Player Interview

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Vol.74. 2015年7月号 饗場 克也  「ソフトとハードの両立は難しい」

ダーツを始めたきっかけを教えてください。
 15年くらい前になるんですが、よく一緒に飲みに行っていた高校時代の友人がダーツを始めて、誘われたのがきっかけです。最初は全然勝てなくて、「こんちくしょう!」とハマってしまったんです。

 

真剣に投げ始めたのはいつ頃からですか?
 始めてすぐにハードダーツのリーグ戦に誘われて、それからはリーグ戦に取り組むようになりました。
 真剣に投げるというのがどういうことか難しいですが、それから約3年後には年に何回かあったJSFDの大会に出場するようにもなりました。

 

他に何かスポーツはされていたのですか?
 高校時代はサッカーをやってました。

 

饗場選手は主にハードでご活躍ですが、ソフトダーツへの取り組みはいかがですか?
 現在ソフトは遊びで投げる程度で、プロ活動などは全くしてないです。ジャパンの初年度にプロ登録したんですが、出場できた試合が3~4回くらいしかなくて、仕事をしながらソフトとハードの両立は難しいと思い、現在はハードだけに集中しているという状況です。
 時間があればソフトもやってみたいんですが、地方に遠征すると月曜日の仕事までに戻れないこともあるじゃないですか。それもあって今ソフトはお休みしています。でもいずれチャンスがあれば出場したいと思っています。

 

ソフトとハードの違いはありますか?
 的などの大きさの違いはありますが、基本的にはダーツというスポーツなのであまり違いはないと思います。

 

JSFDの大会ではよくお会いしますし、かなり力をいれていらっしゃるようですね。
 JSFDというのは年間ポイント上位のプレイヤーに対してWDFのワールドカップやアジアパシフィックカップの代表を選出する団体です。私はスタートがJSFDだったというのもありますが、やはり代表になりたい気持ちが強いのでずっと続けています。

 

今まで何回か日本代表になられていますが、海外の試合にはどのくらい出場されているのですか?
 まず4~5年前にワールドマスターズに出場したのが最初です。その次がカナダのワールドカップに出場してから、そのままワールドマスターズに出るためにイギリスに遠征しました。


それは弊誌でも取り上げましたが、一昨年でしたか?
 そうですね。浅田斉吾選手や佐藤敬治選手と一緒に行った大会です。それから去年の2月から始まった、BDOが主催するワールドトロフィーという大会でイギリスに行き、同じく去年の11月にアジアパシフィックカップの代表で香港へ行きました。今まで合計で4回代表で出場させていただきました。

世界ではどのようなことを経験されましたか?
 やはりレベルの高さというか層の厚さですね。特に初めてイギリスに行ったワールドマスターズでは、周りで練習してる人もみんな上手いんで驚きました。日本代表クラスかそれ以上の人がたくさんいて、60を外さないのが普通のような感じでしたから「違うな」というのを強く感じました。
 実際の試合では結構いい内容でそこそこ打てて2回勝てたんです。その時に「頑張ればもっとできるんじゃないか」と思ってしまったんです。行く前は一度行けば満足するかなと思ってたんですけど、逆に「また行きたい!」という気持ちが強くなってしまいましたね。そしてこの年になるまで続けてるというわけなんです(笑)。

 

世界と日本の違いは何か感じられましたか?
 ゲームではダブルの決定率が全然違いますね。特にイギリスなどヨーロッパの選手はダブルが出たラウンドでほとんど上がってくるんです。どうしても日本の選手は1~2ラウンド外しちゃうことがあるんですけど、ヨーロッパの選手はそういうことはほとんどない。海外の試合で勝とうと思ったら自分も同じようにダブルを決めることが重要だと強く感じました。

 

ずっとハードに力を入れてこられた饗場選手ですが、PDJ西日本では見事突破されました。おめでとうございます。
 ありがとうございます。

 

どのような気持ちで挑んだのでしょうか?
 平常心を保とうと思いながらも内心はすごく楽しみでした。ここで勝てばPDJのファイナルに出られるのと、今年に関しては6月末のジャパンマスターズにも出場できて、イギリスのトッププレイヤーと対戦できるというのがありましたからね。どちらもずっと出場したいと思ってたので、いつもの試合より気持ちが昂ってたと思います。

 

決勝戦では谷田選手に4ー3で勝利されたわけですが、どのような試合でしたか?
 ダブルを決めれば勝ちという場面で何度も何度も外してしまって……。最後の最後になんとか勝てたから良かったですけど、改めてダブルの難しさを痛感した試合でした。勝ちを意識しちゃうと無駄な力が入ってしまうんだということがよくわかりました。

 

PDCジャパンマスターズではトップ8の選手が来日しますが、どの選手と対戦したいですか?
 本物のトップ8人が来ますからね。どの選手とも戦いたいと思いますが、やっぱり私がダーツを始めた頃からトッププレイヤーであるフィル・テイラーとは対戦してみたいと思いますね。

試合前に特別な調整や心がけなど意識されていることはありますか?
 特にはないですが、強いて言えば寝る前に5分でも10分でもダーツを触って投げるようにしています。


今ダーツで大事にしていることはありますか?
 意識しているのは安定感です。ハードだったら常に20のラインをキープできるようにと心がけています。それからとにかくダブルを引っぱらずにしっかり決めたいと思ってます。

 

ダーツをやめたいと思ったことはないですか?
 不思議なことにそれはないんですよ。やめるのはいつでも出来ると思ってるんです。「もう無理だな」と思ったら、いつでもダーツを置いてやめればいいだけなんで……。そのせいかいつまでも楽しくて、今まで一度もやめたいと思ったことはないです。

 ただ、かみさんには「ダーツやめたら?」と言われたことは何度かあります(笑)。「お酒かたばこかダーツかどれかやめなさい」と言われて、まずたばこをやめました。「お酒とダーツはちょっとやめられないから勘弁して…」と言ってます(笑)。

 

技術的に変化はありませんでしたか?
 8年ほど前に仕事で岡山に単身赴任していたことがあったんです。岡山には橋本守容選手や松本嵐選手など上手いプレイヤーがたくさんいて、仕事の合間にダーツに集中することができました。岡山にはハードが無いのでソフトだけだったんですけど、一度大会で松本選手に勝って優勝したことがあって、それで少し自信が付きました。
 それから単身赴任が終わって東京に戻り、ハードの大会に出場したらそこでも勝つことができたんです。そのあたりから少し自分のダーツが変わってきたと思います。

 

今までスランプはありましたか?
 自分ではスランプだと思ったことはないんですけど、どうしても勝てない時期というのはありました。最初の頃ですけど、大会に出るとロビンは抜けるけど一回戦で負けるというのがずっと続いてたんです。スランプというより勝負強さが無かったんだと思いますが、それが岡山で3年間投げて帰ってきてからなぜか勝てるようになったんです。なにがきっかけだったのかはよく分からないんですが、とにかくそこから少し変わりましたね。

 

今までで最も印象に残った試合というのはありますか?
 去年2月のワールドトロフィーでイギリスに行った時の試合が印象に残っています。勝てそうな試合だったのにダブルを一本外して相手に上がられて、そのまま最終レッグもブレイクされて6ー4で負けたんです。その試合は本当に惜しかったのでかなり悔しかったですね。今までダーツで負けて泣いたことなんかないのに、その試合では終わった後に初めて涙が出ました。
 それから、同じ横須賀出身の上総昌記選手と大内政民選手に勝てた試合は印象に残っています。上總昌記選手は私と同じようにサラリーマンで、家族を持ちながらダーツをやっている身近な選手でしたし、大内麻由美選手のお父さんである大内政民選手は歴史の長い代表選手の一人なので、この二人に勝った試合は転機になったと思います。

練習方法や時間を教えてください。
 練習時間はまちまちで、5分しか投げない時もあれば2~3時間投げ続ける時もあります。基本は家で投げることが多いですね。特別決まったルーティーンはありませんが、今は特定の点数を上がる練習をしています。まずは61から3本で上がるようにして、上がったら62、63と続けていきます。時間のない時は70で止めて、時間があれば80、90、100くらいまで、もっと時間があればそこから実践の練習やダブル周りの練習をじっくりやるようにしています。


プロダーツプレイヤーについてはどう思われますか?
 プロと名のつく人が多くなりすぎてるような気がします。実際にダーツだけで生活している人というのはそんなに多くないと思うんです。それは他のスポーツでも同じかもしれませんが、資格だけでプロというんじゃなくて、本当のプロというのは何なのかということを考えてしまいますね。

 

ダーツプロにとってはもちろんスポンサーというのはすごく大事なものだと思います。饗場選手も数社からスポンサードされていますが、スポンサーについてはどのように思われますか?
 私自身は用具を提供していただけるのは非常にありがたいことで、とても感謝しています。ダーツ業界の今後としては、ダーツ以外の業種がスポンサーとして参入してきてくれることが理想的だと思います。

 

ダーツ業界の環境の変化についてはどう思われますか?
 15年前に比べると今は大きな大会もたくさん増えてます。ダーツを投げる環境も多種多様になり、あらゆるプレイヤーが投げやすくなっているのは良いことだと思います。
 逆に、昔からやっていたダーツバーで閉店してしまった店が多いのが心配ですね。私が初めて投げたダーツバーも最近閉めてしまったり、ダーツの楽しさを教えてくれる店が減ってしまうのは問題だと思います。プロ団体が充実して上手いプレイヤーが増えるのは良いことですが、まずダーツをする人を増やしていくことが今後のダーツ業界の発展につながると思うので、これも一つの課題だと思います。

尊敬するプレイヤーはいますか?
 先ほどもお話ししましたが同じ横須賀のサラリーマンプレイヤーの上總昌記選手です。そして65歳を過ぎても元気で頑張っている大内政民選手です。それから同じ時期にダーツを始めてあっという間に有名になってしまった大内麻由美選手。横須賀を代表するこの3人の選手を尊敬しています。

 

ダーツの魅力は何でしょうか?
 ダーツは勝ち負けがはっきりするじゃないですか。引き分けが無くて、「上がったら勝ち!」というところに惹かれてるのかなと思いますね。そこに対して無心になれるんです。ダーツしてる時はダーツ以外のことは考えられないですから、どんなに仕事で嫌なことがあったとしても全部忘れて没頭できるところは大きな魅力ですね。

 

ダーツ以外の趣味はありますか?
 ほとんどダーツばっかりなんですけど、最近健康のためにウォーキングをしています。

 

今後の目標や夢を教えてください。
 長く続けていきたいです。60歳を過ぎて定年になってもずっと続けていたいと思います。
 そして海外にも出来る限りチャレンジしていきたですね。向こうで投げるのは本当に楽しいんですよ(笑)。まぁ休みを取るのが問題なんですけどね(笑)。

 

最後に読者にメッセージをお願いします。
 私はハードをメインで投げてきましたが、ハードダーツにもソフトにはない楽しさがあります。読者の皆さんも機会があれば、ぜひハードにもチャレンジしていただきたいと思います。

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