Special Person Interview

Special Person Interview Indexへ戻る

yujieguchi,江口 祐司、ダーツ プロプレイヤー,ダーツ練習方法,ダーツトッププレイヤー,ダーツ テクニック、江口 祐司 ダーツ,江口 祐司 グリップ、江口 祐司 ダーツの基本,江口 祐司 ダーツの基礎

身体の軸 vol.45 2010年9月 江口 祐司 毎試合優勝するつもりで

最近は素晴らしい活躍をされていますが、転機になったのはご自分でいつ頃だと思いますか?
 大きなきっかけは2007年のスーパーダーツかなと思いますね。シングルスでタイトルを獲ったのが初めてだったんですが、それがきっかけで上のレベルでもやっていけるという大きな自信になりました。あの大会で今後もダーツを頑張っていこうと強く思ったんです。

 

昨年からパーフェクトに参戦されていますが、現在(9月10日)ではポイントランキング1位ですね。
 パーフェクトに関してはもちろん「やれる」と思って参戦してるわけで、毎試合毎試合優勝するつもりで戦ってはいますが、なかなかそうはいきませんね。今年は今のところ1位ですが、去年は最終戦までもつれてるので、まだまだ油断はできないです。去年僕は2位でしたが、1位だった山田選手とか3位ですごく追い上げてきた星野選手とか、やっぱり意識はしますね。

 

去年の最終戦はかなり熱い試合でしたが、あの時の精神状態はどうでしたか?
 年間ランキング1位になるために僕に残された最低条件が優勝で、なおかつ山田選手がベスト8以下で負けることだったんです。で、決勝トーナメントのくじを引いたら、僕と山田選手は当たらない山だったので、僕が直接倒すことはできなくなったわけです。そうするとベスト16あたりで当たる可能性のあった星野選手との対戦がポイントかなと思っていたんですが、星野選手がその前に負けちゃったんですよ。なので、これは準決勝まで当たらなかったらちょっと厳しいかなと思いながら進んでいったんです。年間1位にはなれませんでしたが最終戦はなんとか優勝することができました。その良い結果が今年の試合に生きてると思います。

 

2年目のパーフェクトは1年目に比べて違いはありますか?
 去年より人数が増えてるし、今まで見たことがなかったり聞いたことがなかったプレイヤーも出てきてますね。そんなプレイヤーたちと戦いながら勝ち上がっていかなくてはならないというプレッシャーは大きいです。周りも当然期待してくれてるだろうし、そういう期待に応えたいという気持ちが強いです。

 

最近はいろいろな大会で結果を残されてますが、特に思い出深い試合などはありますか?
 優勝した試合は全て憶えてるんですが、その中でも2008年のburn.の優勝は思い出に残ってますね。自分がダーツを始めた時から目標にしていた選手や他の団体で投げてる選手達とあの舞台で投げ合って、その結果勝つことができたというのは本当に嬉しかったですね。
 でもこの先にまだこれ以上の喜びが待っているんじゃないかと思うところが、ダーツをやめられない理由なんですよね。

 

先日は今年度のburn.でしたが、結果はいかがでしたか?
 僕の中では前日の予選がとても重要だったんです。自分に期待してくれている人や応援してくれてる人達からメッセージやメールをたくさんもらってたので、その期待に応えるためにも、とにかくグランドファイナルに残ることが今年一番の目標でした。正直言ってその先のことはあまり考えてなかったんですよ。で、運良く残ることができたら、つい気がゆるんでしまったというか……。勝ちたいという気持ちはもちろんありましたが、それよりも前日のやりきった感が上回っちゃってて、自分自身の勝利に対する意欲が少し薄れてたかなと、今になって思えますね。

 

ファイナルはアニー選手とハルキ選手の戦いでしたが、観戦していかがでしたか?
 今の僕の状態でやりあったとしても、はたして勝てるかどうかというくらいの打ち合いだったと思います。一昨年まで一緒にやってきましたが、今はちょっと先に行かれちゃったなという感じがありますね。入る入らないじゃなくて、その試合に対する姿勢もすごいし、メンタルの部分でも本当に落ち着いてて、堂々とした雰囲気がありました。あの試合は本当に名勝負だったと思います。

そして12日はPDJ FINALですが、抱負はいかがですか?
 もちろん予選に出る時点でPDC出場を目標にしてます。それが目の前にあるので、しっかり調整して、何がなんでもどんな試合内容でもいいから勝ちたいと思ってます。出場者全員同じ気持ちなので、気持ちの部分では絶対負けないようにと思います。経験の差もありますが、そのへんは気持ちでカバーしたいですね。

 

普段はハードは投げてるのですか?
 TDOのリーグ戦には参戦してますが、ハードの練習時間を特に作ってるわけではありません。僕は基本的にソフトを投げてれば、ハードもあまり変わらないかなという考えなので。

 

練習時間はどのくらいですか?
 普段店に出てる時にお客さんと対戦することが主な練習ですね。店が終わってからは一時間くらい集中して、ひたすらカウントアップをしながら飛びやフォームの確認をします。今のところ大きく修正しようと思ってる箇所は特にないので、とにかく安定させて毎回同じ動きができるように、同じリズムで投げられるようにというのを意識しています。フォームよりもリズムなどのルーティーンを大事にしていますね。

 

今までに怪我をしたりイップスになったりしたことはありますか?
 ありますね。4年くらい前にイップスになって、テイクバックしたところから手が出なくなりました。10ヶ月くらいずっとそういう状態で、トーナメントには出てたんですが結果は散々なもので、あの頃はホントに苦しかったです。でもそこでダーツを止めようとは思わなかったですね。これを乗り越えれば今より一歩も二歩も前進できると思ってたし、何よりもダーツが楽しかったんですよね。昔から一緒にやってる仲間が、ああでもないこうでもないとアドバイスしてくれたのもあって、今まで続けられたんじゃないかなと思います。

 

イップスになった原因はなんだと思いますか?
 イップスというのはメンタルからくるものじゃないですか。僕の場合は狙いすぎだったんだと思います。完璧に投げなくちゃいけないという気持ちからちょっとのズレが許せなくなって、そこからいろいろ考えるうちに手が出なくなってしまったんです。だったら何も考えずに投げようと、目をつぶって投げたりしてました。リズムを大事に普通に投げてれば絶対大丈夫だと思っているうちに克服できました。

 

それを克服して一回り大きくなられたように感じますが。
 それもありますね。その後も手が止まってしまったこともあったんですが、その時は自分の中で原因が解ってたんで、数日ですぐ治すことができましたね。

 

自分のことをどのようなタイプのプレイヤーだと思いますか?
 安定してるプレイヤーではないですね。気持ちでもっていくタイプなので、気持ちが乗ってる時というのは、どんな相手でもどんな状況でも自信を持って投げられるんです。ただその自信が崩れた時は不安定になってしまいますね。
 勝負どころで楽しめるタイプだとも思います。打ち合いしてる時や、この一本を決めたら勝てる、というような状況の時は「やってやるぞ」と「これを入れたらカッコイイぞ」といい意味でナルシストになれるというか、自分の世界に入り込んで投げることができるんです。
 自分の中ではもっともっと安定して、常に相手から嫌がられるような、相手が何を打っても全く動じないプレイヤーを目指してはいますが、まだまだそれには時間がかかりそうですね。でも年齢もまだ20代で若い方だと思ってるんで、今は勢いに乗ってがむしゃらにやっていく時期なのかなと。それがもっと経験を積んでいくうちに安定した力がついていけばいいなと思っています。

 

プロダーツプレイヤーとして気をつけていることはありますか?
 最近は体調面でのケアを気にしています。長い目で選手生命を見ていくと、今怪我をしたりすると元も子もないじゃないですか。だから週に一回は整体に行き、ゆっくり寝て、お風呂に毎日浸かるようにしています。

 

今ダーツで一番大事にしているポイントはありますか?
 体の軸ですかね。昔から、入れようとするとどうしても体が前に突っ込んでいく癖があるんです。だから体の軸をしっかりと意識して、無駄な力を入れずに必要最低限の力だけで楽にダーツを飛ばしてあげる。そうすることによって安定した飛びにもなるし、長時間投げても体に負担のかからないフォームができてくると思うので、軸は大事にしています。

 

ダーツの魅力は何ですか?
 ダーツを持ってさえいればいろんな人とどこへ行っても仲良くなれることですね。こんなスポーツは他にはないと思います。僕自身人見知りだったのが解消されて、どこへ行っても「一緒に投げましょうよ」と言えるようになったし、最近では僕を見てダーツを始めましたと言ってくれる人もいるんで、それはすごい嬉しいですね。そうやってどんどんダーツの輪が広がっていくのはいいですよね。

 

今後の夢や目標は?
 ここまできたらこの先もずっとダーツに関わっていくことになると思います。まずは今の店をもっともっと盛り上げて、どんなプレイヤーからも「あそこはいい店ですよ」と言われるような店作りをしていきたいです。プレイヤーとしては、この先何年も何十年もやっていけるかどうかはわからないですが、自分の体力と精神力が続く限りこのダーツの世界のトップで居続けたいと思いますね。
 そしてやっぱり世界という舞台で投げてみたいと思うので、そういう環境を徐々に整えていって、挑戦できる時が来たらやってみたいです。それが何年後になるかわからないし、もしかしたら来ないかもしれないけど、最終的な目標としては世界で活躍して、世界中のプレイヤーから「エグチっていうのはすごい」と言われるようになりたいです。

 

最後に読者にメッセージをお願いします。
 今は本やパソコンからもいろんな情報を得ることができると思うんです。些細なことが大きなきっかけになることもあるし、いろんな情報にヒントが隠れてることもあるので、それらを見つけながら投げてください。そして何よりも楽しみながら続けていってほしいと思いますね。
 ダーツは人と人との繋がりが全てだと思うので、今いる仲間を大事にして、そしていろんなお店に行って新しい仲間を増やして、もっともっとダーツを盛り上げていってほしいと思います。

 

 

ダーツ テクニック

GRIP

基本的には親指と人差し指の二本

 基本的には親指と人差し指の二本で持ちます。でも、この二本だけではバランスが取れないので、中指と薬指をチップに触れている程度で押さえる感じですね。親指の先のほうは神経が集まっている部分だから、ちょっとした拍子で力が抜けてしまったりするので、なるべく深く指の腹のほうで押さえるようにグリップしています。
 そのグリップを一度決めたら、最後まで形を変えないようにしていますね。スローイングする中で、手から勝手にダーツが離れるようなイメージが出来るグリップを心がけています。
 実はダーツを始めた頃は、人差し指、中指、薬指と親指の四本の指先でつまみ、親指とその他の指のプレッシャーが同じになるようなグリップで投げていたんです。でもその投げ方では、親指一本に対して対抗する指が3本ということで、力が分散してしまい安定感に欠けていたんです。やっぱり安定させるためには、親指と人差し指の二本で持つのがベストだという考えになってきて、今のグリップに至ったわけです。

 

TAKEBACK& FOLLOW THROUGH

強く、早くダーツを引いたからと言って、ダーツが強く、早く投げられるわけでは無い

 テイクバックは出来ればしないほうが良いという考え方もあると思うんです。それで、何のためにテイクバックがあるかと考えたんですね。強く、早くダーツを引いたからと言って、ダーツが強く、早く投げられるわけでは無いですよね。結局、スローイングに向かうタイミングをはかるためにテイクバックをすると思うんです。だから、必要最低限の距離のテイクバックが出来たら理想的ですよね。自分がテイクバックするときは、「いける!」と思ったときのタイミングでスローイングに持っていくのが、僕のテイクバックの理論なので、どこに引くとか向きをどうするとかいうことは全く考えていません。テイクバックは、あくまでもタイミングをはかるためのものという考え方です。
 フォロースルーは、自分の思い描いたラインに向かって腕を伸ばしていった結果がその位置になるということです。毎回同じ腕の振りをする為には、同じところでフィニッシュしなければならないと思うので、いつでもフィニッシュの形は同じにするということです。ダーツを投げるのは一連の動作ですが、その中に確認事項が幾つかあって、フォロースルーを意識すると、そこばかりに頭が行ってしまうんです。だから、それよりもフィニッシュの形を一緒にするということを心がけています。自分のフォロースルーした腕の先に、目標物が見えるようにということですね。

 

RHYTHM

繰り返し練習していく中で、意識せずとも自然に出来てくる動きというのがリズム

 ダーツではリズムが一番大事な部分だと思っています。3本のダーツで1ラウンドなので、その3本をいかに毎回同じように投げられるかが重要だと思います。そのためにはやっぱり同じリズムで投げるということですよね。ただ一言でリズムと言っても、結構勘違いしている人がいると思うんですが、早く投げればリズムが良くなっていいというものではないんです。そうではなくて、自分の中でのルーティーンと言うか、同じ動きや決まりごとと言うのを決めて、それを毎回実行できるかと言うのがリズムだと思うんです。その中から、自分の気持ちのいいタイミングやリズムが生まれてくるんです。だから、リズムは意識しますが、どこをどうすると言うことを先ず決めてから繰り返し練習をする必要がありますね。繰り返し練習していく中で、意識せずとも自然に出来てくる動きというのがリズムだと思います。だから、あせらずに自分が気持ち良く投げられる動きを、毎回意識していくことです。リズムの作り方は人それぞれで、グリップを確認したり、ユーミングをすることでリズムを作る人もいるでしょう。そういうことは、自分の中で決めていけば良いことだと思います。

 

DARTSの飛び

矢速に関しては、速くなり過ぎないようにしています

 飛びは…最近よくないです(笑)。本当に最近よくないんですよ。と言うのも、結果的にダーツが入れば良いという考えもあると思うんです。でも飛びが安定していないと同じ様な角度でダーツが入らないので、グルーピングしづらいというのも事実ですよね。その二つの考え方のバランスを取るのが難しいですね。勿論、きれいに飛んで、毎回同じ角度で入れることができるに越したことはないです。そのためにフォームを色々変えて練習するのもありだとは思います。でも、逆にそれを意識しすぎてしまうと、リズムが悪くなったり他に弊害が出る場合もあると思うんです。だから、飛びはきれいなほうが良いけれど、自分の中では今は、ダーツがいつも同じ飛びなら良いという考えになっているんです。それが例えきたない飛びだとしても、同じような飛び方で、手に残る感触も同じようなものならばいいのかなと思います。だから、飛びそのものはそんなに意識していません。
 矢速に関しては、速くなり過ぎないようにしています。速くなり過ぎるということは力んでいるということなんです。ダーツには必要最低限の力を伝えるというのを心がけています。

 

SPIRIT

勝って奢らず負けて腐らず

 自分が乗っているときは、ビジョンが見えるんです。勝った時の自分がイメージできます。つまり精神面も充実しているってことですよね。まあ、良い時は誰でもいいので、言うことはないですよね。逆に悪いときは、「デフレスパイラル」みたいな感じですよ。悪いイメージが悪い事を生んで、それが離れてくれないという繰り返しだと思うんです。だから、それはバシッと切り替えられるようなものをしっかり持っていないと厳しいですよね。でも実は、今僕の中ではそういうバシッとしたものが無いんです。そこが充実してきたらどんな試合でも、どんな相手でもいつも通りのダーツが出来るんでしょうね。基本的に、いつも通りのダーツが出来たら、誰にも負けないと言う自負はあるんです。だから今は、勝って奢らず負けて腐らずというポリシーでやってます。安定感あるのみです。常に平常心でいられたら、僕が勝ちますよ。そういうイメージは出来てます。

ダーツのことならダーツハイブ!!

ダーツハイブ ダーツハイブ ダーツハイブ ダーツハイブ ダーツハイブ ダーツハイブ ダーツハイブ
ダーツ屋どっとこむ ダーツ屋どっとこむ ダーツ屋どっとこむ ダーツ屋どっとこむ ダーツ屋どっとこむ ダーツ屋どっとこむ ダーツ屋どっとこむ
dartshive target fareast hard dartshive dartshive dartshive dartshive dartshive dartshive dartshive MONSTER BARRELS DESIGN
▲PAGETOP