Player Interview

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kentakaneko、おおしろまさき、大城 正樹

Vol.82. 2016年11月号 大城 正樹 『安定』というこの二文字だけは

大城選手の以前のインタビューは2009年の1月でした。時々試合会場でお目にかかることもありましたが、お話しするのは久しぶりですね。この7年の間にいろいろなことがあったと思いますが、特別なことは何かありましたか?
 7年前はまだダートワールドという会社にいました。その4年後なので今から3年前になりますが、会社を退社して関西に戻り、昼間の仕事からダーツバーの仕事に転職しダーツの拠点を関西に移したのが大きな変化ですね。

 

JAPANにはいつから参戦されていますか?
 2013年からです。

 

2013年は46位、2014年は21位、そして去年が21位という結果でしたが、今年はいきなり3位に上昇しています。これはどういうことでしょうか(笑)?
 今までは技術ばかり磨こう磨こうとしていたんですが、なかなか試合に結果を残すことができなかったんです。それで去年の終わり頃に、これだけ練習して技術を高めても結果が出ないのは何が足りないのか改めて考えて、やはりメンタルだろうと思ったんです。
 じゃあどうやってメンタルを強くしようかと試行錯誤して、いろいろな本を読んだりセミナーに通ったりしてみたんです。その成果が今年になって身に付いてきたんだと思います。

 

具体的にはどのようなことですか?
 技術で足りない部分をメンタルでカバーするということがすごく重要だというのを実感しました。例えばどんなに調子が悪くても、メンタルさえ保てれば技術が落ちないということがわかってきたんです。できるだけ感情に左右されないということが身に付いてきました。

 

メンタルを高めるというのはみんなが知りたいことだと思いますが、セミナーではどのようなことを学ぶのですか?
 まず自分はメンタルが弱いということを素直に受け入れて、「絶対に勝つ」という気持ちと、「たとえどんな結果でも受け入れる」という気持ちを最後まで保ち続けるようにするということを学びました。
 ダーツは引き分けがなく、勝つか負けるかのどちらかしかないスポーツです。その勝つ方に転ぶためには、どんなに劣勢な状況でも「負ける」という意識だけは脳裏にイメージさせないんです。「まだいける、まだいける」という気持ちを持ち続けるんです。どんな状況になったとしても「まだ勝てる」と思えるか思えないかで勝ち負けが決まると教わりました。
 「まだ勝てる」と思いながらなんとか逆転するチャンスをうかがう、心が折れないということはそういうことなのかなと思いました。

今の試合は一日が長いので、一日中その意識を保ち続けるのは大変ですね。
 大変です。なので、どれだけ意識し続けられるかということなんですよね。ただ「負けない」と思っていればいいんだろうと、言葉で聞いたら簡単なんですが、実際にやってみると難しいです。心が折れそうになることは何回もあったし、最初の頃はやっぱり勝てないこともありましたね。
 そのうち、気持ちを持ち続けたのに負けたというのは、技術で負けただけなんだと思うようになったんです。技術では負けたけどメンタルでは勝ってたんだと。そうやって「負けた」ということだけを意識しない様に努力しているうちに、なぜか負けそうな試合にも勝てるようになってきました。


なるほど。精神的にいろいろ勉強されたということですね。
 まだまだ勉強が足りてないことはたくさんありますね。まだ一度も優勝してないですから(笑)。

 

そうですね、それで3位というのはどういうことなんでしょうね(笑)。
 去年の村松治樹選手のようですね。

 

一年間の試合をこなすための体調管理や調整などはどうされていますか?
 僕はそんなに身体が強い方ではないので、毎日仕事で投げる時でもベストパフォーマンスが出せるように身体のケアをしています。
 具体的に何をしているかというと、毎日酸素カプセルに行き、週に最低一回はマッサージを受けるようにしています。それから身体を回復させるためにプラセンタを注射しています。

 

酸素カプセルとはどのようなものなのですか?
 疲労回復にすごく効果のあるカプセルで、病気や怪我を速く治すと言われています。骨折などは普通の半分くらいの期間で治癒するらしく、自分の持っている自己回復力を高めてくれるものです。サッカーのベッカム選手や本田選手などは家に置いているようですね。

 

それはどのくらい入っているのですか?
 僕は毎日50分です。ふつうは60分入るようですが、僕が通っている店は設定がないので毎日50分入っています。

 

効果はありますか?
 あります。入れない日があると前日の疲労感が残ってることを体感してるので、なるべく毎日入って疲れをゼロにしてから出勤するようにしています。入れない日は疲れが残っているので仕事に行くのが辛いですね(笑)。

精神的に鍛錬して勝てるようになったとのことですが、技術的な練習や時間はどうされていますか?
 僕は今ダーツバーのスタッフなのでダーツを投げない日というのはほとんどなくて、時間にしたら8時間程度は投げています。
 でもお客さんと投げている時は練習だとは思っていないので、自分だけの練習ができるのはだいたい1時間くらいだと思います。

 

練習方法は?
 ひたすらカウントアップで、その日入らなかったナンバーやブルだけを狙い続けたりします。カウントアップの8ラウンドというのは集中するにはいいラウンドなんです。実際の試合でも僕自身だいたい8ラウンド以内で上がるので、この中でいかに最短で701以上の数字を叩けるかを練習しますね。
 クリケットにしても、力の差や駆け引きで多少変わりますが、だいたいは8〜10ラウンドで終わるので、この中でどれだけ打ち続けられるかを鍛えるようにしています。


今ダーツで一番大事にしていることは何ですか?
 ルーティーンです。僕はJAPANの時、毎回スローラインに入るまでに左胸を二回叩くんです。
 よく「どうして胸を撫でたり叩いたりするんですか?」と聞かれるんですけど、それは「自分なら出来る、大城正樹ならここでハットを出せる、ナインダーツを出せる」と、「もっと自分を信じろ」という意味でやってるんです。それをルーティーンとして取り入れることによって、メンタルやパフォーマンスを高めるようにしています。

 

現在トップ5に入っていることもあり各方面から注目されていると思いますが、大城選手はプロプレイヤーとしてどのようなことを意識されていますか?
 プロとして人の模範となるように心がけなければならないので、会場内では特に礼儀やマナーには細心の注意を払っています。仕事も接客業なので、大城正樹はプロとしてちゃんとしているなと常に思われるような、しっかりした態度を取れるように意識しています。

今のダーツ業界に関して何か思うところはありますか?
 僕も10年以上ダーツを投げていますが、ダーツで生活出来る時代が見えてきたというのは大きな変化です。その反面マナーが悪くなっている部分も見えるので、これからプロを目指している人の模範となる選手が出る様に、プレイヤー全体のマナーがもっと向上するといいと思います。

 

これからの夢や目標を教えてください。
 まずはJAPANで優勝して、年間チャンピオンになることですね。
 今年は優勝できなくても年間チャンピオンを狙います(笑)。残りの大会を全部準優勝すれば年間優勝出来るんじゃないかと思ってるんですよ(笑)。

 

先ほどのメンタル論からしたら弱気な発言ですね(笑)。
 もうここまできたら無冠で年間チャンピオンを狙おうと(笑)。そうすればみんな驚くだろうと思うんですよね。

 

ある意味一番安定したプレイヤーということになるかもしれないですね(笑)。
 今年僕は『安定』というこの二文字だけは本当に崩したくなくて、「大城だったらここまで絶対来るだろう」というのを定着させたいんですよ。もちろん自分自身も優勝は狙ってるんですけど、「大城とは当たりたくないな」というイメージを、全てのプレイヤーに持ってもらいたいんですよね。

 

最後に読者にメッセージをお願いします。
 どんな試合展開でも、あきらめなければ何かしら結果が残ると信じて投げてください。そうすれば必ず自分にとって良いことが待ってると思います。なので、みなさん一緒に最後まであきらめないダーツをしましょう!

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