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芹澤 甚太、l-style社長

No.15 2015年7月 JAPAN OPENに来た世界トップクラス

 前号のコラムから2か月の間に香港、マカオ、広州、クロアチア、フランスと沢山の国を訪れました。どこの国も伝えたいことは沢山あるのですが、今回は自分が担当だったJAPAN OPENのためにヨーロッパからわざわざ来てくれた選手たちの素顔について書きたいと思います。JAPAN OPENの内容は書きたいことが沢山ありますが、この号で特集されているので我慢します。
 ヨーロッパから来たのはイギリスからファロンとサムのカップル、そしてオランダからカルロとベリーの兄弟で計4人。
 今回注目したいのはやはりJAPAN OPENレディースで大城明香利選手との決勝を制したイングランドから来たファロン選手。それとオランダから来た現在PDCユースランキングで2位のベリー選手です。ユースと言っても23歳以下の部なので大人と変わらない凄いダーツで、土曜日のインターナショナルチャレンジ優勝、JAPAN OPENでも斉吾との決勝に惜しくも敗れはしましたが、準優勝の活躍ぶり、会場を沸かせてくれました。
 最初に日本に着いたのはファロンとサム。成田まで迎えに行ってそのままホテルに行かず遊びに行きました。初めての日本ということで移動中にどこに行きたいかいろいろ打ち合わせしたのですが、どうも二人とも日本のアニメが大好きだと言う事が分かりました。
 とりあえずどこに行きたいか聞いたところ帰ってきた答えが
 「鯉のいる池に行きたい!!」
 「・・・」
 意味が分かりません。大人っぽく風情が味わいたいのか何なのか聞いてみたら結局魚が泳いでいるのを見るのが好きと言う事が分かりました。
 じゃあ水族館でいいや、と連れて行ったのが私も行ったことのないサンシャイン水族館。
 規模が小さいと聞いていたので楽しんでくれるか心配で、隣にあったプラネタリウムにも入ってみました。これも私自身人生初体験。暗い中で星を見る…。私は5分で爆睡しました。気が付くとファロンに笑いながら起こされたので楽しんでいたか分かりませんでした。その後メインの水族館へ。確かに小さい、きれいだけど美ら海水族館のような巨大水槽にジンベイザメがいるわけでもなく、イルカショーがあるわけでもありませんでした。
 それでも二人は興奮して見ていたので良かったです。アシカのショーでは一生懸命動画を撮っていて、終わってすぐ二人で「もう一回見たいね!」「うんうん」的なやり取りをしていました。付き合いきれなくなり、カフェで通訳のマイクと二人で待っているから好きに見て来ていいよと放置してみました。なかなか帰ってきません。通訳のマイクと自分のおっさん二人で長時間水族館のカフェにいる姿はだいぶ変な目で見られました。

 二人が帰ってくると手にはお土産袋を持っていて私とマイクにプレゼントしてくれました。中を開けてみるととても肌触りのいいアザラシのぬいぐるみ…。
 とても感激しましたが、色違いのアザラシを持っているおっさん二人の映像は微妙でした。
 その後アニメが好きと言う事でこれもサンシャインの中にあるポケモンセンター?ショップ?に連れて行きました。ここで二人の反応はMAX、オーマイガ!を連発、こんな喜んでもらえると思いませんでした。ここでは逆に二人の好きなキャラクターが違うのでしょう、別々に行動し、各自の好きなキャラクターコーナーに入り浸りました。ここでもおっさん二人は1時間もポケモンを眺めながらたたずむ羽目になりました。
 見た目は色っぽいし大人っぽいけど二人とも21歳になったばかりなのだと実感しました。でもお土産を買ってくれる等ほんとに可愛くて良い子達でした。
 一通り遊んだので日本のダーツショップを見せてあげることにしました。サムはソフトダーツをやったことがあるらしいのですが、ファロンの質問にびっくりしました。機械のダーツは計算してくれるらしいけど画面とかがあるの?
 そうですファロンはソフトダーツの機械自体も見たことないし、動画でも見たことないのです。店に着いて人生初のソフトダーツやってみました、クリケットも初めてです。ご存じない方もいると思いますが、クリケットはアメリカのゲームでイギリスの人はやりません。
 とりあえずショップですので適当な試投ダーツを使って投げてみました。いつも使っているダーツよりはるかに軽いし、距離も違います。しかしBDO1位のファロンはすぐに対応しました。クリケットも初めてやってみて、お互い締まっているところに投げてしまったりと毎回教えながら人生初クリケットを楽しんだのですが、スタッツはライブで5.2その順応力に驚きました。

 JAPAN OPEN前日にはオランダからカルロとベリー兄弟が成田に到着してファロン達と合流しました。弟のベリーはまだ18歳ですが23歳までのPDCランキングで現在2位です。
 国は違いますがファロン達とは年齢も近いし大会などでよく合うので仲良しです。
 それにしてもこの兄弟よくしゃべります。コントを見てるみたいです。兄貴のカルロは弟より小さく眼鏡をかけていますが自己紹介が笑えます。最初から「俺は弟に見えるけど俺が兄貴なんだ、でも俺の弟はスゲーんだぞ!」的な完全に弟をリスペクトしちゃっている感じです。
 会場に向かう時も弟が手ぶらだったのでダーツちゃんと持ってきた?と聞くと「もちろん!兄貴のリュックに入ってる!」と、指差した方向を見るとそこには兄貴がリュックを背負ってこっちを見てグーサインを出しています。偉い、優しい、可愛すぎる。とても面白い兄弟です。
 でもダーツは凄いですね。ファロン達と合同で前日の練習会をしました。ハードのトーナメント前なのに彼らはソフトダーツばかりして遊んでいます。弟のベリーが投げ始めて数ゲームやったころです。タバコを吸って休んでいるところにベリーが来て「じんた、じんたちょっと来て」な感じで呼ばれていくとベリーが投げ始めハットを出しました。それは最終ラウンドで何のゲームやってるのかと思えばシュートアウトという、ザ・ワールドの予選でやるゲームです。その点数にびっくりしました!11463点。これはザ・ワールドでも中々見ない点数だと思います。でもスゲーだろ的な兄貴の方の笑顔にまた笑えました。

 こんな感じで世界のトップクラスのヤングプレイヤーと遊べた数日はとても楽しかったし、みんな良い子過ぎました。数年前までイギリスで斉吾のファンとして応援のために何時もくっついてきてた兄弟がこんなになるとは、そしてまさかJAPAN OPENの決勝で斉吾相手に戦うところが見れるとはホントに感動しました。

 最期にインタビューの時に言っていたベリーの一言をお伝えします。
 「ダーツがうまくなりたければ練習がどうとかよりもまず楽しみましょう。楽しめば結果はついてくると思っています。」
 …大人だー!
 それでは次回は行ってきたヨーロッパのダーツ事情に関して書ければと思いますのでお楽しみに!

L-style よろしくお願いいたします

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