Special Person Interview

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SOFT DARTS 上達法 No.1 vol.81 2016年9月 「私が語るダーツの秘密」 鈴木 猛大

僕はどこに行っても気さくに話せて、友達が増えるような性格になったのはダーツを始めてからなんです。お店を始めた時はダーツもそんなに上手くなくて、お客さんから「お前つまらない」と言われたことがあるんです。「会話の引き出しが少なすぎる」と。それがダーツを続けていくうちにたくさん友達ができて社交的になってきたんですよ。今では「たけさんと話すと楽しい」と言われるようにまで変わりました。ダーツを通じていろいろな人と触れ合う中で、今までいなかった鈴木猛大という人間が新しく生まれたという感じですね。時には上手くいかないこともありますが、こういう楽しみもあるダーツなのでせっかく始めたならできるだけ長く続けてほしいですね。

 

 

「グリップについて

 グリップだけは最初から変わらないんです。深さは浅くなったり深くなったりと多少の変化がありましたが、ダーツを始めてパッと持った時からフォーフィンガーで、それがずっと変わってないです。今まで何かを参考にしたり誰かに教わったこともなくて、ただ普通に持ったら出来上がったという感じですね。

 

グリップで一番の重要ポイントは何だと思いますか?
 例えば誰かの動画を見たりして、無理に自分のグリップを変えるのはやめた方がいいと思います。鉛筆やボールペンを持った時も人それぞれ持ち易さが違うじゃないですか。こうやって持つと書き易いというのがありますよね。それと同じで、何気なく持った時の持ち易さが投げ易さに繫がると思うので、ファーストインスピレーションを大事にした方がいいと思うんです。
 例えばフォーフィンガーだと中指が邪魔してよく飛ばないとしたら、中指を上手く抜いてきれいに投げられるように練習をした方がいいと思います。グリップ自体を変えるのではなくて、ファーストインスピレーションで出来たグリップでひたすら練習することの方が重要だと思います。

 

日によって「このグリップはしっくりこない」とか「こう持った方が投げ易い」みたいなケースがあるかもしれないですが、そういう時はどうしたらいいでしょうか?
 僕もよくあるんですけど、そういう時は深さを変えます。例えば「今日はなんか深すぎるな」という時はめちゃくちゃ浅く持ちますね。今までのフォーフィンガーの形を変えたくないので、じゃあ何を変えるかといったら深さなんですよ。真夏で湿気が強い時などは浅く持つとすごくきれいに飛ぶこともあります。このようにグリップ自体は変えないで、例えばいつもは第一関節で持っているのを指先で持つなど、深さの強弱で工夫することをおすすめします。

 

日本の夏と冬では湿気が全然違いますが、季節によって変えていることなどはありますか?
 僕の場合はワックスを塗ってから息を吹きかけたりタオルで拭いたりして、汗の粘り具合を調節しています。
 夏場は30分ごとにトイレに行って石けんで手を洗うんです。それからワックスを塗ってタオルで拭くと手がさらさらになって湿気で手がべたつくのを抑えられます。冬は乾燥して手がかさかさになりますが、やっぱりワックスを塗って息を吹きかければ水滴が溜まるので、引っかかりが強くなるんです。
 こうやっていつも同じ状態になるように工夫していて、もう何年もずっと同じワックスを使ってます。

「ダーツに向かってどう立つのか」

 最初の頃の立ち方が動画で残っているんですが、それを見ると当時はほとんど直立でしたね。これはレーティング15くらいでお店を始めて2ヶ月頃の大会の動画なんですが、直立のままゆっくり投げるというスタイルでした。
 もっと上達するためにはどうしたらいいかと考えている時に、お客さんから「右足を出して前屈みになれば?」という神の一声があったんです。「そうすればもっとボードと近くなるんだから前のめりになってみたら?」と。それで松本嵐選手の様にちょっと背伸びした感じで前のめりになって、そこからポンと投げてみたらブルを全然外さなくなったんです。それからはずっと前傾姿勢を保っています。

 

今でも時々変えたりしていますか?
 足の向きは絶対変えないですが、例えばブルを狙っている時に、かかとをブルの前に持って来るかつま先を持って来るか、右か左に多少ズレながら立つことがありますね。

 

ゲームの進行によって刺さっているダーツが邪魔な時がありますが、そういう時は立ち位置を変えますか?
 変えますね。これはあんまり言いたくないんですけど……、自分は今トップで頑張っている選手達に比べると、やっぱり実力は劣っていると思うんです。それを見せないために『狙ってる雰囲気』を出す様にしています(笑)。
 同じ場所から狙った方が確率は絶対上がると思うし、弾かれる場合もあれば吸い込んでくれる場合もあって、どっちもどっちだと思うんですよ。ワンビットでセンタービット狙えるんだったらみんな狙ってますからね。
 弾かれる確率も入る確率も同じならそのまま投げればいいんですけど、技術が劣っている分見せるダーツを心がけたいので『狙ってる風』を出すんです(笑)。「お、あいつブル狙ってるぞ」みたいな(笑)。

 

右足と左足の力の配分はどうですか?
 体重を乗せているのは100パーセント右足です。でも僕の場合は左足にも100パーセント力を入れて支えています。振り子じゃないですけど、右手が伸びる時に左足の力が抜けてしまうとバランスが崩れてしまうので、それを避けるために左足にもめいっぱい力を入れています。
 右手を思いっきり振った時に身体がよろけないように左足にも力を入れているんです。

 

「奇麗なフォームにはこだわらない」

最近のプレイヤーは特に左手の位置にも気を使っているように感じますが、左手の重要性というのはあると思いますか?
 あると思います。例えば江口選手などは左肘が身体より半分くらい出ていますが、柿崎選手などは身体の真正面に持ってきていますね。それぞれの選手によって、自分の身体が安定する左手の置き場所というものがあると思うので、それは重要視した方がいいと思います。

 

それは練習している間に身に付いてくるものですか?
 そうですね。誰かに教わるものじゃないと思います。僕も一時期左手の位置が高いと言われていたんです。それだと左肩が上がって力が入っちゃうからもっと抜けと言われたんですが、当時はそれが自分にとって一番良い位置だったんです。
 そのまま何年か投げていましたが、だんだんと長い試合になると疲れてくるようになり、自然に下がってきました。やっぱり自分で試行錯誤しながら、力が入らず楽に投げられる位置を見つけないとダメだと思います。


テイクバックに入る前からそれぞれ特徴がありますね。  
 そうですね。例えば星野選手などは、スローラインに立つ前に一回左ひざを曲げてすぼめるようにするんですが、ここから一度も止まることなく投げるまで持っていくんです。逆に僕の場合は、右足を決めたら左足に体重を乗せた状態で一度静止するんです。このようにスローラインを見た時からフォームがスタートする人もいますし、僕のように一度止まる人もいますね。これも誰かに教わるものではなくて、自分でやりやすい形を見つけることが大事だと思います。

 

ダーツに向かった瞬間からすでに勝負は始まっているというわけですね。
 そう思います。そうじゃないとダーツは上達しないと思います。

 

肘の位置に付いてはいかがですか?
 直立に立ってた時は肘がすごく開いてました。でも自分ではまっすぐのつもりで、日本人ならではのきれいなフォームで立ってるんだろうと思ってたんです。でも初めて動画で見たらものすごく開いていたんですよね。それが前屈みになることで改善されたので、立ち方によっても変わることはあると思います。
 日本人独特のきれいなフォームを目指すのはイップスへの近道だと思うので、『きれいなフォーム=上手い』という考え方は捨てた方がいいと思います。失礼ながらポール・リム選手は、きれいとは言い難いですが理にかなったフォームだと思うんです。三者三様十人十色なので、この選手が好きだからこのフォームにしようというのは大きな間違いだと思います。それなら外人選手を見て研究した方がいいよ、と言いたいくらいですね(笑)。

 

ヴァン・ガーウィン選手などはただ放り投げている様にしか見えないですが、ちゃんと入りますよね。
 オランダの選手はみんなあれに近いらしいですよ。ダーツを教わる時に、狙うと力が入っちゃうのでああやって放り投げる様に教わるらしいです。どこから見ても狙ってる様には見えないですけど、確かにあの方が考える時間を脳に与えないので、『ただ投げるだけ』という意味ではすごくいいと思いますね。

 

ダーツで肘はとても重要なポイントで、肘の硬さや柔らかさでも変わってくると思います。例えばゴルフではグリップを思い切り握ると肘が硬くなりますが、トップ選手の中には強く握っても先天的に肘の柔らかい選手がいるんです。ダーツではいかがでしょうか?
 僕の中では肘だけは完全に浮いてる存在なんです。手にぐっと力が入った時に一番硬くなるのは肩だと思うんです。
 僕はきれいなフォームで投げるというのをもう捨てたいので、肘も動いていいと思ってるんです。昔ダーツバーに配られたポスターなどには『肘と肩と手を固定して真っ直ぐに投げる』と書いてあったんですが、大きな間違いだと思ってます。僕が開いてた肘を内側に入れたらその時点でもう硬くなっちゃって投げられないです。
 肘はぶらんぶらんの状態を心がけていたので、あまり意識はしていないんです。江口選手のように肘をしっかり固定させて投げる人もいれば、榎股選手のように肘を動かしながら投げる人もいますから、何が正しいとは言えないと思います。

「いろいろな放し方を練習する」

テイクバックする時に軌道は考えていますか?
 考えてないです。

 

ではテイクバックの最終点はどこですか?
 一投一投変わりますね。昔はフライトが頬をすってたのでチップの先端が右目の端で見えてたんです。それがいつからか気がついたら見えなくなったので、立ち方などが変わった時に変化したのかも知れないですね。
 今はちょっとしか引かないでポンと投げちゃう時もあれば、肩までよいしょと引いて来てドーンと投げる時もあるので、テイクバックは決まってないと思います。

 

それはどうしてですか?
 テイクバックより放す位置の方が重要だと思ってるんです。決まった位置で放すことができれば、テイクバックは変わっても構わないと思うんです。そのかわりスローイングの瞬間は一番大事ですね。テイクバックがズレても同じ位置に戻さなくてはならないわけですから、スローイングは重要視しています。

 

そんなことができるなんてすごいですね。
 僕もヴァン・ガーウィンみたいにあまり考えないで投げるようにしてるんです。「ただ投げる!」、「ただ投げる!」としか考えてないかもしれないです(笑)。

 

では重要視しているスローイングについてお話しください。
 自分の投げ方に一番合っているのは、力を入れないでただ目標に向かってスッと投げることです。そのためにはセットアップした場所で手首を返す、手前でダーツを放しちゃうという投げ方が一番理想としてる形で、いつも目指しているんです。

 

スローにおいて一番大事なのは放す位置だということですね。
 そうですね。でもやはりその場面によって力が入っちゃうことがあって、どこで放しているのか分らない状態というのもあるんですよね。そういう時のために僕は普段から2〜3パターン練習するんです。
 例えば2度続けてブルに入った後の3本目などはどの選手も緊張しますよね。それを想定して、その瞬間力が入って手が伸び切らなくても入る投げ方や、逆に思いっきり手が伸び切った状態から入れる投げ方も練習します。

 

ある時は早く放したりある時はできるだけ持っていようということですか?
 たぶんプレッシャーがない時は、手前でポーンポーンと放して気持ちよく馬なんかが出るんですよ。これがベストな状態なんですが、緊張してカチコチで投げちゃう時を想定して、力任せに、うりゃーっと投げるのも練習しているんです。

 

この雑誌を始めた当初はできるだけダーツは長く持っていたいという考えのプレイヤーが多かったです。同時期に本場のPDCの舞台を見るチャンスがあったのですが、海外の選手達の投げ方の速さ、軌道などは全く見えず投げたらもう刺さってるというスピードには驚きました。最近は日本の選手も変わってきましたが、早く放すという方が難しいようですね。
 そうですね。僕は野球をやっていたのでスナップという言葉をたくさん使いますが、ダーツが速いというのは手首で押し出せているから速いんですよね。でも日本人はこの手首が硬いんですよ。だからスナップで投げないで肩の力だけで投げてるんです。
 もしスナップを効かせて手首で投げることが出来たら、びっくりするほど速く投げられると思うんです。たぶんPDCの選手は若い頃からそうやって教わってるんじゃないでしょうか。運動があまり得意じゃなくて今までやってこなかった人は特に、手首を使うということを知らないと思うんです。そういう人は手首を柔らかく使うということを意識してみてほしいと思います。


ブルを狙う時と20や19を狙う時にスローは変えてますか?
 腰の位置を変えてます。僕は前傾姿勢なので、トップを狙う時は腰を伸ばして投げます。そうすると勝手に手の位置が上がるんです。腰の位置は変えますが、上半身は包帯か何かでぐるぐる巻きにされている様に、動かない状態を目指しています。

「ダーツで最も重要なことはリズム」

次に投げるリズムについてはいかがでしょうか?
 プロプレイヤーでも投げてるうちに左手の位置が徐々に変わってくる人が多いんです。ダーツを取る時に右手も左手も動かしている人は、3本投げるうちに少しずつズレますよね。やっぱり同じフォームで投げる方が入る確率は上がるので、僕は左脇は締めてしっかりと同じ場所で取れるように気を付けています。 
 知り合いで左手からダーツを取る時にぽろっと落としちゃう人がいたんです。その人は落としてもとりあえず拾わないで投げて、3本目に拾って構え直して投げるということをしていましたが、これではリズムが崩れてしまいますよね。 
 ダーツは落ち着いてしっかり取ってきれいに構える。3本一定のリズムで投げる。確かに投げるうんぬんよりもリズムの方が大事かもしれないですね。「どうしよう、どこ投げよう」と思った瞬間にはもう身体は硬直しちゃってますからね。ここでもやっぱり目指せヴァン・ガーウィンですね(笑)。
 自分もそうなんですけど、ブルを狙って外した時に首を傾げる人が多いんですよ。「あー、外した」と下を向いたりして、あれだと目線も変わっちゃってるのであまり良くないですね。
 技術はないけれどリズムを大事にしたいと思ってる選手は、まずは淡々と投げることが大事だと思うんです。目線を変えずに1・2・3と10秒くらいで投げられるようなリズムを掴めたら、それに伴って技術も上がってくると思います。ダーツを勉強するなら一番最初に覚えるのはリズムかもしれないですね。

 

試合ではものすごく速く投げるプレイヤーや逆にゆっくりすぎるプレイヤーもいますが、対戦相手のリズムは気になりますか?
 僕はあまり気にしない様にしています。うちのお客さんがリーグで他のお店に行く時に、僕も応援で行ったことがあるんです。その時相手チームに初心者が混じっていたらしく、いちいちチームメイトのアドバイスを聞いていて、たった一ゲームなのにものすごく長いことがあったんです。
 だからと言って相手に何か言うのは難しいし、ああいうのはちょっと困りますよね。投げてる本人にしてもそれだけ間を空けて狙ったからといって必ず入る訳ではないし、やっぱり10分に一本しか投げない様なプレイヤーは絶対上手くならないと思うんですよね。
 相手のリズムに合わせる必要はまったくないし、相手がどんなリズムで投げてもイライラしたり引きずられたりしない様に、メンタル面を鍛えていくことが大事だと思いますね。

「ダーツゲームに完全なる攻略法はない」

普段の練習で決まったルーティーンなどはありますか?
 試合間近になると、一人で練習する時でも常に対戦相手がいるものと仮想して投げる様にしています。例えばカウントアップをする時なら、対戦相手が投げているのと同じくらい一ラウンドごとの時間を空けて投げたりしています。

 

やっぱり練習でも対戦相手は大事だということですね。
 そうですね。個人練習は上手いのに、いざ試合になると緊張して投げられなくなるというプレイヤーもいますから。そういうプレイヤーは、誰かと対戦しているんだという気持ちで投げる練習をしてもらえたらと思います。

 

ゲームについてですが、ゼロワンとクリケットではどちらが好きですか?
 好きなのはクリケットです。クリケットは戦略がありますからね。9.0の人には勝てないですけど、9.0の人が悩む様なダーツの仕方は出来ると思うんです。
 日本のバレーが戦略バレーと言われるのは、体力や身体的に劣っている外国人選手と戦うために戦略で攻めるからじゃないですか。僕もトッププレイヤーの中では技術的に劣っていると思うので、その分相手をいかに攪乱して、一本でも多くミスする様な攻め方をするかを心がけているんです。見ている人からしたら「え、なんでそういくの?」みたいなハラハラわくわくドキドキもあるし(笑)、対戦相手が悩んでリズムを乱してくれるようなことになれば、自分にも勝機が見えてくると思いますから。
 お客さんとクリケットをする時は一試合目と二試合目では打ち方を全然変えるんです。それで最後に「クリケットの打ち方は一つじゃないですからね。プッシュして点数をオーバーしたらカットするというのがセオリーなだけで、セオリー以外の打ち方もたくさんありますからね」というのを教えるんです。

 

完全なる攻略法はないということですね。
 そうですね。それがクリケットにしかないので面白いんですよね。

「プロを真似することの功罪」

先ほどから自分で見つけていくことが大事だとお話されていますが、プレイヤーがプロを真似ることについてはどう思われますか?
 例えばグリップでも、一つの考えしか持っていない人に100通りのプロのグリップ写真を見せてあげると、その人の頭の中ではグリップについて新しい考えができると思うんです。それを教材として見て、その人が自分で独自に勉強するならオッケーだと思います。
 でも誰かから「こうやってこう持って」と細かく聞いて覚えようとしても、それはダメだと思うんです。毎日毎日コーチのように同じ人から教わるならまだしも、たまに会った人から聞いたくらいでは所詮まねごとの様な形になってしまう。そうすると調子の良い時はちゃんと投げられたとしても、ちょっと調子が悪くなると修正の仕方がわからないんですよね。
 最近はいきなりすごく上手くなるプレイヤーがいるんですが、持続性がないと思うんですよね。今のプレイヤー達は教わったことをそのまま身体に覚えさせるだけなので、何かが起きるとポンと歯車が狂ってしまうんじゃないでしょうか。でも昔からの選手というのは自分で勉強してきて身体で覚えたことなので、今でも安定していて波がないですよね。だから、聞いたことはヒントとして頭の中に溜めておいて、それを積み上げてしっかり自分の投げ方をつかんで欲しいと思います。

「ダーツは性格も変えてくれた素晴らしいツール」

ダーツの出会いから今に至るまでのことを教えてください。
 初めてダーツを触ったのは8年半くらい前です。その時僕は草野球チームでピッチャーをやっていたんですが、ノーコンでもなくリーグ優勝するくらいのレベルだったんです。ピッチャーとしてはそこそこなのに、野球チーム関係のある人とダーツをするとどうしても勝てなかったんです。それが悔しくて、いつか絶対勝ってやると思って頑張ってきました。
 でも、遊びで投げてるうちは全然上手くならなかったですね。職業としてダーツを始めた時に一日16時間毎日投げ続けたんですけど、2ヶ月くらいでレーティング17になって、その人から「もう勝てないよ」と言われるまで上達しました。そういう悔しさと喜びがあったから今まで続けられたんだと思います。

 

投げ始めた時は何が一番難しいと思いましたか?
 今でもよく覚えてるんですけど、初めて馬を出した時に一ラウンド目で20を狙ったら18トリプルに入って、次に20トリプル入ったんでチャンスと思って19トリプル投げたんです。それで人生初めての馬が出てすごく嬉しかったんですけど、でもキャッチスタートだったという……(笑)。この時も嬉しさと同時に悔しさがあって「ダーツって難しい」と感じましたね。

 

では何が一番魅力的ですか?
 一回り以上年上のおじさん達と「たけちゃん」「○○ちゃん」みたいな関係が築けたことですね。絶対仲良くならないだろうという人達と一緒にダーツバーに行ったり食事したりという人間関係ができたのは一番の魅力です。

 

今ダーツはどこにでも置いてあって誰でも気軽に始められます。しかし同時にやめていってしまうプレイヤーも多いことが懸念されていますが、それについてはどう思われますか?
 いろいろなお店を周らせてもらうと「最近なんかつまらないんですよ」という話を聞くことがあるんです。これはAフライトのプレイヤーに多いですね。Aフライトというのは1000点出るか出ないかのレベルで、ひとつの目標だと思うんです。
 でも調子が悪いと全くブルに入らなくなる。そうすると思い通りにいかない、つまらないということになり「最近全然投げてないんです」となってしまうようなんですね。
 やっぱり「入らないからつまらない」と思うと、そこで粘りきらずにやめちゃうんですよね。

 

そんなプレイヤーにダーツの楽しさを教えていただけませんか。
 僕はどこに行っても気さくに話せて、友達が増えるような性格になったのはダーツを始めてからなんです。お店を始めた時はダーツもそんなに上手くなくて、お客さんから「お前つまらない」と言われたことがあるんです。「会話の引き出しが少なすぎる」と。それがダーツを続けていくうちにたくさん友達ができて社交的になってきたんですよ。
 今では「たけさんと話すと楽しい」と言われるようにまで変わりました。ダーツを通じていろいろな人と触れ合う中で、今までいなかった鈴木猛大という人間が新しく生まれたという感じですね。時には上手くいかないこともありますが、こういう楽しみもあるダーツなのでせっかく始めたならできるだけ長く続けてほしいですね。

ダーツのことならダーツハイブ!!

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