Player Interview

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Vol.15. 2005年9月号 フィル テイラー プロになったいきさつ…

今回はMJトーナメントで来日しましたが、ご感想は?プレイヤーについては? 
 昨年も来日したけど、それと比較してもイベントが大きくなっているし、プレイヤーのレベルも上がってきているね。来日する度にいろいろなプレイヤーと対戦する機会があるのだけれど、どんどん上手になっていて驚きだ。日本は箸の文化で手先は器用だし、何でも完璧なものを作ろうとする民族なのだから、ダーツというゲームは本当に向いていると思うな。
 このまま進歩すると数年以内に、日本人プレイヤーがPDC主催のワールドチャンピオンシップに挑戦することも夢ではないように思う。勿論、簡単な事ではないけれど…。期待しているので是非挑戦して欲しい。学ぶのが早いという意味では、中国やマレーシアなどアジアに共通していると思う。英国と違って、真剣に真面目にダーツと取り組んでいるからだろうね。そんなアジアの人達の性格をとても尊敬しているし大好きだ。

 

ソフトダーツについて、どう思いますか? 
 僕にとっては、ハードとは違った印象を持っている。同じダーツだけれども、例えば使用するダーツの重さは20gだし、的の大きさ、アレンジの違いなど、異なる点はいくつかある。それ故に、僕にとっては難しいゲームなんだ。でも楽しんでプレイしているよ。日本では大ブームのようだけれども、このゲームがダーツプレイヤーを増やすのならば、当然大歓迎だ。
 でも僕はスティールダーツのプロプレイヤーだから、どっちが好きかと質問されたら、勿論スティール。またプロのダーツプレイヤーとして生きるには、スティールダーツしか選択肢がないしね。

 

英国でオリンピックが開催されることになりましたが、ダーツの種目参加についてはいかがでしょうか?
 大いに種目になる可能性があると思うよ。世界にダーツの楽しさを伝える、またとない素晴らしいチャンスだ。今までダーツをプレイしなかった国でも、ダーツが始まるかもしれない。当然アルコール禁止、ドラッグテストもあるだろうから、今までの悪かったイメージも払拭できるしね。プロが参加できるのかなど調整する問題は多いと思うけれど、種目に選ばれることを強く支持したい。
 次の北京が2008年、その次が英国なので随分先の事だ。僕はその時も世界のトップで活躍していたいと願っているけれども、実際は年齢的にプレイヤーとして選ばれるのは難しいと思う。もし種目に決まったら、英国は絶対に金メダルを取って欲しいな!(笑)

 

今の英国ダーツの事情は?
 一時期は低迷していたけれども、最近また火がついているね。テレビの放映が増えたことにより新しく多くのファンがついた。トーナメントの賞金は上がり、その数も増えている。若いプレイヤーもプロプレイヤーを目指す人が増え、それが全体のレベルを上げている。
 それを証拠に完全試合も増えた。ドラマチックな展開のゲームも多くなり、観戦する側も楽しくなり、これは本当に良いことだね。
 世界的にもそんな傾向にあるのではないかな。アメリカでのデザートクラシックは大成功しているし、最近はエキシビジョンの要請もどんどん多くなってきている。ダーツは英国が発祥地だけれど、今やワールドワイドのスポーツとして認知されつつあるのではないだろうか。これからが実に楽しみだと感じている。もはや長く続いたパブゲームとしてのダーツは完全に終焉を迎えつつあるんだ。
 例えば、今年僕はきっと1年間で百万£(約2億円)を稼ぐだろう。ダーツがスポーツでなかったら、とても実現できない金額なのではないかな?

 

プロになったいきさつは? 
 誰もと同じように、7才か8才の頃から遊びで投げていた。本気ではじめたのは26才になってから。そして1988年にエリック・ブリストウがスポンサーサポートしてくれるようになり、1990年に最初のチャンピオントロフィーを獲った。それがプロになる決意をしたきっかけかな。それまでは工場で9時から6時まで勤務していたんだよ。僕はスポーツが大好き。ボクシングやゴルフもやったし、腕前もまあまあだったけど、ダーツは特に神様が天分を与えてくれたのだと思う。実に幸せだ。

 

練習時間は?方法は? 
 最初にプロになった頃は毎日、真剣に3〜4時間投げた。最近は2時間ぐらいかな。それは年齢によるもの。僕の練習は本当にシリアスな時間なので、たいへんなパワーが必要なため、近頃はあまり疲れすぎてはいけないと思うようになった。練習というのは一番大事な時間でそれがダーツの全てを決める。
 よく練習は飽きないかと聞かれるけれど、正直言って、僕だって毎日の練習が楽しい訳じゃない。まあ、楽しめるのは週に一日ぐらいだろうか。
 でも、僕はプロだから、365日、毎日必ず練習するよ。飽きないように、自分なりの工夫をすることを勧めたい。例えば、僕は最初大きな紙をボードに付けて狙い始める。それを少しずつ小さくしていくんだ。
 方法としてはシングル、ダブル、トリプル、ブル、全部を納得いくまで投げる。グリップ、スタンス、肘の高さ、テイクバックなどすべてをチェックするのも忘れない。

 

ダーツについてアドバイスは?
 ダーツは集中するというゲームだ。試合では相手は、いろいろな事を言ったり、行動して邪魔をするかもしれないけれど、けっしてそれに翻弄されないように。英国のトーナメントではもの凄いヤジやブーイングなどもあるけど、それに影響されるようでは自分のダーツはできない。その意味ではダーツは独特な境地が要求される競技に違いない。
 良いダーツをするヒントを一つ教えよう。それは負けたときに、相手の選手を心から賞賛するようにすることだ。けっして、本当は自分の方が上だとか、相手をなじってはいけない。そして、精一杯がんばった自分のことをほめてやろう。胸をはって、自分の負けを認めよう。 自然に心が広がって、次に向かってステップアップできる。

 

いままでに印象に残った試合は?
 たくさんありすぎるね。それぞれが素晴らしかった。外国人と戦った試合も多くを覚えているよ。その中でも、やはりワールドチャンピオンのタイトルは特別だ。何回もタイトルを獲ったけれど、あの感激は忘れがたい。プロプレイヤーが目指す最高のタイトルなのだから…。

 

勝つ秘訣は?
 アメリカで雑誌社が「勝利の法則」という企画をしたんだ。タイガーウッズなど名だたる面々が、質問に答えているのを読んだけれども、特にマイケル・ジョーダンの記事がおもしろかった。彼は若い時に朝4時に起きて練習を始めたと言っている。誰よりも優れたプレイヤーになるには、みんなと同じ練習量では不足だと考え、早朝練習を開始したのだという。
 僕も同じような努力をしている。寝る前には必ず、ベッドの脇のボードに向かって3本ダーツを投げるんだ。すぐに180が入ると、スムーズにベッドインできるんだけれど、入らない日は…。「いつまで投げてるの、安眠妨害よ!」と、ワイフの声が飛ぶ。世界チャンピオンって大変だろう?
 勝利の法則なんてないのさ。あったとしても、けっして他人に教えたり伝授できるものじゃない。忍耐、努力、執念、そして自分を信じることしかない。

 

これからの目標は?
 僕は4人の子供と1人の孫がいる。家族の幸せ…それが、まず第一だ。ダーツに関してはグランドスラム(1年間で4大タイトルを獲ること)を達成したいな。難しいとは思うが不可能な事ではないと思う。誰もができなかったことなだけに、やりがいはある。ダーツプレイヤーとして、もっと進歩して新しい世界を切り開きたいね。 

 

読者へのメッセージは?
 楽しいダーツを投げて欲しい。これが第一だ。

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