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No.15 2014年3月 地方圏は「企画の金山」

 日本で行なわれている地方のダーツトーナメントの会場に足を運ぶと、非常に心配になることが多い。
 会場に足を踏み入れた瞬間に、風景が「モノクロ」に見えてしまう。僕が観ていた10年前のトーナメントとなんら変わらない風景がそこにある。
 確かに「変わらないこと」というのは非常に大事なのかもしれませんが、あまりにも時代に取り残された感が強い。後述しますけど、勿論地方大会ならではのとても良い部分も沢山あります。しかし、過疎状態の今、ビッグトーナメントに右にならえの方式では衰退して行く一方ではないかと思います。まぁ、これは地方大会に限ったことではないんですけどね。

 例えば、今だに初心者にはわかりづらいエントリー方法。
 昔と違い、何もしなくともトーナメントポスター一枚で集客出来る様な時代ではないのにも拘らず、非常に分かりづらくそれを変えようとしない。
 確かに、エントリーが溢れてしまうくらい集客が多かった時代では、むしろわかりづらい位の方がよかったのかもしれない。
 しかし、今だにロケーションを守る為にロケーションエントリーで参加者を募り、一度店に足を運ばせようとする営業的な事情が、この問題点の大きな足かせとなっているのは事実。
 確かにディーラーのロケーションサービスの一環として、このエントリースタイルは10年前は非常に効果的であったが、「今」のスタイルには到底合わない。
 そもそも、「ダーツバーはなんか敷居も高いし行きたくない」というユーザーが圧倒的多数になりつつある状況で、ロケーションには客が来ない、ディーラーは大会参加者を集めづらくなるでは共倒れするしかない。

 「明日の100円よりも、今日の100円」スタイルでまずお店に来させようとする「半強制的な」意味合いを嫌らわれているわけで、最初の入口からこれだと先に繋がらない。漫喫やダーツ場で投げている、まだ掘り起こされていないダーツ人口に門戸を広げることが大事。
 こういうダーツバーに縁遠いプレイヤーは、その後バーに足を運ぶかというと、金銭的問題点からなかなか流入しづらいのは当たり前。
 特に平均収入が都市圏よりも低くならざるをえない地方圏は、この問題は相当痛い。
 でも、とりあえず門戸を広げてその数パーセントでも「バーに行ってみよう」という気を起こさせる起爆剤を作らなければ、この先どんどんと溝が広がっていくだけでプラスにはならない。
 お酒を飲まない僕からしたら、そもそも「チャージで500円」というスタイルが都市圏で成立していること自体がおかしいんですけどね。
 内装の雰囲気だったり、何かしらの工夫がされていれば納得しますが、たいした内装でもサービスでも、勿論突き出しで出てくるものもバカにしているとしか思えない様なものが出てきたりするのがダーツバー。

 閑話休題。
 今の時代ならば、誰でも「WEBエントリー」出来るくらいにしてまずは集客することが大事なんではないだろうか。
 そして、会場で「あ、今度このダーツバー行ってみようかな」と思わせる「何か」を作り出す。例えば、お祭りやその他のイベントで出店する目的はそもそもこういうスタイルが一般的であるはずなのに、なぜかダーツ業界だけは一種独特な「悪癖」が横行している。お互いに首を絞めて、「インカムが入らないからマシンを変える」と愚痴ったり、「あのお店はマシン頼りで、そもそもお店として努力していない」等とお互いに影で愚痴を零していては、ダーツの未来なんかよりも終焉に向ってどれだけ損しない様にするかを考えて行動した方が良い。
 まずは、今の現状を把握すること。ビッグトーナメントではお祭り気分なので、見てくれの集客数は確保出来る。しかしながら、これは次の週のインカムや収益にはあまり繋がらなくなってきているのは段々理解されつつあるわけで、結果大会主催者の一時的な収入にしかならない。
 一時期、それに目を付けたディーラーが小遣い稼ぎの為に地方トーナメントを乱発していた時があり、地方トーナメントでのあまり良くないイメージが参加者についていたのは言うまでもない。

 特に地方トーナメントの場合には、何の目的で開く必要性があるのかが大事であると思います。
 大会ばかりをメインに取り上げてしまい、日々のハウストーナメントには客は疎らで、時には開催不能に陥る。
 それではマズいと、強制的に参加者を募りエントリーフィーの徴収だけが目的で、中身はお粗末な物ばかり。これで一日の売上は立って良かったのかもしれないが、それの繰り返しをされれば、次第に客は嫌悪感を示す。
 楽しくないものになぜお金を払って迄参加しなければならないのか?地方の場合には、オーナーが客よりも権力を誇示することが多く、なぜそこまで御客様に「やってやっている」と思えるのかが、僕からしたら全然わかりません(笑)。
 その店に行って、気持ちが良ければ毎日でも行きたいし気分が悪ければその店には二度と行かない。これ当たり前の原理。自分では他の飲食店に行けば「あの店の従業員は酷い。もうあの店には行かない」と言うくせに自分の店は「何か特別なもの」とでも思っているのだろうか。
 話は脱線しますが、ダーツの場合には非常に難しいのは「ダーツを教える」という行為が絡むこと。こうなると、教える為に、更には目指す目標が高い場合には、ある程度厳しいことも言わなければならない。
 その行為を繰り返しているうちに「御客様と店員又はオーナー」の逆転現象が起きる可能性が高い。
 「頑固オヤジのいる店」として成立するのもいいのですが、その知識提供がしっかり出来ている店が全てだとは思いません。
 もし仮に、知識提供なりダーツレッスンがしっかりしている場所で、御客様も納得しているならばそれはそれで正解なのかもしれません。
 ただ、食事やお酒を提供するだけではなく、「技術」というものを提供した結果、こういう謎な逆転現象が起こる。これが店員でなくても、その常連でもおなじことなんですけどね。
 いずれにしても、お金を取るならば、それなりの提供する何かが必要だということで、それに見合っているかどうかは店側大会主催者側が独自で判断するのではなく、御客様や参加者が判断した結果が、収益や参加人数に反映される。
 地方の場合、エリアが狭いことから少しのミスも命取りになりかねない。ビッグトーナメントや都市圏のシステムをなぞるだけでまかり通っていたものが、徐々に崩壊しているのが現状ではないのでしょうかね。

 しかし、僕から見たら今のビッグトーナメントよりも地方トーナメントや地方独自のイベントやその他ダーツに関連する企画の方が、まだ手つかずのものばかりで期待が持てる。
 ビッグトーナメントの場合、企画よりも赤字にならないことをメインテーマに置かれる訳で、その点地方圏の場合にはレンタルスペースなり収容人数の問題も、予め予想出来る範囲であるので攻めやすい。勿論、大風呂敷を広げているトーナメントは除外しますけどね。
 フットワークが軽く出来るからこそ、面白い企画や突飛な企画を立てやすいし参加者の心をつかめる様なトーナメントやマンスリーで行われる企画が出来るのではないでしょうかね。
 デカくやる必要はないんです。とにかく、面白いと思って足を運んでもらえるもの。そこに高い敷居がないこと。初心者でも楽に参加出来て、一緒に盛り上がりたいと思えるもの。
 正直、散々トーナメント運営をしてきた僕からしたら、地方圏は「企画の金山」の様な状態です(笑)。

 じゃあどうすればいいのかという答えは、今年小さいながらも企画していくので乞うご期待ということで。

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