Special Person Interview

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俺を負かさないと世界はないよ、そんな練習台になりたい… vol.37 2009年5月 上總 昌記 ダーツは本当に楽しい

ダーツを始めた時期ときっかけは?

 始めたのは20歳のときです。その頃、兄がダーツを始めて朝帰りをするようになったんですよ。最初は「一体何をやってるんだろう?彼女でもできたのか?」と思ってたんですけど、ある日ボードを持って帰ってきたんです。そのとき僕も初めてやらせてもらったんですけど、全然入らなかったですね。兄貴と対戦してもいつも負けちゃってました。
 あるときリーグ戦が近くであるから見に行くかと誘われて行ってみたんです。そこの会場で、ジョン・ローとエリック・ブリストゥの試合のビデオが流れてたんです。僕はずっと見てたんですけど、「プロっていうのはこんなに入るのか」と驚きましたね。そのとき「よし、自分もやってみよう!」と、それから毎日練習するようになりました。それがきっかけです。

 

その頃の練習時間はどのくらいですか?

 当時は学生でしたので、昼ごろから夕方5時~6時くらいまで投げてましたね。

 

 

練習方法はどうでしたか?

 その頃は60しか狙いませんでした。とにかく3本を20に入れることだけに集中しました。自分でいろいろ投げ方を考えて、機械のような投げ方をしてましたね。

 

ダーツは何を使われてましたか?

 兄のお古を使ってました。当時ダーツというのは3万~5万くらいする高いものでしたからね。リーグ戦に行くようになって、他の人からだんだんいろいろなダーツを投げさせてもらったりして、結局『スタッグ』というダーツに落ち着きました。それを長く使ってましたね。

 

メーカーはどこですか?

 メーカーは忘れてしまいましたね。タングステン90数パーセントなのですが、落とすと割れちゃったりしてました。21グラムを投げてました。
 それからしばらくして遊びに行ったときに違ったダーツを紹介されて、その19グラムを今も使ってます。

 

ダーツ歴は29年ということですが、途中でやめられてたこともあるとか?

 そうなんです。仕事をやめたときがあって、家族もいるのでダーツどころではなくなってしまったというのが正直な事情です。92~93年頃から4~5年の間は投げてませんでしたね。
 しばらくして周りの人達が「なんでやらないの?みんな待ってるよと」言ってくれたんです。その頃は収入も増えて、生活も安定しだしたのでまた始めました。
 それから1年くらいかけて練習して、このくらいならなんとかなるかなと、トーナメントに参加し始めました。


ソフトを投げるようになったのは?

 ソフトのブームが来て、これがソフトのダーツだよって渡されたら、カウントアップで1000点出ちゃったんです。そのときのダーツがボブ・アンダーソンだったので自分でもボブ・アンダーソンを買ってきて、グリップが合うように逆付けしたりしているうちになんとなく面白くなってきちゃったんですよ。


その後ソフトのトーナメントにも出場されるようになったわけですね。

 その頃はトーナメントが面白い時期で、たくさん練習もしましたし、ハウスのトーナメントに出たら優勝や準優勝することが多くなってきたんです。04年にジョン・ローが来日したときに一度対戦したんですが、最後に16シングルに入れれば勝ちだというときにバーストしてダブルに入って負けちゃったんですよ。もうそれが悔しくて、今度は05年のMJに、ビッグネームがたくさんくるというのを聞いて参加したんです。


2005年のMJの大会ではジョン・パートを破り準優勝でしたね。

 勢いで参加して、あれよあれよという間に勝ち進んでいったような状態でしたね。
 ジョン・パートとの試合でのダブルトップですが、最初からダブルを狙ったわけではないんですよ。シングルシングルでいくつもりが、一本目が外に外れてしまい、もう一本投げたらまたはずれちゃったんです。こうなったら三本目はもうやるしかないと思って、ハードと同じようにちょっと内側のワイヤーに当てるのを狙ったら入っちゃったんですよね。こんな感じで勝った試合でした。
そういえば、その前にジョン・ローと対戦して、11月の借りをきっちり返しました(笑)。

 

そして決勝はフィル・テイラーでしたが、いかがでしたか?

 試合が始まるとフィル・テイラーと戦ってるという意識はなくなりましたね。ジョン・ローのときもジョン・パートのときも、僕はあまり外人に対してコンプレックスはないので、とにかくお互いに打ち合って入れあえれば楽しいダーツができると思って投げてるんです。このときの試合も、内容をあまり覚えてないくらい楽しんで集中してました。
 フィル・テイラーが、ここで入れれば勝ちという場面でわざとはずしてくれて「ほら入れてみろ」みたいなときがあったんです。そのとき本当は、フィル・テイラーの顔を見て「入れちゃうぞ」ってパフォーマンスをしようかななんて思ったんですけど、そんな失礼なことしちゃまずいなと思いながら投げて…このときもやっぱりダーツって楽しいなと思いましたね。


もうソフトはあまり投げられてないようですが、現在の取り組みはいかがですか?

 もう若くないので、代表になろうとか優勝しようとか、そういうところからは一歩も二歩も引いちゃってるんですよ。ただ、若いプレイヤー達が育ってきてるので、そのプレイヤーたちの相手になればいいかなと思ってます。でも相手をするからには自分にも実力がないと相手にされないじゃないですか。そういう意味ではまだまだ練習は必要だなと思ってます。
 カッコイイ言い方をしちゃえば「俺を踏み台にしていかなければ世界はないよ」と。そういう意味で自分が壁になろうかと思います。俺を負かさないと代表はないと言えるような、そんな練習台になりたいですね。


おととしのワールドカップでは日本代表でオランダに行かれましたが、いかがでしたか?

 代表は87年のデンマークで一度行ってるんですが、その頃は若かったから無我夢中でした。今回は20年ぶりに行かせてもらったんですが、年齢も最高齢なんで、ほとんどお父さん役ですね。自分自身でコンディションを作るのとそれを発揮するのが大変で、正直言うと「疲れた~」という気持ちでした。会場は昔と変わらずすごい盛り上がりで、この雰囲気を若いプレイヤー達が肌で感じて、もっと世界に出たいと思ってくれるといいなと思いましたね。

 

20年前と今回ではダーツに変化はありましたか?

 20年前の結果はもう覚えてないのですが、日本のレベルは確実に急成長してますね。昔は点の削りで100がやっとだったんですが、今は140・180などが連発するようなレベルになってますからね。あとは、今の日本に欠けてるのはアレンジの追い込みじゃないでしょうか。200切ってからのアレンジや、ダブルが残っても三本で入れられない、そこが一番の弱みではないかと思うのですが。


ソフトとスティールの違いはどんなことだと思われますか?

 魅力的には同じですよね。スティールの場合はダブルフィニッシュなので、ある程度技術が伴ってないと、なかなか入らないから面白い。ソフトはシングルアウトならば実力がついてくればパーフェクトゲームも可能になるところが面白い。どちらもそれなりの楽しさがあるんじゃないでしょうか。


今はどのくらい投げますか?

 今はサラリーマンなので、週一回のリーグ戦と月一回の大会への参加程度です。仕事柄毎週日曜日が休みではないので、たまたま休みがあった大会がソフトなら、ソフトにも参加しています。

 

今までで一番印象に残ったゲームはありますか?

 そうですねぇ…大会のときはとにかく集中してて、自分がどんな点数を出したかも覚えてない状態なんですよね。でも、初めてジョン・ローと対戦した試合と、ジョン・パートとパブでやった試合とMJのトーナメントですね。
 パブでジョン・パートと対戦したときは、140・140・140・81を上がれなかったら、彼はさっさと12ダーツで上がってましたからね。たぶん100スタートくらいで三本140が続いたから向こうも頑張って180出して、最後残り156だった記憶があります。このときは集中するとプロは違うんだなと思いました。ジョン・ローとは渋谷でエキシビジョンマッチをしましたが、僕はずっとジョン・ローが好きで憧れてたので、その相手と対戦できたことは絶対忘れられないですね。


ダーツの魅力は?

 なんで続けてるんだろうと思ったこともありますが、自分が狙ったところに入ったときの気持ちよさと、誰かと対戦してお互いにいい試合ができたときの満足感が魅力ですね。勝っても負けてもスカッとするのがいいです。僕はバスケットをやってたんですけど、遠くからシュートしたときの感覚と、ダーツが刺さったときの感覚が似てて、ストレス解消にもなるんですよね。


これからの目標や夢はありますか?

 今の実力を維持することです。年齢とともに肉体的にも精神的にも落ちてくるでしょうが、それを頑張って維持して、若いプレイヤーたちのお手本になりたいです。私を踏み台にして何人の若者が代表になるかが楽しみなんです。

 

ダーツと仕事の両立について

 若い頃は仕事が忙しくて練習ができなくて、だから試合に負けたと仕事を言い訳にしてました。まるで仕事さえなければ、みたいに思ってましたが、今は仕事あってのダーツだということがよくわかっています。
 仕事が70%で、趣味としてのダーツが30%です。時間が取れるときに取って、できるときに精一杯練習するんです。あまり意識しすぎるとストレスになってしまうので、できないときはしょうがないと割り切っています。


Darts Technique

スタンスは何に気をつけていますか?

 まず自然な構えを意識しています。(人はみんな体型が異なるので、自分に合った構えを意識しています。)

 

肩・テイクバック・フォロースルーは?

 体に無理のない形、目とダーツと目標を一直線上に置くことにより、肩・肘・手首の角度が決まると思います。そのまま肘をあまり動かさない様にテイクバックします。その時私は、指が目の下の頬に当ります。そのまままっすぐ目標に向かって手を伸ばします。投げるのではなく、肘の内側の部分をポン!と上げる感じです。つい投げようとすると、腕と指に力が入り、コントロールが狂って、体も動いてしまいます。肘の内側をポン!と上げると調子の良い時は、肩・腕・手首・指に力が入らずきれいなフォロースルーができます。

 

リズムは?

 投げるリズムは、三本共同じリズムが理想的とは思いますが、意識してもつい忘れてしまいます。忘れるというか、意識してはいないのかもしれません。ただ、一投ごとに「今のはテイクバックが早かった」「今のは指に力が入った」とか「今のはいい感じ」「57入れた!よし、40残り、2本目はダブルの内側のリングを狙って」など、頭の中で一本一本投げる毎に考えています。それが自分のリズムになっているのかもしれません。

 

ダーツの飛びについて

 ダーツの飛びは悪い方なので、人にどうこう言えるものではありません。私のダーツは左に曲がるので、自分のボードにささるクセを知っていれば対応できるかと思います。16ダブルなどは内側のワイヤーを狙ったり、10ダブルは外側のワイヤーを狙うことにより、クイッ!と曲がり、ダブルに入ることもあります。

 

精神統一について

 精神統一とは集中力のことだと思いますが、私は投げている時は、一本一本頭の中で考えているし、調子の良い時は自分のダーツに酔いしれていると思います。相手が100点なら自分も100点、相手が60点ならよし、100点取るぞ!2本目に60入ったからよしもう一本!よっしゃ、140だぁ~!などと自分のダーツを楽しんでいます。
 調子の悪い時は、頭の中で構え、テイクバック、フォロースルーや、指の力の入り加減や腕の振りなど、悪いところを分析しながら投げていると思います。それが集中につながっているのかもしれません。でも勝っても負けてもその時の自分の結果なので、ダーツは楽しく投げたいものです。

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