Player Interview

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michael_smith,マイケル スミス、PDC PLAYER

Vol.79. 2016年5月号 Michael Smith

ダーツを始めたきっかけは?
 最初にダーツをプレイし始めたのは15歳の時です。その頃僕は腰に怪我をしてしまい、当時やっていたラグビーが出来ず、家で退屈していました。
 家では父がダーツを練習していたんですが、退屈だったので見ているだけでなく、自分でもやってみようと思ったのがきっかけですね。初めて投げてから6週間で初180を出しました。その時もまだ松葉杖をついたままでしたけどね。

 

ダーツを選んだのには何か特別な理由がありましたか?
 いえ、特別な理由があったわけではないですね。さっきも言いましたが、腰の故障でラグビーが出来なかったので、ラグビーのように激しくないスポーツをやりたかったんです。父がダーツをやっているのを見て、そんなに頑張らなくても結構上手くできそうだなと思いました(笑)。

 

アマチュア時代はどんなプレイヤーでしたか?
 僕は15でダーツを始めて、17歳の頃にはPDCに入っていたので、アマチュア時代はあまり長くなかったんです。だから今とそんなに変わらなかったと思いますよ。

 

PDCは世界中で大変な成功を収めていますが、それについてはいかがですか?
 PDCの成功は、僕にとっては大歓迎ですね。多くの注目を浴びればスポンサーもどんどん増えますし、おかげで僕は息子を安心して養っていけます。勿論その中で生き残っていくためには、厳しい練習と努力が必要ですけどね。

 

あなたは現在世界8位ですが、あなたの成功の秘訣は何ですか?
 僕は学生の頃、いつでも出来る限りダーツに時間を割いて練習していました。学校に行く前、朝と放課後は必ず練習しましたし、技術の授業の時なんて、授業中にも練習してましたよ。だから、僕が成功している理由があるとすれば、それは練習と努力ということになるでしょうね。
 今では息子のマイケルジュニアが、僕のダーツの原動力になっています。僕がしっかりやらなければ、彼が欲しいものを買ってあげることも出来ませんから。今僕がやっていること全ては、息子のためと言ってもいいですね。

 

これまでに最も印象に残った勝利について教えてください。
 最も印象に残っているのは、ユースのワールドチャンピオンシップ優勝ですね。やっぱりあの大会で優勝してワールドチャンピオンになれたことは、僕にとって大きな出来事でした。
 それから、最初のプロツアーでの優勝も嬉しかったですね。あの時は、全てのパズルのピースがはまったような感覚があったんです。でも、どんな勝ちも僕にとっては特別です。トロフィーを自分の手に取った時の感覚が大好きなんですよ!

 あなたを始め、若い世代のプレイヤーがPDCで多く活躍していますが、この状況をどう思いますか?
 僕の個人的意見としては、若い世代のプレイヤーはもう「怠惰な若者」ではないということでしょうね。勝利によってもたらされる高額な賞金は、若い世代にとってとても魅力的です。だから彼等は、プレイステーションやXボックスで遊ぶ代わりに、ダーツの練習をするようになったんでしょう。
 それからもう1つ大きいのは、多くのプロプレイヤーが自分の貴重な時間を割いて、子供のためにダーツを教えているということです。これは素晴らしいことですよね。

 

PDCの未来はどうなるとお考えですか?
 まさに「クレイジー」になっていくでしょうね。今でもすでに、テレビでの熱狂、賞金の凄さ、そしてダーツ技術の向上は信じられないくらいです。これが先細っていく姿は想像できません。もっともっと、凄いことになっていくと思いますよ。

 

厳しいダーツの試合に向けて、精神的・肉体的にどのように備えていますか?
 これを言うとみんな嘘だと思うらしいですが、本当なんです。僕が試合に向けて特別にやっていることは、「睡眠」です。勿論、起きている時は一生懸命練習しますよ。それから、息子と犬が僕をリラックスさせてくれます。


あなたはご自分をどんなプレイヤーだと思いますか?
 僕は、素早く投げて、スコアリングが得意なプレイヤーだと思います。今後の課題としては、ゲームにおいてのメンタル面を強化することですね。僕とマネージメントチームは、今メンタル面の強化について一生懸命頑張っているところです。特に言われるのは、時には投げる前に一呼吸おいて、落ち着くともっと良いプレイができるということですね。

 

ソフトダーツについてはどう思いますか?
 実は僕、今週ジブラルタルでソフトをプレイしてきたばかりだったんです。かなり良いダーツが投げられたと思いますよ。僕は凄くソフトが好きで、実家の両親が経営しているパブにマシンを買おうかと考えているところです。

 

日本のプレイヤーにアドバイスをお願いできますか?
 僕はアドバイスとか苦手なんですが、いつも言っているのが、「練習あるのみ」ということですね。試合の結果は、自分がその試合にどこまで打ち込めたかを如実に示すものです。怠けていては自分のゴールにはたどり着けないんですよ。

 

尊敬するプレイヤーはいますか?
 僕はダーツを始めた頃からこれまでずっとゲリー・アンダーソンを尊敬しています。今では彼と同じ位置に立つことが出来るようになり、僕の夢の1つが叶ったと言えますね。

あなたにとってダーツの魅力とは?
 プロプレイヤーとしては、物凄い数の視聴者が見守る中で、テレビの中でプレイ出来ることは大きな魅力です。ダーツを観るのが好きな人達は、まるでパーティーのような会場の雰囲気と、僕達が作り上げる「ショー」に強く惹かれるんでしょうね。それからダーツは、プレイするのが簡単でお金もかからないですから、多くの人が気軽に始められるというところも魅力だと思います。

 

あなたにとってダーツとは?
 僕にとってダーツとは、夢を生きることです。勿論まだ僕の夢全部が叶ったわけではないですから、これからはメジャータイトルを獲って世界一になりたいです。そこまで達成できれば、僕の夢の完成ということですね。

 

ダーツ以外に何か趣味はありますか?
 スヌーカーもやりますし、ドミノも好きです。どれも家族で楽しめるゲームです。最近では忙しくて家族との時間をとるのが難しい状況ですから、そういったゲームで家族と楽しく過ごすことが僕の趣味ですね。僕にとっては、ダーツと家族が一番大切なものです。

 

あなたの強さの秘密は何ですか?
 どんな選手も強いときもあるしそうでない時もあります。僕もそうです。大切なのは、良い結果を安定して常に出せるプレイヤーになることです。それからガッツと、勝つという気力ですね。

 

練習について教えてください。
 僕の練習方法は普通だと思いますよ。特に人がやっていないことをやったりはしません。ただ、レベルの高いプレイを練習でも心がけていますし、他のプレイヤーにも練習量では負けない自信があります。僕は1日5時間は練習しますね。

 

今後の目標は?
 ダーツで世界一になることです。それからPDCのメジャータイトルをたくさん獲って、世界大会でもたくさん優勝したいですね。

 

最後に読者の皆様にメッセージをお願いします。
 日本のプレイヤーの皆さん、どうかダーツに全力を傾けてください。自分がなりたいプレイヤーに自分を押し上げることが出来るのは、やっぱり自分だけです。
 限界は自分が設けているだけで、本当は存在していないんです。人が何と言おうと、自分を信じることが大事です。信じたものだけが、ゴールを達成できると、僕は信じています。

ダーツ テクニック

Q1: グリップについて教えてください。
 僕はダーツの根元のところをメインに考えてグリップします。指は小指以外は全部使いますね。それから、僕のグリップはそんなに強くないです。スピンをかけるのが好きじゃないので、自然に持って、引いて、ダーツをリリースします。これまでグリップを意図的に変えようと思ったことはないですね。


Q2:グリップで気をつけていることはありますか?
 あまりグリップについてこだわっていることはないですね。ただ、スムーズにダーツを離せて、狙った角度で飛んで行くようにグリップしています。

 

Q3:スタンスについて教えてください。
 僕のスタンスはちょっと右よりですね。ボードの18のあたりが正面に来るように立ちます。しっかり動かないようにスタンスをとります。僕はバランス感覚が良いほうだと思います。立ち方は始めた頃と全然変わってないと思いますが、以前のほうが少し横への動きがあったかもしれません。

 

Q4:3本投げる間にスタンスを変えることはありますか?
 いいえ。僕はいつもきっちり同じ位置に立って投げます。ただ上がりの時は、20トリプルが狙いにくい場合だけは動くこともあります。

 

Q5:テイクバックについて教えてください。
 僕にとってダーツを投げるのは一連の動作なので、はっきり解説するのは難しいのですが、ダーツをグリップし、滑らかに頬の辺りまで引いて、そこからリリースします。この時肩は固定されていますが、手首はモーションにそって自由に動くようにします。

 

Q6:あなたは投げる時ダーツを回しますか?
 いいえ、僕はダーツを回したりはしませんね。なんだか、自分のダーツがコントロールできていないような感覚を受けるので、スピンをかけるのは嫌いなんです。

 

Q7:狙いについて。
 自分の狙う場所をただしっかり見て、リリースの時に腕と手首が狙った場所に真っ直ぐ向いているかということだけに集中します。

 

Q8:狙うとき手を振るような動作をするプレイヤーがいますが、あなたはいかがですか?
 僕はやりませんね。狙うときは自然な動作にしたいので、無駄な動きは入れません。特別なことをやって自分の投げ方を壊したくないんです。


Q9:肩について。
 僕はあまり肩のことは考えません。ただ、動かないように気をつけてはいます。

Q10:肘についてはいかがですか?
 肘が伸び切るのに時間がかかるような、ゆっくりした柔らかい投げ方ではなくて、良い感じで肘が「ポン」となるような投げ方を心がけてます。

 

Q11:リリースについて教えてください。
 全く考えたことないですね。僕は自分の試合なんかも、分析したりしないタイプなんですよ。ただ朝起きて、プレイしに行く。あんまり考えすぎると、良いプレイが出来ないような気がするんです。

 

Q12:フォロースルーについてはいかがですか?
 フォロースルーをしっかりとることは、一番大事な部分ですね。フォロースルーは、自分が何処にダーツを投げようとしているかの、ガイドのようなものです。スタンスやゲーム展開と同じくらい大切にしています。

 

Q13:ダーツの飛びについて何かお考えはありますか?
 僕の投げたダーツは、時々しっかり刺さりすぎて困ることがあります。特に真っ直ぐ良いリリースが出来たときはボードに良い角度でしっかり刺さるからでしょうね。そういう飛びをいつも実現出来るといいですね。

 

Q14:リリースのときダーツを回すことはありますか?
 ありません。さっきも言いましたが、僕はスピンは嫌いなんです。自分のダーツを、自分でコントロール出来ないよう気がするんです。

 

Q15:リズムについて。
 僕の投げ方のリズムは、スムーズで一定です。いつでもそうあるべきだと思いますよ。投げては止まるとか、あまりにゆっくりなプレイヤーは、リズムというかペースを作れていないので、試合の流れそのものを邪魔するような気がしますね。

Q16:練習方法について教えてください。
 僕は先ほども言いましたが1日3~5時間は練習します。勿論毎日やりますよ。特に決まったやり方とかはなく、その日に練習したいことをやります。決まった練習相手もいません。その日誰かいたら、その人と練習するという感じです。
 よく一緒に練習するのは父ですね。父のチームのメンバーともよく練習します。でも、ダーツを始めた日から、大抵は一人で練習することのほうが多いです。

 

Q17:これまでにスランプを経験したことはありますか?
 大きいのは特にありませんね。ただワールドチャンピオンシップの直前に、どうやってダーツをリリースするかとか、スタンスはどうすればいいかという基本的な事を、思い出せないような感覚に陥ったことがあったんです。あれは何とも言えない異様な気分でした。でも、大会の時には全てが元に戻ってきたので、安心しましたよ。
 実際の大会では準々決勝まで行きましたし、もうちょっとで準決勝にも手が届くという感じだったので、問題なかったです。


Q18:イップスの経験はありますか?
 ないですね。 僕にはこれからもないと思います。プレイを怖がっている人とか、負けが込んでいるようなプレイヤーにとっては、そういった症状も脅威かもしれませんが、僕は大丈夫です。そう信じています。

 

Q19:あなたのダーツスピリットについて聞かせてください。
 どうやってスピリットを保つかとか、特にセオリーは持ってないです。でも、僕にとって家族や息子の顔を見ることが士気を上げてくれるし、彼等のために勝ちたいと思うんです。僕は、彼等の生活を守るために勝たなければならないんです。そういった思いが、僕のダーツの原動力になっているんでしょうね。

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