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No.16 Vol.15. 2005年9月号 MJ TOURNAMENT 2005

2005年7月8日-10日

 2004年に続き、またMJグループが世界最大規模の大会を開催した。参加者は5千人を超し、日程は3日間にわたるという、日本では前代未聞のトーナメントだ。
 昨年はユニコーン社の契約プレイヤーである4名のPDCトッププロが来日し、日本人プレイヤーを驚かせたが、今回は新たに契約した3人が加わり、総勢7名ものトッププロが参加した。彼らのスーパープレイは言うまでもなく、プロならではの華やかさは、参加プレイヤーはもとより、会場にいた全ての関係者を魅了したことだろう。決して規模の大きさだけではなく、それらの意味でも日本のダーツの歴史を塗り替えた3日間であったと言えるのではないか。
 試合内容では3日間の日程に全てのプロプレイヤーの参加が組み込まれ、日本人トッププレイヤーとの対戦は大いに会場を湧かせた。日々上達している日本人プレイヤーと世界プロたちとの試合はどんな結果であったのか?果たして彼らを破ることは出来たのだろうか?またPDCの開催する大会が日本で企画されているが、PDCの公式見解は?3日間、トーナメントをプロ選手を中心に追った。
 金曜日の朝、PDCプレイヤーたちが大きな声援と共に舞台に立った。いよいよ世界最大級のトーナメントが始まるのだ。あのテレビでしか見ることが出来ない面々が、間近でプレイする…。本当に日本のダーツは新しい時代を迎えつつあるのだなと実感できる。
 プロたちの紹介が終わると、会場よりレーティング3以下のプレイヤーを選び、プロたちからのダーツレッスン講座が始まった。偉大なプレイヤーとのマンツーマンのレッスンとは、参加者たちにとってはどれほどの感激があったのだろうか。きっとダーツに対する思いがさらに強まったに違いない。
 そしてプロ7名によるソフトダーツ頂上決戦。フォーマットはシングルイルミネーション、ゲーム内容は701ークリケットー701。結果はやはり経験豊富なフィル・テイラーとジョン・パートが決勝に残り、ジョンの勝利。

 土曜日は朝からたいへんな熱気に溢れた。いよいよ本番なのだという実感が湧いてくる。イベントはグランドマスター・スティールダーツ。またMJリーグの決勝も合わせて開催された。
 このスティールにはもちろんプロプレイヤーも参加するため、日本人トッププレイヤーと世界プロとの対決に期待が高まった。主催側も英国から本業のコーラーを呼んでいるほどの念の入れようだ。残念ながら、日本人プレイヤーの勝利はなかったのだが、普段は見ることの出来ない夢の対決を会場中が息を飲んで見守った。やはり毎週開催される世界のハードのトーナメントで戦っている彼らの壁は相当に高い。今回、各々のプロプレイヤーたちとインタビューをしたが、最近の英国はダーツに再び注目が集まっている。テレビ放映が増えたためファンが急増、トーナメントが各地で企画され賞金額も鰻登り。そのため新しくプロプレイヤーを目指すプレイヤーによってレベルが一段と上がったと言うことだ。そんな競争に身を置いている彼らのダーツは想像を絶したものに違いない。   

 決勝戦はフィル・テイラーとコリン・ロイド。現在、この二人は世界ランキング1位と2位。最後のゲームになると…フィルがボードを左に回転させ…コリンは笑って投げた後にさらにボードを左に…その後、フィルは20を白い布で覆って投げ…コリンは膝をついて投げ…とパフォーマンスの舞台となった。毎週、真剣な場で戦っているだけにダーツは楽しいと伝えたかったに違いない。
 この大会の前に開催されたラスベガスデザートクラシックではフィル・テイラーが優勝、この後に開催されたスタンジェイムス・マッチプレイではコリン・ロイドが優勝。頂点に立つ二人のプレイは本当に楽しく素晴らしかった。


 日本のダーツもこれだけ本格的になったのだから、プロプレイヤーを大きな大会でうち破る機会もそう遠くないのでは、と思っていた。
 それが、こんな大舞台で実現した。その人の名は上總 昌記さん。本当に素晴らしいプレイをしたと思う。最初にジョン・ロー、そして次にジョン・パートを破って決勝に進出している。もし一人に勝ったのであれば、偶然なのではとも考えられるが、二人も破ればそれは本物だ。試合を見ていたが、特にジョン・パートに勝った時は感激していたようだ。それもその筈、ジョン・パートはソフトダーツでも素晴らしいプレイヤーなのだから。舞台裏でプロプレイヤーたちも相当に悔しく、機嫌が悪かったとも耳にしている。
 決勝戦のフィル・テイラーとの試合は心に残る名試合だった。最後にフィルは決められたであろうフィニッシュをはずし、上總さんに最後のチャンスが巡ってきた。それを決めることが出来ていれば偉大なフィル・テイラーに日本人が初めて勝利するという、劇的な試合となっていた。あの時フィルがはずしたのは意図的であったのか、そうでなかったのかは彼にしかわからないことだが、優れた日本人プレイヤーへの尊敬とエールにも感じられた。
 じっと試合を観戦していた観客も大きな声援で彼の健闘を讃え、「ニッポン、ニッポン」の声が会場を大きく包んだ。この一歩は日本人プレイヤーにとって大きな励みになったことだろう。世界で通用するプレイヤーの出現ももうすぐだ。

大会を終えて…

 昨年の大会では進行が思ったように進まず、ゲームが深夜を過ぎてしまうなどの問題も起きたが、今回は新しいマシーンで開催したにもかかわらず、全てが順調の内に大会を終えた。これだけのトーナメントを開催したMJグループに拍手を送りたい。また、こんな歴史の場面に身を置くことができた多くのダーツプレイヤーは皆、感謝していることであろう。
 日本のダーツシーンもいよいよ、新しい時代の扉を開けた。このトーナメントを終えて、そんな印象を強く持つ。少し前までは世界のプロとプレイするどころか、情報にも薄かったものだが…。
 次の展開は日本人が世界の大会で活躍する場面や、世界大会の日本への誘致だろうか。今回はPDCのエグゼクティブ・ディレクターのティム・ダービー氏が来日したのでインタビューをお願いした。「PDCとしては現在英国で開催されているような大会を、2年以内に日本で開催したいと思っています。それはけっして夢ではありません。既に各方面と折衝を始めていますので、是非ご期待下さい」と語っている。
 このまま、ダーツブームが順調に展開していけば、日本のダーツ界の未来は本当に明るいようだ。静かに、でも熱く、そんな日本ダーツ界を本誌は見守っていきたい。

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