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No.24 2015年3月 おらが町にTVに出ている

 私の住んでいる松本を本拠地にしているサッカーチーム松本山雅(やまが)が今年からJ1に昇格する事になり、3月からJ1で試合をしています。
 正直なところサッカーは門外漢なのですが、応援している友達も多ですし地元のチームですから結果は気になりますし、勝つとやっぱり嬉しかったりします。
 しかし、サッカーにあまり興味が無い私なので山雅の応援にスタジアムまで行った事は今のところありません。
 先日イマジンのお客様で山雅のサポーターをしている常連さんと話をしていて、サッカーの入場料が気になったので質問してみたんです。
 「J2の頃より入場料が上がって2、000円になったんだよね」と言われました。
 その価格が私には安く感じられたんですよね。
 野球は好きでマリーンズを応援しているのですが、野球の外野席が1、500円位だったと思うのでそれよりは若干高いですが、なにより野球とは年間の試合数が違います。
 野球はホームで72試合。
 サッカーの場合はホームで17試合、カップ戦を含めても野球の1/4程度しかありません。
 チームの経営を考えたら安いなと思ったわけです。 
 その後PDCのチケットの価格やCS等の有料チャンネルの人気、PDC TVの価格を考えたりしていたら、日本人のスポーツの見方が色々と気になったんですよね。

 先ずはダーツの事で考えてみましょう。
 私が最後にイギリスに行ったのは2年前になりますが、日本はイギリスよりもダーツを投げられる環境がある国なんですよね。
 ハードダーツと拘りを付けなければ投げられる店は沢山あり、ダーツの本場と言われるイギリスよりも多い状況です。
 では、ダーツを見る人は?
 現在日本のプロトーナメントは会場に行けば無料で見られます。
 しかしその試合を見に来ている人はあまり多いとは言えません。
 動画中継もしていますが、プロトーナメントがあった日にイマジンの常連さんに「今日プロの中継見た?」と質問しても「見た」と返ってくるのは2名くらい。
 何名かに「誰が勝ったんですか?」と逆に訊かれますが、それ以外は全く興味もない様子です。
 勿論ダーツが好きな人達です。これ、松本だけの状況ではないと思います。

 では2年前にプレミアリーグを見にイギリスに行った時の事を考えてみますと、プレミアリーグの会場に来ている人たちはダーツファンというよりも、会場のある町の普通の人達。
 友達同士で来ている若者もいれば、家族連れも意外と多いんです。
 日本人の感覚で言えば、有名人のコンサートに行くとか、仲間と映画を見に行くとか、そんな雰囲気でPDCを見に来ているんです。
 「おらが町にTVに出ているフィル・テイラーも出場するダーツのイベントが来たぞ」的なね。
 会場で見る以外でも、有料の衛星放送チャンネル「スカイスポーツ」とPDCが独自でやっている有料動画サイト「PDC TV」で見る事も出来ます。
 基本的に全て有料ですが会場はほぼ満席ですし、年々TV局との放映権料も上がっているようです。これがPDCの大きな収入源ですね。

 再び日本に話を戻すと、会場も中継も無料なんですが思ったように見てもらえない。現状は見て面白いレベルにきていると思いますし、お金をとれるところまできていると思うので、試合の内容が悪くて見てもらえないわけではないと思うんです。
 もちろん、ダーツ発祥の国イギリスとルールを知らない人が多い日本の状況を比べても仕方ありません。
 しかしイギリスでダーツがメジャーなスポーツかと言えばそうではない。
 イギリスで人気のスポーツといえばやっぱりサッカー。それ以外でもラグビー、クリケット、テニス、ポロ、F|1、ゴルフなんかが人気のようです。調べてみましたが、イギリスでもダーツはメジャースポーツなわけではないんですよね。

 少しダーツから離れて再び野球とサッカーで考えてみたいと思います。
 現在野球もサッカー(J1)もほとんどの試合が有料放送で見る事が出来ます。
 しかし20年前のように全国中継でジャイアンツ戦が視聴率が取れるような時代ではなくなり、地上波での全国放送は日本シリーズやオールスター以外は少なくなってきました。
 ジャイアンツ戦の1試合の放送料が1億円と言われていた時代もあったのですが。
 サッカーに関しても日本代表戦は相変わらず人気のようですが、Jリーグ発足時にあったJ1の地上波放送は無い状況です。
 日本でスポーツ中継はTVの主役ではなくなっています。
 生活の多様化や、インターネット等娯楽が増えた事が要因としてあげられています。
 しかし、海外では逆の現象が起こっているんですよね。
 アメリカではスポーツ中継の放送料が年々高騰しています。
 野球のMLBは2015年の全米中継の放送権料が15億ドルになるそうです。
 1ドル120円で計算すると1800億円で、これ以外に各チームが地元の放送局と個別で契約をするそうです。中でもドジャースはケーブルテレビ局と年間500億円で25年契約をしたそうです。どちらもここ数年で10倍近くになっているんだとか。
 更にアメリカン・フットボールのNFLは年間6000億円の放送料が入るそうです。
 アメリカの人口は日本の約2・5倍ですが、放送権料に関しては日本の野球とは桁が違っています。
 イギリスでもサッカーのプレミアリーグの放送権料は、年々と上がっているそうです。2014年シーズンはイギリス国内向けが約30億ポンド。1ポンド160円で計算すると4800億円になります。
 サッカーですからこれとは別に世界中からTV中継料も入ります。とりあえず、ここは国内だけでこだわってみますがイギリスの人口は日本のほぼ半分の6000万人。
 どうしてスポーツ中継が海外では人気なんでしょうね?
 生活の多様化や、インターネット等娯楽が増えているのはアメリカもヨーロッパも同じですよね。
 色々と調べたんですが、メジャーリーグに詳しい方によるとドラマやバラエティーといった放送時にリアルタイムで見ないで録画して後で見ても特別問題のない番組の視聴率低下が激しく、スポーツのように生で見るべき番組の視聴率が安定または上昇しているんだとか。
 確かにスポーツってリアルタイムで見るのと、後で録画を見るのとでは気持ちが違いますよね。
 リアルタイムじゃないとあのドキドキ感や興奮はありませんよね。
 他の番組がTV局として商品価値が落ちてきて、相対的にスポーツ中継の価値が高まっているんでしょう、海外では。
 では日本では何故スポーツ番組の視聴率が下がり、番組自体が減っているんでしょうね?
 日本はアニメの世界的な評価のように、スポーツ以外の他の番組が魅力的だからと言う方も居ました。
 その辺も少し分かるんですが、少し弱いように思うんですよね。
 色々と考えていたんですが、野球関係のブログを見ていたら「日本人はスポーツの勝敗ばかりを気にして、鍛えぬかれた肉体から繰り出されるプレイや技術を純粋に楽しむ事が薄いんじゃないか」的な事が書かれていたんですよ。
「勝敗を非常に気にする」これだと思いましたね。
 確かに野球もサッカーも応援するチームが勝つように応援をしにスタジアムに足を運ぶ人が日本では多いように思います。
 もちろん子供たちを連れて応援をしながらプレイを楽しんでいる家族も居るでしょう。
 でも、その比率が海外のスポーツ観戦と違うような気がするんですよね。
 勝敗という結果が重要だからネットで結果を知れば事足りてしまい、会場やTVから足を遠ざけているんじゃないでしょうか。
 反対にサッカーの日本代表戦やバレーボールの日本代表戦、野球でもWBCなんかは視聴率が取れますし話題になりますよね。
 この試合って当然ですが結果こそが一番重要だからです。
 もちろん国際試合はナショナリズムの確認の場でもあり、一概に日本人が勝敗に拘るからだとは言えませんが。
 ダーツのケースで考えてみると、PDCの会場にしても「フィル・テイラー勝て!」という人も「オランダ人に負けるな」という人も居るんでしょうけれど、多くの人は凄いプレイが見たくてショーに来ている雰囲気です。
 9ダーツトライがあれば会場が一体になって息を呑みますし、失敗すれば会場全体でため息をつきます。
 勝負の結果が重要と云う観点で日本のプロダーツを考えてみると、ダーツをしている人達があまりプロの試合に興味を示さない理由は説明がつくと思うんです。
 誰が勝っても自分には全く関係ないから。
 日本人にとって大事な勝敗に興味が持てないからです。
 応援している選手がいたら気になるんでしょうが、応援している選手が居なければ見ようとも思わないんじゃないでしょうか。
 どうでしょう?

 ソフトダーツのプロトーナメントがスポンサーと選手からの会場費だけでなく、試合の観戦料を徴収できるようにする為には、大会毎・試合毎に誰が勝つか興味を持ってもらえるように、ダーツをしている人達にもっと伝えていく事が必要でしょう。
 ただ生中継を流すだけでなく、決勝トーナメントに入ったら中継する試合の選手インタビューを直前に撮影し対戦相手の印象や戦績を訊いて試合前に流すとかね。
 対戦成績を分かるようにしたら格上だと思っていた選手が、実は相性が悪くて苦手な相手だったとか。
 こういう手法で一時成功したのがK-1やプライドといった格闘技ですよね。
 キャラクターを作ったり対戦相手との関係をVTRで煽ったり。
 技術やプレイだけでは興味を持ってもらえないんだったら、もっと結果に興味をもらえるような努力は必要です。
 プロレスが好きな選手も多いですから、ビッグマウスで煽ってもいいよとなったら喜んでする選手はたくさんいると思うんですけどね。

ダーツ屋どっとこむ よろしくお願いいたします

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