Special Person Interview

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みんなで一緒に vol.47 2011年1月 知野 真澄 トッププレイヤー達をやっつけましょう!!

DーCROWN、去年は年間二位でしたね。
 そうですね。僕は去年から大きなサーキットを全部廻ろうと思うようになったんです。DーCROWNは2010年から賞金トーナメントに変わりましたよね。それでその前にはある程度出場する準備も整っていたので、さあいくぞという感じでDーCROWNに挑戦しました。初戦から調子が悪かったわけではないのですが、スタートダッシュに出遅れたという感じはありました。勝負の決め所でしくじるという状況が3~4戦続いて、そこが取れなかったことを引きずりましたね。キーポイントではずしたり、ケアレスミスがあったりというのが続いてしまったんです。
 その後一番最初に優勝した神戸で、もともと自分が持っていた勝負感みたいなものがやっと目覚めたんです。入れなくてはいけないポイントで入れるための、心の準備や気持ちのもっていきかたがなんとなくわかったんです。それが完全に確立できたのが京都の大会でした。

 

第5戦、神戸大会ですね?
 そうです。その大会では途中でアニー選手にも勝ったんです。アニー選手と戦ったことによって緊張感も高まって、その勢いで決勝まで行って優勝しました。次の京都大会でも優勝したんですが、その時の決勝の相手が赤松選手だったんです。赤松選手とは去年一緒に組んで何戦もダブルスを戦った仲間だったので少し不思議な気持ちもしましたが、リラックスして投げられたというのもありました。二回続けて決勝の舞台に立ったことで自信も出来ました。頑張ればここまで来られるんだという気持ちのお陰で、これまでのケアレスミス等のネガティブなものが消えて、カバーできたり気にしないで済むようになりました。その時期の経験が去年の自分の自信に繋がりましたね。僕は優勝回数が少ないので最初は凄く不安だったんです。でもトーナメントが続くにしたがって緊張感も高まって、慣れていきました。トーナメントでの一日の過し方も身体が覚えていった感じです。2月から始まったサーキットですが、僕にとっての実質的なスタートは4月からという感じでした。1年間で7勝できたのである程度は満足しています。

 

DーCROWNの年間24試合、全てに出場したのですが体力的にはいかがでしたか?
 途中体調が悪くなることも何度かありました。でも、出なくてはいけないというより出たいという気持ちが強くて、その気持ちだけで乗り越えましたね。実はダーツの調子が悪い時期もあったんですが、大会に出ると不思議と調子が戻るんです。大会で投げている自分が好きだし、気分が良かったんだと思います。体調が悪いときでも、周りの人達の助けもあり、次の大会に引きずることはありませんでした。

 

1年間の戦いの中で印象に残った試合は?
 一番はDMCクラシックですね。一昨年くらいからDMCの選手がこの大会で優勝していなかったし、僕もDMCのプレイヤーになって3年くらい経っているので、これは獲りたいと思いました。今後も獲り続けたいですね。今回優勝する前から、優勝したらこうしようとか想像してました(笑)。僕は普段からガッツポーズとか絶対しないタイプなんです。したいという気持ちはあっても、試合に集中し過ぎて忘れてしまうんですよ(笑)。

 でもこの大会ではロビンを抜けたあたりから、更に集中しなくてはいけない状態だったはずなのに、「優勝したらガッツポーズしようか」とか考えてました。内心ウキウキしながらも、緊張もしていたので、良い状態だったと思います。結果的に僕が優勝できて、女子も小峯選手が優勝し、ダブルスも黒川選手が獲りましたので、凄く嬉しい大会になりました。

去年学生を辞めてまでダーツに専念したわけですが、その結果に満足していますか?
 本音を言えば一位を獲りたかったですね。でも、僕の最初の目標は優勝ではなく、1年間通して出場し、試合をする自分を見つけたいという事だったんです。それに関しては合格かなと思います。ただ1年間やってみて、ここでもっと頑張れば良かったというところはありますし、DーCROWN以外の大会でも、もっと気持ちを入れてプレイすべきだったとは考えますね。もっと頑張れる気がするので、去年の僕のダーツに点数をつけるならば70点~80点くらいです。

 

ソフトとハード両方に取り組んでいらっしゃいますが、それに関してはいかがですか?
 去年は完全にソフト一筋でいこうと思ってました。DーCROWNを全部廻ろうと決めたときから、ソフトだけを練習しましたね。でも、ハードも東京のTDOのリーグ戦には出ていたので、全く投げていなかったわけではないです。それからPDJの東予選とスティーラーズは出場しました。僕はスティーラーズは一昨年のチャンピオンだったので、シード枠をいただいたんです。ソフトと違う試合感というか、改めてハードの難しさを痛感しました。ハードでも試合で集中していればそれなりにダーツは入るんですが、それは本当に「それなり」なんです。やっぱり普段からしっかり練習しているプレイヤーには到底追いつかないですね。そういうことを改めて実感したのがスティーラーズとPDJで負けた時でした。これからもハードは続けていくつもりですが、2011年もDーCROWNを全部廻る予定なのでどうしてもソフトに偏りがちになるでしょう。でもソフトとハードは一緒にプレイしても問題はないし、むしろダブルやトリプルの精度は上がりますよね。だから両方上手く練習内容に取り入れていきたいです。

 

burn. についてお聞かせください。
 2010年のburn.で僕はシードが無かったので、予選からの新たな挑戦という感じでした。東京のブロック予選が物凄くきつかったですね。そこを抜けてファイナルまで行きましたが、やっぱり大変でした。ただ、DーCROWNで得た試合感や自信があったので、自分にあまり負荷をかけない状態でプレイできたと思います。でも、この時はあまり調子が良くなかったので、ファイナルでは合わせ切れなかったですね。一緒に廻っているハルキ選手やアニー選手に完敗しました。僕はburn.は3年目の挑戦だったので、悔しさは過去一番でした。毎年チャレンジしていくことで、自分が更に強くなれるのかなと思っています。burn.は一度は獲りたいタイトルですね。

 

スランプの経験は?
 大きなスランプは実感としては経験してないです。でも、僕がダーツをやっていて一番調子がおかしいなと思った時期は、バレルを替えた時ですね。セイバーアキュートに替えてから少し違和感があったので、それを補正するのに数ヶ月かかりました。その時期がスランプだったのかもしれませんが、スランプをスランプと知らずに通り過ぎたんではないでしょうか。

 

練習方法について教えてください。
 日頃お店で働いているのでお客さんと投げることも多いですし、イベントの仕事で何時間も連続で投げることもあります。そういう場面で、身体を動かすことは出来ていると思います。でも最近思ったのは、投げ過ぎも良くないということです。過度な練習は調子を変動させますから。だから丸一日練習しない日を意図的につくっています。それから、週に一回は一人で練習できる時間をもつように心がけてます。それはお店に出ているときでも、きっちり練習する感じでダーツボード全面を使って投げるんです。ブルだけを狙うのではなく、上下左右に投げて、ダブルやトリプルも意識して練習します。

ダーツで一番大事にしているポイントは?
 練習方法とも重なるんですが、僕は「かたち」にこだわらないようにしています。一つ大きな自分の決めたかたちというか、スタンスや投げ方などが出来上がるのは凄くいいことだとは思いますが、その状態でしか投げられないというのは嫌なんです。以前はそういう状況に陥ったこともあったので、今はどちらかというと感覚を大切にしています。ダーツを目標に向けて飛ばすためには、「こんな感じ」が良いという感覚の方を大事にしているんです。

 

ご自身をどんなダーツプレイヤーだと思われますか?
 周りの人からはおとなしいプレイヤーだと思われているみたいですね。静かでポーカーフェイスだとよく言われます。でも実際僕の心の中には物凄く葛藤があるんですけどね(笑)。煮えたぎってるんです(笑)。それを表に出さず、抑えている分だけその気持ちがダーツに乗っていくと思ってます。僕はちょっと天邪鬼なところがあって、逆境のほうが好きです。「今日あいつだめだろ」とか言われると燃えますね。

 

それは性格的なものなのでしょうか?
 どうでしょうかね…。僕は試合の内容なども含め、フェアなのが好きなんです。どんなことに対しても理不尽なことはダメですね。よくおとなしいとか言われますけど、親しい人とだとバカやってますし、まあ普通の23歳ですよ。試合中は集中しているし、顔も怖くなってるかもしれませんが、普段はそんなことないです。

 

尊敬するプレイヤーは?
 やっぱりダーツではフィル・テイラーですね。それから、僕がダーツを始めた頃見ていた、burn.のダブルインパクトに出ていた選手たちは全て憧れでした。2010年僕が試合をしてきた中では、アニー選手と何度も対戦し、何度も負けたり勝ったりを繰り返しましたが、やっぱりアニー選手のプレイスタイルはいいなと思いました。
 ダーツに対しての思いとかも僕と共通のところがあるし、尚且つ僕より絶対強いと思える人なので、自分の中では目標にしているプレイヤーです。アニー選手がDーCROWNに出ていたから、自分もここまで来られたと正直思ってます。

 

将来の夢や目標をお聞かせ下さい。
 DーCROWNで年間優勝したいです。そしてゆくゆくはPDCを狙いたいとも思ってます。でもそれだけでなく、僕はダーツプレイヤーとして目標をはずさない選手になりたいんです。それが結果的に勝ちに繫がれば良いと思います。
 だから、優勝したいとかいうことより、とにかく100%的を外さないプレイヤーになりたいですね。狙った所に必ず入れるという状態に自分を高めるのが目標です。

 

ダーツの魅力とはなんでしょう?
 まずは、入り口の手軽さですね。誰でも簡単に始められますから。一方その奥にあるものは入り口とはギャップがあって、大会などでは凄く緊張感があったり興奮したり、一言では言い表せないような「何か」がありますよね。僕も17歳の時にその手軽さからダーツを始めました。今ではダーツマシンはどこでも見かけるようになったし、子供からお年寄りまでプレイできるのがダーツの魅力です。
 しかもそんなプレイヤーの中にはまだまだ発掘されていない才能も一杯あるはずです。2~3年くらい前からは、上にいるプレイヤー達が四苦八苦しながらもどんどん世界に飛び出してますよね。ダーツでもそんなことが起こっているというのを考えると、凄いなって思います。

 

最後にNDLの読者の皆さんにメッセージをお願いします。
 僕もダーツを始めて7年目に突入しました。最近は僕と同年代のプレイヤーも増えてきて、僕のことを目標にしてくれているという方々からメッセージを頂いたりして嬉しいです。
 本当に感謝してます。みんなで一緒に、現在のトッププレイヤー達をやっつけましょう!まあ、僕が先に実現できたら嬉しいですけど(笑)。

 

ダーツ テクニック

GRIP

握り過ぎず、ちょっと遊びを持たせる

 僕が考えるグリップはお箸の持ち方と一緒で、自分が効率的にいつも同じ飛ばし方を出来るものであれば、そこまでこだわって正確にこうしなければいけないというのは無いんです。ダーツというのは精密度を競う部分があるので、テイクバックからフォロースローにかけてダーツが暴れなければいいし、自分が思ったところまで引いて出すことが出来ればいいので、グリップはそのカバーをするものだと思います。
 僕のグリップは親指・人差し指・中指の3本を使うんですが、そこにダーツを乗せ、尚且つ包み込む感じで持ちます。回転はあまり意識していません。自分の思ったところへダーツが飛ぶのを指が邪魔しないように開いていくということが重要です。この開き方には個人差があると思いますが、僕は右の方向に払っていく感じですね。握りの強さに関しては毎日変わっていると思います。日本には四季があって、夏は湿気が多いし冬は寒くて乾燥しています。だからダーツが手に吸い付くときもあればさらさらしているときもあるので、「このやり方」というのを決めずに、レパートリーを増やすというか、あまりかっちり握り過ぎず、ちょっと遊びを持たせるようにグリップしています。それは、指が触れる面積をその時によって変えられるということです。自分の基本のグリップが出来上がってから少しずつ考えていくといいですね。
 一つのグリップのしかたにこだわってしまうとその日の会場や自分の状態に対応し辛くなるので、「こうしなくてはいけない」ということを意識しすぎないほうがいいですね。

 

SET UP

セットアップに早く入り過ぎない

 基本右足を45度くらいにして立ちます。でも会場によってはそのスタンスで近く感じたり遠く感じたりと違いもあるので、その辺は臨機応変に変えられるようにしています。90度近くで立つこともありますし、逆に垂直にしてみたりもします。そのためには、右足を楽にして、左手はダーツを落とさないようにくらいしか意識しません。
 それから、セットアップに早く入り過ぎないのも重要です。相手が投げ終わってからワンテンポ置くようにして、特に大事なときはセットアップの時間を長めに取ります。体重は右足に殆んど掛けています。最近は前に50%、下に50%という感じですね。完全に前に持っていくというのではなく、まず下に体重を100%掛けて立ち、そこから前に傾斜をつけて体重移動するということです。

 

 

TAKEBACK& FOLLOW THROUGH

フォロースルーは丁寧に残す

 僕の場合テイクバックはかなり少なくしたんです。3年前くらいまではテイクバックの距離を物凄く長く取っていました。なぜ変えたかというと、シンプルにすればするほど、簡単で尚且つ強いフォームになると思ったからです。つまりテイクバックの長さを減らすことによって、動きを少なくしたということです。ブレる幅を減らしたんですね。でもそうすると、その分リズムの取り方や手を押し出すときのイメージが作り難くなるというリスクもあります。だからこの利点とリスクを自分の中で心地良い所に折り合いを付けられるようにしています。テイクバックを完全に無くし、それでも投げるイメージを作ることが出来るのが理想なんでしょうね。ダーツにはリズムも大事なので、テイクバックが少ない分、ワンテンポ置いてみたりして試行錯誤しています。
 フォロースルーに関して大事なことは、手をきれいに真っ直ぐ伸ばすことです。投げた後すぐに左手のダーツを取ろうとするのではなく、目標にダーツが刺さったことを確認してから次の動きをすることが重要です。3本目を投げ終わってからも、少し止まるといいですね。フォロースルーは丁寧に残すという感じです。

 

SHOULDER

垂直は苦しい

 ダーツを真っ直ぐ投げるために目とダーツを目標に重ねるんですが、身体の他の部分はそれを行うための補助と考えます。僕の場合少し左に向いて立つので肩は垂直にはならないですね。前は向いていますが、肩にはそこまで意識はいってません。肩を垂直にするのは苦しいし、長い時間投げるためには身体にあまり負荷がかからないほうが良いので、身体は物凄く楽な状態を維持するように投げてます。

 

DARTSの飛び

直線で飛んでいく

 投げていて楽しいのはダーツがボードに「バン!」と強く刺さる瞬間だと思うので、やっぱり飛びがいいと気分が良いです。勿論飛びが悪くても入れなければならないので、そういう状態でも入るように投げてはいます。僕がダーツの飛びに持つイメージは、ダーツが目標に直線で飛んでいく感じですね。まあ、実際には山なりになってますけど。でも、直線で飛ぶダーツのイメージは大切にしています。

 

RHYTHM

心地良いリズムで投げる

 リズムには個人差があって、このやり方が一番というのは無いでしょう。僕の場合は調子が良いと早くなる傾向があります。でも、早くなると雑になってしまうので、押さえなければならないポイントではゆっくりしています。でも、ゆっくり過ぎるのもいつもの状態とは違うので、力みや肘が沈み込んだり左右にブレたりということが起こり得ます。やっぱり自分が心地良いリズムで投げられたら一番良いですね。その為には自分のベースになるリズムを自覚して、そこから少し早くしたり遅くしたりと、色々な場面に対応出来るようにするといいでしょう。

 

SPIRIT

勝ってる試合などでは鼻を触る

 僕のダーツスピリットは、逆境を楽しむということです。追い込まれれば追い込まれるほど、逆転劇がカッコイイじゃないですか。そういう状況になった時のほうが燃えます。ナインマークを出さなければひっくり返せないというシチュエーションなんてワクワクしますよ。もちろん緊張も増しますけどね。相手に逆転されては意味が無いので、それを防ぐためには、試合の中でターニングポイントになる時というのが必ずあるので、そこでしっかり入れる方法を見つけることですね。僕の場合は集中しているときは鼻を触るみたいです。これは僕の癖だと思うんですが、追い込まれると自分の癖が出るんですね。勝ってる試合などではよく鼻を触るようです。皆さんもそういうなにかを見つけてください!

こちらの記事もお読み下さい。2007年11月 Interview

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