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No.2 Vol.6 2004年2月号 指と手首の筋肉の効果的な鍛え方

 読者の皆さん、平成16年、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくおねがいします。
 さて前回から始まりました「ダーツを科学する」ですが、1回目はいかがでしたでしょうか。内容が難しいとか訳わからん話とか、いろいろご意見があろうかと思います…。

 

ダーツにおける手の筋肉の動きと神経の関係

 さて今回は、前回お話した筋肉が動くメカニズムをもとに、ダーツにおける手の小さな筋肉の動きと神経の関係をお話ししましょう。
 またそれをもとにこれら小さな筋肉の鍛え方についてもお話ししようと思います。
 話はまったく変わりますが、最近小学校などでは子供の数が減ってきたこともあってか、先生一人が担当する児童数は約20から30人になったようです。まさに隔世の感です。かく言う私が小学生の時には40から45人だった記憶があります。
 今の先生は、私が小学生だった当時と、単に人数の比較だけからいくと、圧倒的に楽そうに見えますね。でも現代の世知辛い世の中、どうでしょうか、小学生を取り巻く情勢も
様変わりしました。過激なお受験や変質者などの学校への侵入と暴力沙汰、防犯ベルなどなど、私たちが小学生だった頃と比べて、にわかに信じがたい事例が続出しています。これらに現在の先生達は対処しなければならないわけです。
 つまり私たちが小学生だったときよりいろいろな面で質的に求められるものが高くなったようです。以上は何にもダーツとは関係無いような話なんですが、実は筋肉とそれをコントロールする神経とは、今時と昔の小学生—先生との対応と似た関係があります。
 

では本題に入りましょう

 筋肉は神経という電線にコントロールされてはじめて意思に従う適切な動きが可能になります。これは前回の第1回の話をご参考にしてください。しかし、「肩」と「手」ではこの電線の配線のされ具合、またはその配線密度が大きく違うのです。
 たとえば、一本の神経がひとつの筋肉しかコントロールしていない場合、児童と先生の関係からいうと、これはほとんど個人授業とみなすことができますね。きわめてきめ細かい丁寧な指導を行えます。最近の受験予備校は一人の児童に複数の先生がつくこともあるようですが、昔では信じられないことです。こういった場合なら一対一よりもさらにきめ細かい指導ができますね。

 

手で精密で巧妙な運動、専門用語で「巧緻運動」という

 このことは筋肉にも言えます。手、口の周り、目玉を動かす筋肉などは、より細かい精密な動きが必要とされる筋肉です。手で精密で巧妙な運動(これを専門用語で「巧緻運動」といいます)を行うとか、言葉をしゃべるとか、「目でものをいう」、といわれるような目の動きには神経と筋肉との関係がより緊密でないとできないんです。
 しかし、肩や股のように大きな運動(これを専門用語で「粗大運動」といいますが)を行う上では、運動自体が大雑把な動きなので、神経は筋肉に対してそう細かい指示を必要としません。
 つまり、かつて私たちが小学生だったときの先生と児童のように、先生(1個の神経)は多くの児童(筋肉)を相手にしなければなりません。したがって児童数が多いので細かいところには目が行き届かなくなり、多少のことには目をつむっているということなんですね。
 少し難しい言葉で言いますと、ひとつの運動神経が線を伸ばしている筋肉のグループを一まとめにして運動単位といい、ひとつの運動神経が線を伸ばしている筋肉の数を神経支配比といいます。手指や目の筋はこの比が小さく(つまり先生が指導する児童数が少ない)、肩や股関節の周囲の筋はこの比が大きい(つまり先生が指導する児童数が多い)のです。

 

手の指などの小さな筋肉は大きな筋肉と比較して疲れやすい

 では、今度はこんなことを考えてみてください。ダーツを投げるときは肩はほとんど動かしませんが、飛んでいくダーツの方向などを上手くコントロールするために、手首や指の筋を巧みに、それも微妙に使います。手の指などの小さな筋と肩周囲などの大きな筋群とを比較した場合、疲れに関してはどうでしょうか。手指の筋は過度に働かすとすぐ疲れてきますね。握力を増進させるパワーグリップなどを使用すると、手の筋はすぐ疲れますよね。だけど毎日歩いたり走ったり重量物を持ったりして酷使している足の筋群はなかなか疲れませんよね。こういった微妙な動きを必要とする筋肉に対しては、単に筋力をつけるだけでは、ダーツの技術向上にあまり貢献しないでしょう。
 ではどんな方法ならこういった小さい筋肉をトレーニングすることになるのでしょうか?プロのボディービルダーの中には手の中の小さな筋を鍛えるためにきわめてマニアックなトレーニングを行っている方々もおいでです。しかし、その方法は皆さんのような一般読者の方々には時間的にも内容的にもかなり難しいと存じます。ではこういったトレーニングを手軽に行うにはどうしたらよいでしょう。

 

手指や手首の筋の鍛え方は、まるでゴルゴ13のようだ

 かつて、銃をはじめて持った人が、金属製の重い銃の銃口を適切にコントロールして相手を殺傷するために行った手指や手首の筋の鍛え方があります(ゴルゴ13のようですが)。これを今回ご紹介しましょう。
 ご用意いただくものは、サランラップなどの芯を1本、1メートル程度の紐を1本、後は適度な重さ(500グラム、600グラム、700グラム、など、細かく重さを変えられるものがよいかもしれません)のおもりです。おもりは紐にくくりつけられるものがよいですね。サランラップの芯の真中にその紐を結び付けます。さらにおもりをひもにくくりつけてください。準備はこれだけです。これを両手で持って、ひもをサランラップの芯にくるくると回しておもりを上昇させていってください。上昇させただけではだめですよ。おもりをおろしていくときにはすとん、と重力に任せて落とすのではなく、サランラップの芯から巻き取ったひもをゆっくりはずしていってください。軽いおもりで早く巻き上げ、巻きはずし運動ができるようになったら、徐々に重いものに変えていってください。そして少しずつ早く行えるようにしてみてください。ただし、速さを競うわけではないのでそこのところをお間違えなく。また、急に重いおもりに変えないようにしてください。手首をいためる元です。この運動を開始してしばらくの間は筋肉痛が発生することがあります。一日おきに週に2ー3回程度行うようにしてください。
 そう、あくまでも訓練は自分のペースで、無理はしないように行ってください。自分の好きなことにはついつい一生懸命やりすぎてしまいます。
 特に手を良くお使いの仕事の方は、この訓練をやりすぎたということで仕事に支障が出ることがないようにお気をつけください。
 くれぐれも申し上げますが、肩、肘や手に障害がある方、またやりすぎには十分ご注意ください。

 

訓練効果としてダーツが軽く感じるようになる

 この訓練に大分なれたころにダーツの練習をしますと、まず、ダーツがとっても軽く感じるはずです。軽さを意識していただいたら、訓練効果は出たものと考えていただいてよいかと思います。
 しかし、この状態でダーツを投げると、重力が低いところでボールを投げたときにものすごくよく飛んでいくように、軽くは飛びますが、まだまだコントロールが十分ついていないかと思います。はじめは戸惑うかと思います。そ の後は目で的を見て、コントロールを付けていただくことになります。筋肉を鍛えたうえで、さらにコントロールをつけるための実践練習を行ってください。

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