Darts Psychology

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No.5 Vol.59. 2013年1月号 ワンランク上を目指す練習法 最終コラム
長らくお付き合いいただいたダーツ心理学講座も、今回で最終回となる。これまでに自分がどんなプレイヤーかを知ることから始め、心理学を応用した戦略の立て方など、ダーツにおいて大切な局面を幾つか切り取って解説して来た訳だが、最終回にあたりダーツプレイヤーが最も注目しているトピックの一つである「練習方」のことを考えてみたいと思う。ダーツをプレイするからには、誰でも多かれ少なかれ練習をしたことがあるはずだ。勿論、楽しむのが主な目的だから練習は一切しないというプレイヤーの方もいるかも知れない。しかし、ダーツバーやその他のアミューズメントスポットなどで楽しみながら投げることそのものも、ダーツの練習になっている。投げた分だけ少しずつ上達するというのは、ある意味真実だろう。しかし、同じ時間を練習につぎ込んでも、すぐに上達してしまう人もいれば、なかなか今いるレベルから上に行けないと悩んでいる人もいる。結論から言うと、練習はした分だけ誰もが同じように上手くなる訳ではない。自分に合った練習方や、効率を考えた練習を取り入れることによって、その上達のスピードは変化するのだ。
No.4 Vol.57. 2012年9月号 心理学の戦略的応用法
ダーツを自分ひとりで投げて技術を切磋琢磨して楽しむのも良いが、ダーツをプレイするからには、「ゲーム」として対戦相手と戦い、そして勝つというところにその醍醐味があるのもまた真実だ。つまり、ダーツの面白さには、その技術的な素晴らしさと同時に、駆け引きの心理戦というものがあるということだ。「ゲーム」である以上常に「相手」がいて、自分と「相手」の間には様々な心理的葛藤が繰り広げられている。心理学で「ゲーム」というと、ゲーム理論を思い出す方も多いかもしれない。ゲーム理論と言うのは、数学や経済の分野から始まったもので、ゲーム的場面で人がどのような行動を取れば、最も利益を得られるかということ考察する学問だ。こう説明するとなんだかややこしい感じがするが、簡単に言えば、リスクを最小にして最大の利益を獲得するためにはどんな行動を選択すれば良いかを考えることだろう。
No.3 Vol.56. 2012年7月号 ゴールをイメージして試合に勝つ
この連載ではこれまでの2回に分けて、「自分と向き合う」ことによって心理面からダーツの飛躍を目指す方法を探してきた。自己分析も、集中/リラックスの最高のブレンドによって自分のピークパフォーマンスを引き出すことも、全て「自分」と向き合うという内向きのアプローチと言える。もちろんこれらのものは、ダーツを一段階上のレベルに押し上げるためには必要不可欠な作業だ。しかし、いくら「自分」を知り最高のパフォーマンスが引き出せたとしても、それが常に内向きのままで自己完結してしまえば、そこから先へは進めないものだ。そこで必要になってくるのが外へ向かう志向を助けてくれる「モチベーション」ということになる。これが無ければ、優れた技術や自分を律する強い心もただの自己満足で、宝の持ち腐れに終わってしまうのだ。
No.2 Vol.55. 2012年5月号 ダーツはほとんどがメンタル
自分をコントロールして自分に打ち勝つことは、ダーツをプレイするにあたってとても重要な課題だ。スポーツ全般に言えることだが、試合の時に極度に緊張してしまい、いつもの実力が発揮できないということや、逆に緊張感を欠いて集中しきれずに負けてしまうということは良くある。こういった現象は自分で自分をコントロールしきれず、外的/内的なプレッシャーにつぶされてしまうことによって起こる。それならば、それを上手くコントロール出来れば、常に自分の実力に見合った安定した力を発揮できるはずだ。しかし自己コントロールと一言で言っても、すぐには具体的な方法もわからないし、そのやり方も人によって千差万別で、プロ選手でも様々な手法を自分なりに取り入れているのが現実だ。
No.1 Vol.54. 2012年3月号 ダーツ心理学スタート
ダーツはメンタルスポーツだという声をよく聞く。本誌でも以前にスランプと心理的要因の関係について特集を組み、大きな反響を得た。確かに上手い選手なのに、ここぞという所で弱かったり、試合になると実力を発揮出来ないということはよくあるし、それが技術の問題というよりは、心の問題なのだろうと推測はできる。では、他のスポーツと比べてダーツのどこが「メンタルがより重要」と呼ばれる所以なのであろうか?最近では、スポーツ心理学の研究が進んで、楽しみでやるゴルフからリトルリーグや高校野球、オリンピック競技に至るまで、何らかの心理的理論を取り入れているものだ。だが、そんな中でもダーツはスポーツとしての技術追及に加え、チェスや将棋のような「駆け引き」の要素が大きく加わった競技なのだ。
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