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No.38 2017年7月 JDOマスターズ 2017

 日本にはハードダーツの団体は大きく分けて3団体あります。
 JDA、JSFD、JDOです。
 このコラムを書くようになった頃から、清水浩明がJSFDの日本代表に選ばれワールド・カップやワールド・マスターズに私が同行した事や、私が団体役員をさせていただいている長野ダーツ連盟がJSFDに加盟した事もありJSFDの事を書く機会が多かったと思います。
 今年から団体もJDOに加盟し長野DOと名前を変えた事もありJDOに関して書く事も増えるのではないかと思います。
 今までも長野県近郊の大会を中心にJDOの大会は年に3大会程は出ていましたが、今年度は加盟初年度ですし会長と手分けをしてJDO加盟全団体の大会に挨拶回りを兼ねて顔を出そうと決めているのでかなりハードではあります。

 そのJDOの年間チャンピオンを決める大会、JDOマスターズ2017が6月24日に兵庫県で開催されました。
 この大会は2016年度に開催されたJDOサーキット全13大会のポイント上位者だけが参加できます。
 男子は年間ランキング32位以上、女子は16位以上と厳選された選手だけで開催される年間チャンピオンを決める戦いです。
 私は評議委員として大会を見守るとともに、スコアラー等もやりスタッフの手伝いとして参加してきました。
 先ずは予選のラウンドロビンで上位の2名が決勝トーナメントに進めるのですが、ランキング8位(女子は4位)までの選手はシードでラウンドロビンはトーナメント枠を決める戦いです。
 私はその上位8名のうちの纐纈明誠、石倉賢、平賀正弘、外筬久人の4名のロビンのスコアラーを2名1組でする事に。流石に年間を戦い抜いての上位者の戦いです。
 スコアラーをしながらも楽しめる試合ばかりでした。
 ハイライトは纐纈選手と対戦した時の外筬選手で140を2連発で12ダーツでした。
 試合自体は纐纈選手が勝つのですが、実に見応えのある対戦でした。
 予選も終わり決勝トーナメントに入ると試合数も減るのでスコアラーの人数はさほど必要が無くなります。
 お弁当を食べたりのんびりしていましたが、やっぱり試合を一番近くで見ようと思いコントロールに「スコアラーをするので面白そうな対戦をまわして下さい」と図々しいお願い。
 少しすると呼ばれ試合のスコアラーに。そのマッチアップは辻裕充と纐纈明誠の対戦。わがままは言うべきでしたね、面白そうな対戦です。
 辻選手はJDOマスターズ2016のチャンピオンで、PDCチャレンジ・ファイナルもJDO代表として出場していますし、2016年はアジア・パシフィック・カップの日本代表にもなっています。
 纐纈選手を初めて見たのは2年ほど前の東京での大会かな。ダブルスの初戦で対戦したのですがダブルを打たせてもらえない程一方的にやられましたね。
その後PERFECTでも応援に行った地元の選手と同じロビンだったりと何かと顔を合わせているんですよね。
 試合は辻選手が優位に進めますが、お互いにダブルを外しあうレッグを2つ纐纈選手が拾うとそのまま纐纈選手が勝利。辻選手はもったいない試合を落としました。

 そして少し経ってからいよいよ決勝戦。女子は年間ランキング2位の全恵美と6位の宮野麻衣との兵庫県の選手同士の対戦。宮野選手は初めて見る選手でしたが、全選手は何度か見ていて爆発力のある選手といった印象。
 1レッグ目は全選手が24ダーツで取るのですが、2レッグ目から重苦しい雰囲気に。点取りは出来るのに、アレンジのシングルが入らなかったりダブルが入らなかったりの展開。
 それでも全選手が3レグまで連取し王手をかけるのですが問題の4レッグ目へ。
 両者ともに5残りで1本目に奇数が必要な数字になるのですが、驚くくらいにシングルが入らない。
 やっと入ったと思うも今度はお互いにダブルが入らずダーツ数だけ進み65ダーツで宮野選手が決めます。
 女子の決勝戦は準決勝まで入っていた選手も急に入らなくなったりする事はよくありますが、ここまで選手の気持ちが揺れてしまう程の展開を見るのは私も初めてでした。
 コーラーに「落ち着こうか」と促され5レッグ目にはいると拾った側の宮野選手が息を吹き返し6レッグまで連取。
 そして最終レッグの7レッグ目は自力に優る全選手が取ってJDOマスターズ初優勝です。
 両選手ともに恥ずかしい試合をしたと思っているでしょうが、逆に滅多に出来ない経験をしたのですからこの経験を次以降に活かして欲しいですね。

 続けて男子の決勝戦。
 男子のJDOマスターズ優勝者はジャパン・チャンピオンシップ・ファイナル(昨年までのPDCチャレンジ)にJDO推薦で出場が出来ます。
 決勝に残ったのは年間ランキング4位の纐纈明誠と8位の外筬久人でした。
 私が予選でスコアラーをした組み合わせですが、それにしても両名とも知らないと名前読めないですよね。コウケツとソトオサです。
 予選とトーナメントを見た印象では纐纈選手は最初の試合が良くて段々と調子は落ち気味なのをなんとか拾っていく苦しいダーツ、一方の外筬選手は纐纈選手との予選は落としましたが終始のっている印象。
 普通に考えたら外筬選手が勝つと予想したいところですが、苦しい展開を纐纈選手が拾うんじゃないかとひねくれた予想をしていました。
 それにこの日外筬選手は自分のダーツを忘れてきて、当日の朝会場のダーツ販売ブースで新しいダーツを買っているんです。
 そんな事を踏まえて纐纈選手優勝の予想でした。
 試合は纐纈選手は終始PPDで28点前後を打つ安定した内容、外筬選手は30点近くまで行ったかと思えば26点前後まで落ち込んだりと波のあるダーツでした。
 纐纈選手が13ダーツで3|2とリードをしたところから外筬選手のスイッチが入ったのか、15ダーツ、15ダーツ、21ダーツで外筬選手連取し勝利を収めました。
 両者共にPPDで27点を超える好ゲームでした。波があると書くと悪い印象ですが、この日の外筬選手は終始爆発力がありましたね。
 ちなみに、この当日ダーツを忘れてきた人、翌日開催された兵庫ダーツオープンもこの日と同じダーツを使用して準優勝でした。
 弘法筆を選ばずですね。
 優勝した外筬選手はJDO代表として9月10日に横浜港大さん橋ホールで開催されるジャパン・チャンピオンシップ・ファイナルに出場します。
 関東で開催されるイベントですのでどうしても関東の選手に応援が集中してしまいますが、外筬選手は大阪在住ですので是非とも関西から大勢の応援団に集まってもらって後押しして欲しいなと思います。
 ジャパン・チャンピオンシップ・ファイナルの出場者も全16名中これで8名が決まりました。
 この号が出る頃にはJSFDの代表1名も決まり、残る出場枠はTDO代表1名と東日本予選4名と最終予選2名になります。
 今年は誰がPDCに挑むのか楽しみですね。

 それからこの号の出る数日前にJDOに加盟しての最初の大会「長野ダーツオープントーナメント」を開催いたしました。
 日本全国からJDO会員の方にお集まりいただいただけでなく、今までお付き合いのあったJSFDの加盟団体の方々からも沢山のご参加をいただきました。
 誌面を借りてお礼を申し上げます、本当に有難うございます。

ダーツ屋どっとこむ よろしくお願いいたします

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