでだいぶ変わるので、毎日ちょっとずつ気にしています。一番意識しているのは握りすぎないこと。ぎゅっと持ってしまうと手離れが悪かったり飛びが悪かったりするので、なるべく軽く。軽く持てれば持てるだけ調子がいいですね。

 

スタンスとセットアップはどうでしょうか?
 足の角度はミドルです。斜め横に寝かさず、つま先で立たずという角度で構えます。昔は足の重心がつま先の小指側にあったんですけど、親指側に移動してから安定するようになったので、いつもそこに重心がくるようにしています。それから前に突っ込みすぎないようにすることも意識してます。
 セットアップは立ってから腕を上げるくらいの意識で、一緒に腕から入らないようにしています。そうすると力が入るので、なるべく下半身を決めてから上半身の力を抜くというようにしてます。そしてその力が抜けた状態で、楽なところに手を持っていくという感じです。

 

肩はいかがでしょうか?
 力を入れすぎないということがポイントなので、あまり内側に入ったりとか、手を上げすぎて肩に力が入るということがないように、常に力が抜けてる状態のところで構えるようにしています。力さえ抜けていれば肩を意識することはそんなにないですね。


肘については?
 肘の高さというのは微妙なラインで、ポイントになってくる部分だと思います。私の場合は、狙いたい時に力が入ってくると腕が上がりやすいんです。そうすると益々力が入って上に飛ばなくなるという悪循環になってしまうので、最初の時点であんまり上げすぎないようにしています。それと、構えた腕が肘から真っ直ぐになるように意識しています。なるべく肘が開かないように、逆に内側に絞って手の方が内に向いちゃうのもダメなんですけど、そこが真っ直ぐになるように気をつけてます。

 

テイクバック・フォロースルーについては?
 周りからは「全然引いてないね」ってよく言われるんですけど、本人的にはちょこっと引いてるつもりなんですよね(笑)。私のテイクバックは大きい方じゃないし、大きくするとぶれちゃうので、そんなに大きく引く必要はないと思うんです。でも全く無動作でやるとやっぱり硬いので、柔らかく腕が出るくらいはちょこっと動かしたいと思ってます。なので、練習の時には普段より大きく動かすように意識しているつもりです。出す時は構えた状態からそんなに動いてないので、矢の先がそのまま狙いたい方向に飛んで行くようにラインを追わせて、それと一緒に手を伸ばしているという感じです。

 

以前から比べるとかなりテイクバックが短くなった気がしますが、それはいつ頃からですか?
 動きをコンパクトにしようと思った時期があったんですよね。いらない動作はただ無駄なだけだから省くべきだなと。それがいつの時期だったかは覚えてないんですけど……。でも元々そんなにたくさん引く方ではなかったので、ただ位置や場所が変わっただけだと思います。
 昔は構える時に顔にくっついていたんですけど、もっと矢を全部見たいなと顔から離して処理するようになってから短くなったかもしれません。ただそうするときついので、最近は全体的に顔寄りに持ってくるようにしました。引く動作は変わらないんですが、肘を少したたむような感じになってるので短く見えるんじゃないでしょうか。

 

リズムについてお願いいたします。
 リズムは私の中でとても大切な要素です。いつも一投目のリズムが遅くて、ちょっと良くないなと思うんですよね。二投目から三投目はトントンといくんですが、一投目を投げるまでにちょっと時間がかかってしまうので、そこがずっと課題なんです。リズムが良ければ楽に長時間投げていられるし、のってしまえばすごい安定感が出ると思うんです。精神面にも負担がかからないですからね。スタンスに入るところからリズムが始まってるという捉え方で三本投げる。投げ終わってやっとリズムが終わる。もっと言えば投げ終わったダーツを取りに行くのも同じリズムで、というくらいいつも決まったリズム感で投げたいなと思ってます。私のリズムはけっこう早いので、遅い人はちょっと苦手なんですよね(笑)。

 

飛びや回転については?
 昔はダーツ自体を全然見てなかったんです。とにかく投げたら刺さる、という感じで、どうして狙ったところに行ったのか、どうして狙ったところに行かないのかという理由がまったく分からなかったんです。それがダーツの矢を見るようになってから安定感が出てきて、自分に自信や理屈がくっついて来るようになりました。私は矢飛びを見て調整したり狙ったりしたいんです。真っ直ぐ飛べばあとは上下するだけなので、より簡単じゃないですか。だから飛びがよければやることが少なくなると思うんです。私の中ではいろんなことをごちゃごちゃ考えるよりも、シンプルにするために一番手っ取り早いのが飛びを良くすることなんです。
 回転は勝手にかかっちゃうんですよね。無回転で飛ばしたいのにかかっちゃうというわけではないし、かけたいからかけてるわけでもないんですけど、かかってることに特に問題はないと思ってるのでそのままにしています。

 

スピリットはいかがでしょうか?
 負けず嫌いと言われるんですけど、そうなんでしょうかね(笑)。負けそうになった時にガッと現れる自分がいるのは確かですね。一番でいたいというのが強いです。熱いのを前面に出すタイプではないですが、熱くなっているのを出すのが悔しいので、冷静に見えるようにしているのかもしれないですね。赤い炎というよりは青い炎が燃えてるタイプかなと思います。

DYNASTY よろしくお願いいたします

ダーツのことならダーツハイブ!!

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