Special Person Interview

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集中しきれたときに、何かを学べるスポーツ vol.11 2005年1月 コリン ロイド インタビュー当時、世界ランキングNO.5が語る

練習方法

飽きないように工夫し続けることが重要。

 私たちプロプレイヤーもいつも悩んでいるのは、効率の良い練習方法についてです。私はPDCに属し、毎週のように厳しい戦いの場に出向くため、移動の時間などを含めますと、ダーツに対して割いている時間は、やはりアマチュアの皆さんとは比較にならないことでしょう。それ故、ある意味では、皆さん以上に自分で飽きない、また新しいヒントを得ることが出来るような練習が最も重要なポイントなのです。他のプロプレイヤーを見ていて、いつも思うのですが、同じように練習時間を費やしていて、どうして数年後全くダーツは違う道を辿るのか。どうしてあるプロはランキングを上げることが出来、あるプロは下がっていくのでしょうか。ダーツということを職業にしている私たちは、この練習というテーマについて、毎日考え、迷い、苦しみ、まさに永遠のテーマなのです。
 私が実行する幾つかの練習方法を挙げますが、それがすべてでは勿論ありません。長い間、ダーツをプレイしてきて、それは私のルーティンともいえるものだからです。皆様が取り入れて、もし合わなければ、同じことをする必要は無いと思います。
 しかし、一度はトライしてみて下さい。きっと、新鮮なヒントを目と身体で感じ取ることが出来ると信じています。
■ 椅子の上に乗って投げる
 いつもと違ったところから投げるため、目の高さの訓練になる、と同時にいかに、足腰が重要なポイントなのかを体得できます。どっしりと構え、身体を動かさないでプレイすることがダーツ上達の秘訣ですが、特に足腰はわずかな動きも許されません。
■ 床に膝をついて投げる
 下からボードに投げることの難しさを知ることができます。ダーツというのはある意味において重力との戦い、どうしても上から下に投げる方が容易です。しかし、特に重要な20トリプル、20ダブルはダーツボードの中でも、高いところに位置しています。下から上に向かってスムーズにダーツが飛んでいくようにならなければなりません。私たちハードダーツプレイヤーにとっては、501ゲームの勝敗を決める、必須の重要な場所です。ひざまずいてプレイしても20にダーツが楽に飛んでいくようになったら、普段のダーツフォームで投げるのは苦にならないと思います。また、上の項目同様、目とダーツとボードの距離感を養うことにも役立ちます。
■ ダブルとトリプルのラウンドプレイ
 ダブルとトリプルを徹底的に投げます。毎日、それぞれを1週、2週と訓練を重ね、時間を短くするようにします。やがて、その場所に飛んでいく自分なりの軌跡を描けるようになり、試合で追いつめられたときなど、その練習を頭に浮かべ、軌跡通りに投げてみて下さい。あれだけ練習の時に入ったのだから、試合だといって入らないわけがない。
 そんな自信が生まれるように、練習とはあるべきものだと思います。


グリップ

自分の個性を大事にしよう。

 どんなグリップが良い持ち方なのか。よくペンを持つ形と表現されますが、ようするに自分にとって違和感の無い持ち方が、その人にとって最も投げやすいからなのです。子供の頃から慣れ親しんでいるペンを持つ形は、やはり自分なりに工夫を重ねてきた訓練の賜です。滑りにくく、指に馴染み、そしてそれほど力が入らない…。各々が培ってきた、筋肉の感覚を簡単に他人に伝えることは容易な事ではありません。それと同様、ダーツのグリップも同じことが言えると思います。
 何よりも自分の感覚を大事にして下さい。より上手なプレイヤーやプロのグリップを真似て、参考にすることは良いことですが、いくらあこがれる選手だからといって、同じコピーのグリップをすることは勧められません。その人の使用するダーツの形態、指の形、手の大きさ、スローイングスタイル、それぞれに密接に関係しているので、あくまでも一時の練習の参考にコピーする程度で止めておきましょう。必要以上に人のコピーをすると、もしかして百害あって一利ナシ、自分の個性をも失いかねません。
 大事なポイントとして、ダーツの重心を持つ、掴むということでしょうか。その点だけ気をつければ、後は自分のフィーリングに合ったダーツを探し、練習あるのみです。皆さんは箸という文化をお持ちですが、ペンを握るグリップと全く同じですか?よく見比べてみると、微妙に違うでしょう。ペンも太かったり、細かったりすると、握る形は微妙にずれたりします。
 自分で納得いくグリップに行き着くまでには、かなりの時間が必要かもしれません。しかし、その試行錯誤もダーツ。実に楽しいではありませんか。


スタンス

私のスタンスは…。

 皆さんもテレビなどでご覧になっても、気がつくように、英国のプロプレイヤーもスタンスは人によって違います。共通点は何でしょうか。
 私の場合はスタンダードなので、それについて説明しましょう。スローイングで私たちは思いきり投げるのですが、身体が前方に一緒に動かないように、しっかり構えることでしょう。よく投げる際に左足が揺れているように見える、との指摘がありますが、それは人によって、足の加重が異なるというポイントからくる相違点です。右利きなら、右足が前に出ますが、私の場合、ほとんどの体重をかけたいと思うほどに、右足に加重します。実はそれの方が、より安定するからです。左足が浮き上がることはありますが、けっして右足が浮くということはありません。手が右利きの私にとっては、右足が強いということが、ダーツの出来不出来の鍵を握るのです。どんなスポーツでも足腰、やはりダーツも例外ではありません。そのため、皆さんの中でも、かつて他のスポーツをしていた方が、最近ダーツを始めたばかりなのに、あっという間に上手になったなんて例を見かけるはずです。鍛錬された足腰はどんなスポーツにも役立ちますね。
 左足は、勿論バランスを取る上で重要なのですが、あくまでもそえるように…と考えています。右足と腰でしっかり構え、思い切り投げても身体がふらつかないように、スタンスを取って下さい。

90度に保てたら悩みも少ない。

 ボードに対して、肩の向きはプレイヤーによって違います。論理的にはダーツボードに対して、90度の角度が正しいと思います。肩と身体、ダーツを放すポイントからダーツボードまでが全て一直線だったら、迷いも少なくなるではありませんか。プロプレイヤーでも目指しているプレイヤーは多いのですが、なかなか難しいのが現実です。
 また、それをキープして、長いゲームをするということは、身体の筋肉に相当な期間、覚え込ませなければなりません。どうしても楽な方、子供の頃から染みついた投げ方に、つい戻ってしまいがちです。最近、私は成績が向上していますが、昔と比較して肩の向きが、より90度に近づいているように思います。いつも意識して、ダーツをしているのですが、やっと身体に染みついてきたのかもしれません。
 プロの中のプロ、フィル・テイラーは肩の角度を完璧なまでに90度の角度を保ちながら、プレイを続けています。皆さんも大いに参考にされたらと思います。


いかにスムーズに動くかがポイント。

 肘というポイントは非常にダーツにとっては重要なテーマです。
 構える肘の高さや、いかにスムーズに動くかは身体によって違うので、人によって異なってよいでしょう。最も大事なことは、スムーズに手を動かす為に、曲げる関節の部分にけっして力を入れてはいけないということです。力を入れすぎると、肘より先の筋肉に多大な支障が出ます。曲がった肘を支点にしてその先が動くためです。ですから、グリップはしっかり握りながらも、関節には必要以上の力がはいらないということが、求められます。
 手がいつものように動かないと感じたら、肘の筋肉を意識してみて下さい。驚くほど、相関関係があります。試合などで緊張して、手がスムーズに出ないと思ったら、肘に注意することです。腕、肘、手は一体ですが、筋肉は見事に分かれているものです。
 力が入らない方が、腕と肘の関節を支点に、いつも同じ運動をすることにおいてスムーズに動く、それを覚えておきましょう。


テイクバック

同じポイントに引く運動。

 テイクバックはようするに、ダーツをいつも同じ場所に引くという運動です。ダーツプレイの運動とは、同じポイントにダーツを持ってきて、力を蓄え、そのパワーを解放しながら、目標にダーツを刺していく…論理的に解説するとそうなるのでしょう。しかし、動きが少なく、目標の的が小さいダーツというゲームは、少しのずれでも結果的に数センチの誤差となり、それをいかに正確に投げられるかを競う競技なのです。
 試しに、引くところを自分で意識して違った場所に引いて投げて見て下さい。ボードに刺さったダーツは、とんでもない場所にありませんか?。
 本当に思った以上に正確無比に、テイクバックは同じ場所に同じスピードで同じ力でということが、要求されます。突き詰めると、実は奥の深いスポーツなのです。
 また、大きな要素として利き目の問題があります。ダーツの場合引くときに、ボードの目標とダーツの先を軌跡に合わせて、引いてくるのが一般的です。右利きの場合、利き目は右の人が多いのですが、それが左目だと、描く軌跡は全く違ったものになります。
 この軌跡は人によって全く異なるため、練習でしか身に付けることはできません。しかし、訓練を積み重ねると、テイクバックが終了した瞬間に、「やった、入った」と確信するような出来事が起きるでしょう。私もその快感を忘れられないため、今日もそのポイントにいつもテイクバックできるよう練習を繰り返しています。


フォロースルー

的にパワーを解放する。

 テイクバックで蓄積したパワーを的に向かって、思い切り解放します。絶えず同じ速さと力、リズムなどが要求されると同時に、手や肘、腕などがフィニッシュした時に同じ形態をしているように気をつけて下さい。そうでないと、毎本、形の違ったフォロースルーでダーツを投げているということになり、正確性は生まれません。
 フィニッシュの最後では手をボードに投げつけるようにとか、いろいろな表現がされますが、手の形状から分析すると、必ずバレルから最後に離れるのは人差し指です。大きな研究テーマだと思いますので、自分のグリップとスローイングスタイルを分析してみて下さい。
 また、よりパワーを加えるために、手のスナップは少し折れて完全に投げきることが出来るように練習することをお勧めします。投げきると、手の甲は自然に折れ、斜め下を向きます。ダーツにたまったパワーを完全に解放するということです。
 腕全体がまっすぐ伸びるのか、それとも曲がった状態でフィニッシュするのかは、PDCのプロプレイヤーでも個人差があり、見解の分かれる問題です。使用しているダーツの重さ、ハードダーツをプレイしているのか、またはソフトなのかによって、微妙にスタイルが違ってくることでしょう。


リズム

帽子は拾わないこと。

 リズムというテーマは全く人に自分の感覚を伝えることが出来ません。他人のプレイを見ていると、「ずいぶん早いな」とか、「ちょっと遅いな」なんて、感じるものですが、どのくらい早いのか、遅いのか、自分の中でも明確ではありません。しかし、同じリズムを保つということがダーツでは求められると思います。同じプレイの中で3本のダーツにおいて、試合中でワンレッグ中において、そして全部の試合の中での進行において…。
 よく「ペースを乱されて、投げるのが早くなってしまった」とかを耳にしますが、ようするにいつも投げているリズムでプレイできないと、全く別物のようなダーツになってしまうのです。時々、1本入ると大げさに喜んでからまた投げて、はずれると大きな溜息をついて、そして次のダーツを…なんてプレイをしているプレイヤーを見ますが、上達への道は遠いと思いますよ。
 何が起きようとも、平然と自分のリズムを守ってプレイし続けるなんて、神業のようなものですね。しかし、どんな達人でも、それを目指し、努力によって克服していると思います。最近、ゴルフというスポーツが好きでよくプレイしているのですが、ジャック・ニクラウスという有名なプロプレイヤーがいます。パターを始めた時に突風が吹いて、帽子が飛ばされたが、そのまま気づかず、パターし、見事優勝なんて話が伝説になっていますが、自分のリズムに入るとすべてが目に入らなくなるのでしょう。それほど集中している証拠だと思います。
 私も次回の試合から帽子をかぶってプレイすることにしましょう。風で飛ばされても、けっして拾いには行きません。

集中力

集中してこそ学べるスポーツ。

 ダーツというスポーツは非常に精神の鍛錬に良い競技だと思います。どうしてなのかと言いますと、絶対的に集中しなければ、狙った場所にダーツを投げることが出来ないからです。それはあらゆる個人競技に言えることですが、他人のせいにはできませんし、ただ結果が悪かった場合は自分に対して言い訳をするのみです。
 練習中でもそうですが、何か他の事を考えながらダーツをしていても、いったい何を課題に今日はしているのか?と気付く瞬間はないでしょうか。ダーツというのは、ただ単に、いくら長い時間、練習に費やしても上達するものではありません。短い時間でも集中し、ダーツのみを考えてプレイして下さい。それが、自分の真のダーツを探す道だと思いますし、人生においても役立つようになると思います。集中しきれたときに、何かを学べるスポーツなのです。
 仕事でいろいろなテーマを短い時間でテキパキと幾つかこなさなければならない時、頭を次々と切り換えても集中力が求められる時、実はダーツというのは忙しい仕事をしている方に向いているのかもしれません。


ダーツについて

誰でも一緒に遊べて、気軽にできるスポーツ。

 この雑誌をお読みになっている読者は、勿論ダーツプレイヤーの方が多いのでしょうが、皆さんどのくらい入れ込んでいますか?最近始めたばかりで、これからマイダーツを買うか迷っているところでしょうか?それとも、リーグ戦に参加して好成績を収め、一歩レベルアップしたところでしょうか?はたまた、日本でトッププレイヤーになったという方もいらっしゃるかもしれませんね。
 私が最後に是非言っておきたいのは、ダーツというゲームは、どんなレベルでも、また年齢を問わず、みんなが一緒に遊べる素晴らしいスポーツだということです。そして大きな施設も必要ありません。気軽にできるということで英国で定着してきたのですから、必ず日本においても一過性のブームに終わることなく、よりポピュラーになることを信じています。ダーツによって友達ができ、ダーツによって恋人と巡り合い、時には涙し、あるときは人生が切り開かれる…。それがダーツの神髄、ダーツの心だと思っています。当然、日本のダーツ界においても英国同様、山あり谷あり、紆余曲折があるでしょうけれども、より一層の発展を願ってやみません。
 私も、今まで以上に悔いのないダーツがプレイできるように精進したいと思います。

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