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No.2 Vol.9. 2004年9月号 ますます進化するダーツボード

スティールダーツボード

 ハードダーツをプレイするに当って必要不可欠なのがダーツとダーツボード。ここでは一方の立役者、ダーツボードについて詳しく解説してみよう。
 ダーツの起源のところでもふれたが、ダーツボードのオリジナルはワイン樽ということになっている。その後木で作ったお手製のダーツボードでプレイしていたわけだが、現在のスタンダードボードの形が出来始めたのが18世紀頃で、進化を続けながら今に至っているのだ。ただ、一口にダーツボードといっても様々な素材があり、特に英国では地域に伝わる伝統のボードを今でも使っているところがあるので、サイズや数字のレイアウトさえも大きく違ったものがいくつも存在する。
 最初に、現在われわれが普通に使っているスタンダードボードを見てみよう。スタンダードボードは、プロのトーナメントなどでも使われるおなじみのものだが、その表面の分割の仕方が時計に似ていることから、クロックボードとも呼ばれる。時計の12時に当るところに最高点の20が配置されているというわけだ。直径18インチ(46cm)の円形で、プレイングエリアは13.2インチ(34cm)。そのエリアを放射状に20分割してある。中心には直径約1.25cmのブルズアイ、そしてその外をブルズアイの真中を中心とした、直径約3.2cmのアウターブルが取り巻いている。20に区切られた放射状のエリアには、幅約0.95cmの2本の環が、それぞれ中心から3.75インチ(9.5cm)と6.25インチ(15.7cm )の所にレイアウトされ、中心に近いほうがトリプル、実質上プレイングエリアの外側の枠となる方がダブルとされる。ボードの中で一番小さいのはブルズアイであり、次にトリプル、ダブル、そしてアウターブルの順だ。
 ダーツボードのレイアウトに関しては、いつどのようにして決められたのか定かではない。初めてダーツボードを見た人は、それこそなぜ時計のように数字が順番に並んでいないのかと、不思議に思うかもしれない。しかし、ゲームをするうちにその絶妙な配置に感心させられることだろう。なんといっても、誰かが一朝一石に決めたのではなく、長い時間をかけて進化したもの、このレイアウトだからこそゲームがさらに面白くなるともいえる。
 次にボードの材質について考察してみよう。ダーツボードはもともと木で出来ていたわけだが、現在に至る長い歴史の中で、様々な素材が使われるようになった。かつて本家英国が誇っていたのが、エルムボードと呼ばれる楡の木で出来たボードだ。これは殆どが手作りの為大変高価で、手入れに手間が掛かることもあり、現在ではあまり使われていない。木のボードが廃れていく一方、新しい材質のボードが次から次へと生まれてきた。その中でも、もっとも安価なのが紙で出来たものだろう。紙といってもダンボールをくるくる巻いて輪切りにしたような形状で、そこそこの耐久性はある。ただ、長年の使用は難しく、どうしてもゆがみなどが生じやすい。入門用としては最適だろうが、残念ながら現在日本ではあまり見かけない。
 コルクもダーツボードにはよく使われる素材である。英国では長い間このコルクのボードが使われてきたが、最近では耐久性に優れた新素材に押され気味なのが現状だ。ただ、質感的には上品だし、壁にセットしたときには一番映えそうだ。
 その他、粘土やゴムでできたものなどもあるが、最近ではあまり人気がない。それというのも、先に述べた新素材、ブリッスルボードの台頭が著しいからであろう。ブリッスルボードの素材は麻。ロープのように束ねた麻の繊維を圧縮し、金太郎飴のようにスライスし、さらにそれらをいくつも圧縮して作られる。手間のかかる作業だ。なぜこんなにもブリッスルボードが一斉を風靡するようになったのだろうか。それはその耐久性と、その割りに手ごろな価格によるところが大きい。現在日本では、ダーツショップなどで、高級品でも1万円程で手に入る。過去のボードと違って麻の繊維を圧縮して作られているブリッスルボードは、何度ダーツが刺さっても穴が開くということがない。点のようなものが残ることもあるが、穴自体は自然とふさがっていく。穴が開かないということは、ダーツがはじかれたりすることもないし、よりよい環境でダーツを楽しむことが出来るのだ。

 ここで、人気のブリッスルボード購入を考えている人のために、良いボードの選び方をお教えしよう。PUMA、WINMAW、そしてUNICORNの3社のボードについて解説してみると。
 各社とも値段の違ういくつかのラインナップをそろえているが、中でもPUMAのBanditは最高級品ということで人気も高い。そもそも麻を圧縮して作られているため、ブリッスルボードの見分け方としては、麻の品質がまず重要になってくる。良い麻は綺麗な白で、ボード表面の白い部分にその色が出る。その他の色のものは麻の質が少し落ちるということになる。
 それから、ブリッスルボードは先にも述べたように、圧縮した麻の塊をいくつも集めて更に圧縮して作られるため、それぞれの塊同士の境界線部分が弱点となる。これが目立ってボードの表面にひびのような線が入っているように見えるものは、耐久性という面で多少劣る。つまり、表面が綺麗な一枚板のように見えるものほど高級品といえよう。


 プレイングエリアを区切るワイヤーも見分ける時のポイントになる。ワイヤーが太くて浮き上がっていれば、ダーツがバウンスアウトしやすい。
 ワイヤーの形状も重要で、例えばWINMAWのモデルで見てみると、プロFBでは丸いワイヤーが使われている。しかしダイヤモンドではワイヤーは三角形にカットされ、その名前の由来にもなっているのだ。ワイヤーを三角形にすることでダーツが刺さる面積が増え、万一当ってもはじかれにくいのだ。ライン最高級のブレード㈼ではさらにシャープなワイヤーが使われ、よりプレイしやすくなっている。つまり、ワイヤーはできるだけ細くて、表面にしっかり埋め込まれているほうが、良いボードということだ。
 以上いくつか挙げてみたが、もちろん予算を考えるのも大切だ。安いからといって悪いボードというわけではないのだから、自分なりのニーズにあったボードを選んで欲しい。強いブリッスルボードではあるが、ケアも忘れないで欲しい。水にぬらしたりするのはもってのほかだし、力いっぱいダーツを投げつけたり、乱暴に扱ったりすれば耐久性は落ちる。ブリッスルボードの利点をいかに引き出せるかは、使っているプレイヤーの心掛け次第ということだろう。


ソフトダーツ

 さて、ここまで紹介してきたのはみなハードのボードである。日本ではもちろん、アメリカでも主流といえるのがソフトダーツだ。ここからは、ソフトについて解説しよう。
 このソフトの面、というよりはマシーンといったほうがいいかもしれないが、初めて開発されたのはアメリカである。1980年代半ば頃から徐々に人気を集めだし、今や世界を席巻する勢いだ。フェイスのアレンジなどはハードボードと全く同じだが、多少大きく出来ているのが特徴だろう。ソフトは、ハードと違ってダーツの先端がプラスチックなので、細かく穴が開いていて、そこにダーツが刺さるというわけだ。ダーツが刺さると穴の中のセンサーがはたらき、即座に自分の点をスクリーンに映してくれる。ゲームの種類も豊富で、練習モード等があるものも多く、ゲーム感覚でダーツを楽しめる。
 ソフトの利点はなんと言っても面倒な計算がいらず、初心者の人でも気軽にダーツを始めることが出来るという事だろう。ダーツの面白さを手軽に味わうことが出来るのだから、日本をはじめ、世界で人気が高まっているのもうなずけるところだ。ただ、お店にある機械は優れものであるだけに値段が高いし、自分で購入するのはちょっと難しい。最近では普及版として、家庭用のマシーンも発売されているのでチェックしてみて欲しい。
 ダーツボードには色々なバリエーションがあるということは、ここまででわかっていただけたことと思う。しかし、プレイする上でもうひとつ大事なことが残っている。それが、ダーツを掛ける位置とスローイングラインの設定だ。
 まず、第一にボードは平らな面に掛けなければならない。そうしないと垂直にならず、正しい掛け方は出来ないからだ。場所は、床から5フィート8インチ(173cm)のところにブルズアイの中心が来るように設置する。このとき、20の区間が円の頂点に来るようにし、ぐらぐらしないようにしっかりとめる。ボードの中には大変重いものもあるので、下側にも留め具をつけるなどの工夫をしたほうが良い。とにかく、ダーツを投げた時に、ボードが動くようではだめなのだ。
 次にスローイングラインを決める。スローイングラインは壁からではなく、ボード面の真下に垂直に下ろしたラインの地点から7フィート9.25インチ(237cm)のところに引く。幅は50ー60cmほどでよいだろう。ダーツというのはボード面から237cm離れてさえいれば、どの位置から投げなくてはいけないといった規定はない。ただ、より狙いやすいのはボード面の中心に近いところだろう。
 以上、いくつかの視点から考えてみたわけだが、調べれば調べるほど、その多様性に驚かされ、あらためてダーツの奥深さと歴史を感じることが出来た。今度ダーツをする時は、自分が使うボードを少し気にして見てみてはいかがだろうか。 
 

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