Player Interview

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Yutaro Sato、さとう ゆうたろう、佐藤 祐太郎

Vol.78. 2016年3月号 佐藤 祐太郎 「環境の変化は良い意味で大きかった」

佐藤選手とはずいぶん前から何度もお会いしていましたが、今回初めてのインタビューになりますね。まずダーツの出発点を教えてください。
 ダーツとの出会いは19歳の終わりなので10年くらい前になります。

 

真剣に投げ始めたのはいつからですか?
 投げ始めてからすぐ真剣になりました。

 

場所はどこですか?
 仙台です。

 

今年の成績は総合ランキングで15位ですが、この結果についてはいかがですか?
 とりあえず目標にしていた年間16位以内に入れたので達成感は多少あります。でもまだ上に14人いるので、嬉しい気持ちが半分、悔しい気持ちが半分という感じですね。

 

今年は今までに比べるとランキングが上昇しましたが、技術的なことや精神面で何か変化があったのですか?
 はい。2015年の開幕頃から北海道に住み始めたんですが、環境の変化は良い意味で大きかったです。周りからの応援もそうですし、ダーツに集中して取り組める良い環境を作ることができました。
 北海道から本州の試合に出場するのは大変なので「勝つために行ってるんだ」と常に意識して、どの試合も無駄にしないよう一戦一戦大事に戦うことができたのが今までとは違う結果につながったんだと思います。

 

ご自分でどのようなプレイヤーだと思いますか?
 「ここイチ!」というワンチャンスには強い方だと思います。逆に余裕がある時はちょっと弱くなってしまう傾向がありますね。ハイオフなどの確立は高いんですが、もっと簡単な上がり目などでミスすることが多いです。こういう気弱な部分を直すのが今後の課題だと思っています。

 

JAPANに参戦したのはいつからですか?
 本格的にフル参戦し始めたのは去年からです。それまでは出たり出なかったりでした。2013年度は半分くらいしか出場してないです。

 

全試合出場するのは大変だと思いますが、調整などはどうされていますか?
 試合の3週間前からは練習内容をしっかり決めて調整していきます。

 

体調管理などはいかがですか?
 今年は環境が変わったので特に大変でした。北海道と本州では気候が全く違うので、暑さや寒さもそうですが、梅雨の無い北海道から梅雨の時期の本州に行った時などは湿気に慣れるのに苦労しました。

 

今までにスランプはありましたか?
 ダーツをやめていた時期が2年くらいあったんですが、そこから復帰する時ですね。2年間全く投げていなかったので感覚を取り戻すのにものすごく苦労しました。強いて言えばその時期がスランプだったと思います。

 

2年間やめていたのはどうしてですか?
 僕は長男で実家の家業を継がなくてはならなかったんです。跡継ぎの修行をするために二足のわらじを履くことはきつかったのでダーツは休んでいました。

 

2年休んで復帰された時は周りとのレベルの違いなどは感じなかったですか?
 正直最初はそんなに感じなかったんです。でも安定して打てる選手がすごく増えたと思いました。もう誰が勝ってもおかしくないくらい、全体的なレベルが上がってると感じました。

2015年で印象に残った試合はありますか?
 谷田選手との試合ですね。ダーツを始めた時と同じ感覚に戻った試合だったんです。若い時の自分の気持ちというか、素直に「勝ちたい!」という気持ちを思い起こさせる様な試合でした。


普段の練習方法や時間は?
 だいたい夜の10時から夜中の3時くらいまでの5時間で、基本的にカウントアップをすることが多いです。僕はスタッフではないので、スポンサードしていただいている2店舗でインストラクターみたいなことをしながら投げていることが多いです。

 

今ダーツで一番大事にしていることは何ですか?
 臨む姿勢でしょうか。自分がどうしてこんなに一生懸命ダーツをやっているのか、どうして毎回大会に出ているのかという理由を忘れないことです。勝ちたいから投げてるし、生活しなくてはならないから投げてるんだということを常に意識することは大事だと思っています。

 

プロプレイヤーがどんどん増えていることについてはどう思われますか?
 良い傾向だと思います。プロが少なければ少ないほど勝てる環境にはなるんですけどね(笑)。プロが増えればそれだけ賞金額も大きくなるだろうし仕事も増えてくるでしょう。ダーツで生活できる環境を作るためにもプロプレイヤーが増えるのは良いことだと思います。
 大会の参加人数も以前に比べると桁違いに増えてきましたが、パイオニアがいて今があるというか、プロが無い時期から活躍していたプレイヤーのおかげで現在の環境があるんだと思います。

 プロがあたりまえになった今の環境にいるプレイヤーは、今後それを飛躍させていくことも大事だと思います。

スポンサーについてはどのように思われますか?
 とても大事なものだと思います。いろいろな面でもちろん感謝していますが、スポンサーからしても僕の活躍によって何かしらのメリットを感じてもらいたいと思っています。どちらか一方だけでなく、お互いに感謝し合える様な関係を保っていきたいと思っています。

 

尊敬するプレイヤーはいますか?
 ジョニーさんと村松治樹くん、それから谷田さんですね。ジョニーさんは今でも人気があって、長い間結果を出しながら人気を維持できるというのはカッコいいと思います。治樹くんは世界に一番近い存在だと思うので、世界に飛び出す日本人プレイヤーの道標を作ってくれている姿に尊敬します。
 そして60歳を過ぎてもコンスタントに結果を残して、「ダーツはいつまでもできるんだよ」と教えてくれている谷田さんもすごいと思います。

 

オフの過ごし方を教えてください。
 オフは好きなことをしています。

 

ダーツ以外の趣味はありますか?
 買い物や旅行が好きですね。今は北海道なのであまり旅行はできないのですが、好きな買い物してそれを身に付けて街に出たりしています。


ダーツの魅力は何ですか?
 いろいろな価値観で本気になれることです。ダーツは飲み屋にもあるし、ボーリングやビリヤードよりもリーズナブルで手軽なものだと思うんです。お酒のつまみとしての魅力もあるし趣味としての魅力もあります。そしてプロとして試合に出場して真剣に向き合うこともできる。とにかくいろいろな方向からオールジャンルな接し方ができるというのが最大の魅力だと思います。

 

今後の夢や目標を教えてください。
 僕は今年31歳なんですが、39歳までには日本チャンピオンをコンスタントに獲れる選手になって、40歳近くには世界に挑戦したいと思っています。そしていつかは世界チャンピオンになりたいですね。それが僕の夢です。

 

それでは最後に読者にメッセージをお願いします。
 これからも頑張りますので応援してください!それからスピカというバレルはすごくいいんで、ダーツに悩んでる人はぜひ使ってみてください(笑)。

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