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ktm01、かつみ、小田川 克己、バレルデザイナー、deepit、ダーツプロデューサー

No.3 2012年1月 「ダーツ大会の全て、話します」PART1

 さて、前回の「ダーツ界で食べて行く方法」が思いのほか、色々な方々に読んで頂いていたので、僕は「業界」と言われるものに関して説明していきたいなぁと思います。まぁ所謂「業界のタブー」に着目してみようということですね。

 この話題に触れると、悪い事でもしているように小声で話しだす業界人も多いのですが、よく考えれば「悪くもなんともない、実は当たり前のこと」なんですよね。

 まずは、ダーツマシンの理解から始めましょう。
皆さんがいつも投げているダーツマシンを制作・販売又は直接リースしている会社があります。
日本で主流なものは、ダーツライブ社・フェニックスを扱っているHIC・D-1マシンを取り扱っているReb International、アラクニッド製品を取り扱っているBullshooterJapan、メダリストマシンを扱っているメダリストUSA ASIA、MATRIX・ENGLISH CLASSICを取り扱っているMJ Sportの6社。
この他に、「クーガーという台を観た事あるよ!」とか、「家庭用ダーツマシンのエポック社は?」等の突っ込みもあるかとは思いますが、大会等も関連している会社を鑑みるとこの6社になりますね。

 この会社に従事されている方々は、それは通常の会社となんら変わりはなく、営業部や販促部といった製品を販売するにあたっての会社組織があるわけです。
会社規模の大小はあるにしても、「ダーツマシンを販売する」又は「新しいダーツマシンを開発する」等に精力を注いでいる訳ですね。
 巷のダーツプレーヤーさん及び酔っぱらった方々(笑)がダーツマシンに同じ「100円」を入れてもらうには、「それならば是非我が社に!」と思うのは至極当然。

 さて、ここでまずは根本的な問題が発生します。今ダーツ界で行われている大会とは、僕らが一般常識として認識している「大会」とは意味合いが違い「各ボードマシンを販売している企業(ボードメーカー)又はダーツマシンを取り扱っている企業(ディーラー)が、日頃リースやら販売やらでビジネス上のお付き合いがある、企業又は店舗さんの御客様に喜んでもらえるように行うイベント」なんです。ここで、「大会」という名を使うので訳が分からなくなるんですよね(笑)
 通常「大会」というと、僕が経験してきたものは国や市町村が主催していたり、そのスポーツの「連盟」が主催していたりと企業ではないもっと「別な」括りが主催して、それを大手企業が金銭スポンサードすることによって「冠スポンサー」となっている場合が一般的。ことダーツの大会は、製品メーカーでいう所の「特約店会」要素が強い訳ですよね。特約店会ならば、普段お世話になっている業者さんを労う意味があるわけですから、入場料(エントリーフィー)も取りませんし、飲み食い自由だし、最後にはお土産まで持って行ってもらうという至れり尽くせり状態。
 しかし「ダーツ大会」はエントリーフィーを支払い、会場内の飲食は自費、そして試合する為のゲーム代まで負担する(現在は、エントリーフィーに含まれている大会が多いですが)わけですから、この「イベント」が「一般常識の大会」と同じ位置づけで思われているも致しかたない。

 「なんで~の大会には出られないんだ!!!」という苦情は何千回と聞いたことがありますが、そう思われても当然だと思います。しかし、これが「大会」ではなく「特約店会」ないし「毎月会費を集めているパーティーイベント」「定期的に行われている定例会」と分かっていたらどうでしょう?普通は「そんなイベント、いきなり行って入れてくれる訳ないじゃん」となりますね。
 大会参加条件が「リースロケーション及びその主催する企業が認めた関係する店舗からのエントリーのみ」というのは、こういうことから来ているわけです。
 「大会」という呼び名が様々な議論を生む訳ですが、そもそも大会趣旨が上記に述べたようなものである以上、「どんな大会でも出場資格なくエントリー出来る」というわけにはいかなくなってくるわけですね。

 それでは、「そうだとしても、門戸を解放すべきだ!」という意見もあると思います。しかしどこの世界に、競合他社に自社プロモーションへ自由に参加出来る権利を「大会費用を掛けてまで」参加させてくれる太っ腹な主催者(企業)があるでしょうかね(笑)
 こうなると、「私たちはおたくから台も買っているし、毎月リース料も払っているのに誰でも出られるならば、もっと安い所から台をリースしてもらうか、それとも台を買い取ったほうが得だろう」というお怒りを買ってしまう事になりかねませんし、現に人数が集まらずに門戸を途中から広げた大会もあったのですが、元々集客力のあった大会ではないことから、気づいたら消えていた。という大会も少なくありません。
 即ち「ダーツ大会」とは、「超大人数の会員制イベント」と変わらないわけです。勿論、大会によってはこういう要素が大分薄れてきている大会もありますが、基本的に「事業者協会」ないし「ダーツ連盟」が成立していない・うまく機能していない現在では、どうしてもこう解釈せざるを得ない訳です。

 別にこれが「悪」だとは正直思いません。だって現段階では「ビジネスの延長線上」に「ダーツ大会」があるわけですから。仕組みが大きく変わるのならば別ですけどねぇ。

 もう一つの問題は、「大会当日のダーツマシンの調達方法」。この方法には二つあります。まず一つは、その大会で使用したマシンを販売又はリースする予定で調達されている大会。そしてもう一つは、各団体が月額の積み立てをして通称「トーナメント台」を購入して所有していく方法。
 最近ではボードメーカーが貸し出し目的の為に用意しているマシンというのもありますので、徐々に上記の二つから選択肢が広がってはいますが、何れにしても企業又は団体としての所有なわけで、これを保管しておくにもメンテナンスしておくにもそれなりの費用が掛かります。マシンを借りる際に、それなりの費用が掛かっているのはその為です。遠方だと、台の輸送費だけで100万円を超えるという話は、トーナメント主催者を悩ませる問題の一つですしね。
 仮に貸し出すにしても、大会になれば100台以上というのがザラですし、これだけ各団体の大会数が多い現状で、他の団体に貸し出している場合ではないというのが本音でしょうねぇ。台がなければ、いくら会場を抑えたからと言って大会は開けないのがダーツ。この「台の調達」というのも重要なファクターの一つなんですねぇ。

続く

DARTS MANIAX
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