Special Person Interview

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児玉 任弘、JOKER DRIVER

No.26 Vol.54. 2012年3月号 児玉 任弘 JOKER DRIVER 

Q:児玉さんは一年中車に乗って日本全国を渡り歩き、「ジョーカードライバー」の商品を販売なさっています。業界でも話題の人物ですが、そもそもどのようにダーツと出合ったのか、そのいきさつをお聞かせください。
A:そうですね。僕は高校卒業して、京都でも名のある、ある着物のお店で修行を始めたんです。そこで12年ほど勤めました。実家も着物の関係の仕事をしていたので、30歳を機に実家に帰ったわけですね。それというのも、自分の着物をデザインしたいという思いがあったからです。そこから、着物作家として活動を始めました。しばらくして、ある京都の問屋さんからお誘いがあり、全国チェーンの着物のお店と仕事をするようになりました。それから各地に出張するようになったんです。展示会などに行って、販売するというやり方で、日本全国で商売をしました。
 ある時、四国の松山で仕事をした後、得意先の方と飲みに行ったんですね。その飲みに行ったバーにダーツがあったんです。そこで皆とワイワイ言いながらダーツを投げたのが、僕の原点になりました。その後出張のたび、その場所ごとにダーツバーを探しては通うようになったんです。それが11年くらい前のことですね。
 当時はまだ通信のシステムも無くて、自分でブログを始めたり、ミクシーをやったりして、ダーツの情報を得たんです。面白そうな方がいると、直接メッセージを送ってその地域のダーツ情報を聞いたりしました。そういうことがあると、その方と知り合いになったりして、人との輪が広がっていくんですよね。それが楽しくて、更にダーツにはまっていきました。ダーツさえ持っていれば、年齢や性別に関係なく、誰とでもすぐ仲良くなれますから。ダーツにどっぷり浸かるようになった理由は、やっぱりそこが一番大きいですね。

 

Q:では、ご専門は染色ということになるのですね?
A:そうです。僕の人生の中では、着物関係の仕事をしていた時間のほうが長いですからね。25年ほどやっていました。今ダーツ関連の仕事を始めて、まだ3年です。

 

Q:染色の仕事からダーツへと移っていったいきさつを教えてください。
A:僕は当時京都で、異業種交流のような集まりによく顔を出していたんです。その関係でジョーカードライバーの関係者の方とお会いして、自分はダーツを全国でプレイしていますという話をしたんです。それはちょうどジョーカードライバーがビジネスを立ち上げた頃で、それなら各地で投げてもらって、反応を見てきて欲しいということになったんです。それから、そのダーツを使って全国でプレイするようになりました。そのときはまだ仕事としてでは無く、少しダーツにかかわっているという感じでした。
 その後、着物のビジネスのほうの景気が悪くなって大変になっていったんです。それで、京都にオープンするダーツバーの店長にならないかという話を頂いて、やってみることにしました。その店にジョーカードライバーの社長がお見えになったんです。そこで社長に、僕の今までのいきさつを話したのがその後の展開への大きな一歩だったと思います。そのお店も半年くらいであまり上手くいかなくなっていました。ジョーカードライバーでは、ちょうど「ネクサス」を出したところで、全国に広めたいという社長の意向もあり、僕の状況と話が上手くかみ合って、ジョーカードライバーにお世話になることになったんです。それから全国を回り始めたんですが、元々自分がダーツをプレイしていた場所から始めて、だんだん広げていきました。


Q:全国を回り始めた頃はいかがでしたか?
A:スタートの段階では、本当に大変でした。でも、まず皆に投げてもらうということを基本にしていきましたね。ジョーカーのいいところは、素材であったりデザインであったり色々ありますが、僕の職人としての「目」のようなものが、これは良いと直感したんです。僕はダーツプレイヤーとしても多くのバレルを試してみましたが、「ネクサス」はバランスに重点を置いていて、フロント・センター・リアなど5つの重心のものがあり、それぞれの違いを自分の解釈でリアルに感じることが出来たんですね。これは「売り」になると思いました。それを切り口として行こうと考えたんです。今までのバレルでは、プレイヤーのほうが一生懸命バレルにあわせようとしてきたと思うんです。バレルの選択肢は多く無かったですからね。例えば形状が気に入った前重心のバレルがあって、自分が前重心のものは投げにくいと感じていたら、違う形状の違う重心のものを探さなければならない。そうなると、グリップなどのフィーリングが違う。そういうことがあって、自分が本当に欲しいバレルにたどり着くのはなかなか難しいんです。ジョーカーの場合、同じ形状で5つのバランスがチョイスとして揃うことによって、自分に合ったダーツを自分自身で見つけやすくなりました。そのことを皆さんに感じてもらうというやり方をとっています。
 「ネクサス」は価格帯も2万4千150円と、以前よりお買い得感が出ていますよね。元々が高い商品ですから。お客様にとっても手が届きやすくなったと思います。ただ、他ブランドに比べるとまだ少し高いかもしれません。ダーツの標準的な価格帯が1万円台後半だとすると、7~8千円の開きはありますが、そこをどうやって売っていくかということを、常に考えていますね。その差に良さがあることを知ってもらって、気持ちよく投げてもらうようにしたいんです。

Q:具体的にはどのようなプロモーション方法をしているのですか?
A:ショップなどで試投会のようなものを開いて、皆に良さを知ってもらうようなこともしますが、最初の頃は大概飛び込みでした。今でも知らない店への飛び込みは多いですね。

 

Q:ガッツがありますね!
A:いえいえ。ビジネスを始めた頃のことを考えると、今はずいぶん行きやすくなりました。普通は、一箇所に留まって営業するものなので、目的の場所は限られていて、慣れても来ますよね。
 でも僕の場合1箇所に居るのは1週間くらいです。ダーツを始めたばかりの頃は、扉が何処にあるかもわからないような、スナック風のお店がほとんどでした。そのときのドキドキ感を考えたら、今は本当に楽です。
 僕は、最初はジョーカーだと名乗らず入っていくんです。やっぱり、それぞれのお店にはメーカー、ショップとの兼合いなどもあるし、僕があんまり色々荒らすのも嫌ですから、まずは状況を把握しながらやっていきます。
 初めて行くときは、お店にお客さんがたくさんいなくてもいいんですよね。最初はスタッフの方にジョーカーの良さを知ってもらうことで、次回行くときの試投会などでお客さんにジョーカーの良いところを伝えてもらうんです。そうするとお客さん達も、より興味を持って来てくれますね。


Q:ダーツバーやショップを回ってこられて、この何年かで変わったなと思うところはありますか?
A:そうですね、はっきり変わったと思うことは、飲む人の数が減ったことですね。僕から見れば、飲んでふざけて、ワイワイ楽しく投げるダーツも、競技として真剣に投げるダーツも、どんな形も含めてダーツだと思うんです。今は投げ放題などもありますが、全部があるから、ダーツという業界は成り立っているんですよ。でも投げ放題のお店などは、ちょっと悲しいことですが、カードのレーティング等のデータとダーツをしている方が多く感じてしまいます。その上ネット対戦で、バーチャル状態でしょ。ダーツバーでもお酒を飲まずにダーツをプレイする。それゆえにお店の形態はそういうものにどんどん近づいていますね。僕は基本的に飲みダーツから始めました。以前なら、もしあるお店で2台ダーツがあってどちらもプレイ中ならば、飲みながらその辺の人と、「空いたら次やろう」という感じで盛り上がれたんです。でも今飲まない状況だと、そのときに暇になってしまうのが問題なのかもしれません。


Q:それはプレイヤーの志向が変わったということでしょうか?
A:プレイヤーの志向も変わったと思いますし、ダーツを取り巻く状況も変わったんでしょうね。ダーツに限ったことではなく、今は夜の街でも、居酒屋の後はカラオケボックスに行って終りという感じですよね。僕達の時代には、飲み歩いて、数件うろうろしてたもんですよ。まあ、そのあっさりした空気感は、ダーツの今の状況にも共通しているのかもしれませんね。
 それから、ダーツのゲームセンター的感覚が強くなりましたね。逆に言えば、ライトユーザーが増えているということでもあります。でも、考えなければならないのが、そういうライトユーザーが、トーナメントに出るところまでダーツを投げ込むかということです。
 僕の意見では、そういう人は微妙に減ってきていると思います。もちろんゲーム感覚で始めて、凄くのめり込む人もいるでしょう。でも今のダーツの状況だと、ダーツは楽しんでいるんですが、人との繋がりが難しいと思うんです。
 どうしたら自然とトーナメントなどへの流れが出来ていくのか、大きな課題ではないでしょうか。

Q:2011年はどんな地域を、どのくらい移動しましたか?
A:地域でいうと、青森から鹿児島まで行きました。会社での会議が毎月あるので、それ以外の時間は、期間を決めてどこのエリアに行くというように回っています。
 今年も同じなのですが、去年はD-クラウンでブースを出しながら、そのエリアを中心にして回るという感じでしたね。ブースはD-クラウンですが、他で回る時はライブもフェニックスも行きます。
 大きいルールとしては、雪が降る時期には北には行かないということです(笑)。事故の確率が上がりますし、時間が読めないですからね。だから冬場は南ですね。夏には、その分北上します。

 

Q:移動が大変ですね。
A:僕は車が好きで、子供の頃にはトラックの運転手にあこがれたくらいですから、何時間乗っても苦になりませんよ。もちろん睡魔はやってきます。これはどうしようもないですね。

 

Q:随分睡眠時間を削って移動なさっていると聞きましたが(笑)。
A:結局ダーツバーに行けば、ほぼ朝方までの仕事なんです。その後は、皆によくホテルに泊まらないのかと聞かれますが、ホテルはチェックアウトが10時なので、一番眠い時間に起こされてしまうわけですよ(笑)。だから車中泊したり、ネットカフェで寝たりすることが増えるんですね。
 大体午前中は極力寝るようにしています。年齢とともに体力も落ちますからね。それでお昼くらいから走り出すという感じです。
 会議で地元に帰ったあと、次の回りを始めるときは、遠くまで走ることが多いですね。でも目的のエリアに入ってしまえば、隣の市や県までの移動なので、そんなに長く走ることはあまり無いです。大体一日200km未満程度の移動で済みます。だから、トータルすると遠くへ行っているように感じますが、実際にはそんなに長い距離は走りません。

 

Q:反響のほうはいかがですか?
A:最初回り始めた頃は、お客さんにとっては新しい商品ですし、見たことも触ったことも無いものですから、「ジョーカードライバーって、あのアホみたいに高いバレルメーカーでしょ」なんて、言われたものです。
 それが今や何処に行っても、ジョーカーなら誰かが使っているよ、という声を良く聞くようになりました。それだけ末端の場所にまで根付いてきたんだなと、実感しています。ショップなどで置いているところは多くは無いので、皆さん主にネットを利用するんでしょうね。
 でも、ネットだと写真だけなので、実際にそのものを見て、投げてみるという部分を、僕がある程度の範囲でフォローできていれば嬉しいですね。

 

Q:今後のジョーカードライバーはどんな方向性でやっていくのでしょうか?
A:僕が言うのも大それたことかもしれませんが、社長がやりたいことの方向性と、僕が思っていることは、凄くがっちりかみ合っているんですね。だからそんな立場から言わせて貰うと、「こだわった商品を作ろう」という気持ちにはブレがないです。
 車で言うところのF1でいこうと。エンジンから何から全てをこだわって作るように、チームを組んで作品を作り、大会に出場する。たった1回の大会のために最高のものを作る、そのF1的な姿勢は崩したくないんです。
 だから自然と、こだわったバレルを作り、そのバレルのためのシャフトを作るであるとか、フライトも考えようとか、そういう方向になってきますよね。もちろんシャフトやフライトも他社さんが研究して色々出していて、プレイヤーの方々はそれをうちのバレルとセットにして使っている。
 でも自分達では、うちで作ったものを理想の形で飛ばすということにこだわりを持っているので、そのセットの中にどうしてもズレが出てきてしまう。だったら、自分達で全て作ってしまおうということなんです。チップからフライトまでトータルで、「こういう風に飛ばしたい」という理想を追求して作っていこうというこだわりは、ブレない一点です。

 

Q:デザインについて教えてください。
A:バレルのデザインについては、軸の部分は完全に社長がやっていますね。最近では、見て飾っておく高価なバレルから、どんどん変化してますね。様々なプレイヤー達との出会いがあって、色々な情報を取り入れていくなかで、この7年間に蓄積されていったものの成果が現れてきているということです。
 僕の役目は、一般ユーザーの声を拾っていくことです。それ等も含め、全ての情報を総合的にまとめていき、デザインに反映していくのが社長ですね。新しいバレルを作るとき、社長は図面段階で僕らに確認してくれるので、僕達も色々意見を出して、更に作りこんでいきます。

 

Q:今商品アイテムとしては何品くらい扱っていますか?
A:バレルは30くらいですかね。でもそれぞれに5つのバランスのものがあるので、実質的には150ということですね。あ、でも「ハイブリッド」も出たので、40くらいですね。

 

Q:5つの重心という発想はどこからきたのでしょうか?
A:初めアラシ選手がリア重心のものを使っていたんですね。それで重心ということを考え始めて、プレイヤーの方々とも話していくうちに、重心をずらして欲しいなどという声も聞くようになったんです。勿論、基本的に最初はセンター重心から始めて、次にフロントのものを作って、それから重心とはなんだろうと、社長の中でもやもやしたものがあったようです。
 だったら、本当に重心をしっかり決めて作ったほうが良いのでは、ということになったんです。そこから派生して、結果的には材料を追求するようにもなったわけです。重心をしっかり決めるためには、その金属の比重など中の状態が全て一緒でなければならないんです。
 一見外形は変わらず、グラムが同じバレルでも、1本1本は中の要素の配合が微妙に違うんですね。そうでないと重心は統一されないんです。だから、比重の違う金属の材料を使い、その要素の誤差を極力少なくすることによって、正確な重心を実現できるようになったんです。


Q:例えば、形状的にフロント重心が一番飛びやすいようなバレルでも、センター重心のものも、リア重心のものもあるということですよね?売り上げに差が出ませんか?
A:僕が見ている限りでは、そういった売り上げの偏りは無いですね。ダーツを「飛ばす」ということは、そのプレイヤーのリリースの仕方によるところが大きいと思うんです。僕はそこに興味を持って、色々なプレイヤーの方々のリリースと飛ばし方を毎日見てきました。
 その経験からいうと、どんな形状のバレルでも、その人の投げ方によって重心点が変化するように見えるんです。だから、形状によって投げやすい重心点があるということはなく、全て個人差の問題になってくるのではないでしょうか。

Q:最近のダーツ業界を見ていて何か感じることはありますか?
A:ダーツ業界人ではない僕が、言ってしまっていいんですか(笑)。まあ、今も昔も変わらないということが第一でしょうね。
 嫌な面の話をすれば、僕があちこちのダーツバーへ遊びに行くときは、自分の行きたいところにいきます。昔は地域によってマシンが違う店同士でいがみ合うようなところがありました。そんな話が出張先で遊んでる僕の耳にまで入ってしまう。
 今は、店同士でいがみ合うような話は減ってますが、業界のゴタゴタを一般のお客様から聞いてしまう。マイナスイメージの噂話を一般のお客様が話してることが結果としては良いことはない気がしますね。
 バレルメーカーなら、どのマシンで投げてもらってもいいですから、僕はジョーカーに入るとき、その点も気に入ったんですよ。どの大会にも出られるということです。プレイヤーの自由。
 本来はそのスタンスが基本ですよね。例えば、ディーラーさんのロゴを背負っているなら、他系列の大会に胸を張ってそのディーラーの宣伝をする方がいいような気がしますけどね。だから、そういう利害のないところで、プロの団体が大会をやってくれたら一番良いんでしょうね。それから、プロ競技ならプロ競技らしく、お金を取って観客を呼べるような大会の運営を目指して欲しいと思います。
 プロスポーツの場合、観客からお金を取って大会運営するものですよね。ダーツでは入場料が無い分、負担がプレイヤーやその他の部分にかかってきます。内輪でなく、外側からお金が入ってくるのが、本当のプロ団体じゃないですか。ダーツもいつかそうなって欲しいですね。


Q:日本を全国的に見て、過去にダーツが盛り上がっていた地域、そして今ダーツが熱い地域というのはありますか?
A:地域でくくるのは難しいですね。むしろ違いがあるのはお店同士でしょう。盛り上がっている店もあれば、ちょっと寂しいところもある。どちらにしても、昔に比べて平日に投げる人が凄く減りました。本当に限られたところだけにお客さんが集まっているような印象を受けますね。
 だからと言って、盛り上がっているのはネットカフェのようなところかというと、違うんです。逆にリーグなどにたくさん出る分、普段はあまり投げないのかとか、色々考えます。大会に行くと、お店のユニフォームを着たプレイヤーさんが結構たくさんいますからね。でも、お店ではその熱気をあまり感じられないですね。
 そんな中でも盛り上がっているお店には、楽しい空気みたいなものがあります。常に人が集まる何かがあるんでしょうね。

 

Q:全国を回っていて、一番楽しい、または苦しい瞬間はどんなときですか?
A:僕は全国を回ることを、基本的にとても楽しんでやっています。こんなこと言うと社長に怒られそうですが、仕事と考えてしまうと全てストレスになってしまいますよ。
 僕は、趣味を通して皆さんと一緒に遊んでいることによって、お客さん達との温度差も埋まると思うんです。だからこそ、皆僕の話をちゃんと聞いてくれる。僕が使って良いと思っているバレルを皆も使ってみてよ、という感覚でやっているので、仕事と考えてしまうとそこに壁が出来てしまうんですね。
 だから僕としては、仕事というより楽しいことを楽しんでやっているという気持ちなので、しんどくならないんです。そういう意味で言うと、楽しい瞬間というより、ずっと楽しんでいるってことになるんですかね。休みが欲しいとも思いません。だって休んでいても結局はダーツバーに行くわけですからね(笑)。だから、苦しい瞬間は無いです。だって嫌だったら日本全国なんて回っていられないですよ。
 疲れたら、昼中ネットカフェで寝てることもあります。でも夜は人とワイワイやって、その後車で移動する時が自分ひとりの世界です。そこでバランス取れているんでしょうね。そしてまたダーツバーに行くわけです。毎日その繰り返しです。
 
Q:ダーツの現場を知り尽くした生き証人のような方ですね。
A:まあ、そんなものですかね。自称ですが、日本一プレイヤーを見ている男、ってことですね。僕にとっては全てのプレイヤーが勉強材料になります。10人いれば10通りの投げ方がある。だから、その人にはまるであろうバレルチョイスを常に考えています。それを考えるのが楽しいんですよ。

Q:最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。
A:ダーツを思いっきり楽しんでもらいたいですね。さっきも言いましたが、競技するのもダーツだし、飲んで楽しく投げのもダーツです。 でもその中にも当然ルールとマナーがあって、スポーツとして成り立っていくわけです。それは、その場所にふさわしいダーツを考えるということにもなります。お店で多少騒ぐのは楽しいことの一環でいいでしょうが、大会ではNGですよね。だから、その使い分けを上手くして、ダーツを楽しんで欲しいんです。全部があるからダーツ。全部楽しい部分を持っています。
 大会で負けて面白くない、レーティングが上がらないから面白くない、などということもあるかもしれませんが、そうやって苦労して努力することも楽しいことの1つなんです。誰も強制されてダーツをプレイしているわけではない。いつ止めてもいい。でも試合に勝ったときの喜びはひとしおでしょう。仲間との楽しい時間は最高でしょう。だから、苦しいことや悔しいことも全部ひっくるめて、ダーツをエンジョイしてください。

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