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No.84 Vol.73. 2015年5月号 PDPA Q-スクールへの道 挑戦

 今年日本のダーツ界に激震が走る「事件」が起こった。日本を代表するプレイヤーである村松治樹選手がPDCのQ-スクールに日本人として初めて合格したのだ。これは日本ダーツの歴史において大きなターニングポイントになり得る快挙と言える。彼に続いて多くの日本人プレイヤーが世界で活躍できる道筋が出来たのだ。
 本誌では、この素晴らしい出来事を記念してQ-スクール挑戦の道をご紹介したいと思う。

※ 写真はPDC World Championshipのものです。このステージに立ちたい!というのはどのプレイヤーでも思うことでしょう。

「Q スクールって何?」

 そもそも、このQ-スクールというのはいったい何なのだという疑問を持つ人も少なくないだろう。「スクール」という名前から学校をイメージするが、これは決して普通の学校のように一定期間ダーツを練習したりするようなところではない。
 Q-スクールとはQualifying School(資格学校)の略であり、1年に1回トーナメントの形で開催される。この言葉は、元々はゴルフ全米ツアーに参加するための資格試験名称から取られたもので、ダーツでも同様に、このQスクールの成績によってPDCの大会に参加する資格を得ることが出来るのだ。

 

「ツアーカード」

 Q-スクールの話題でよく聞くのが「ツアーカード」という言葉だ。これはPDCでは、ツアーサーキットに参加できる資格証という意味になる。PDCは2011年からこのツアーカード制を導入しているが、これは128名の選手のみに許された極めて入手困難なカードなのだ。128枚のカードのうち、そのほとんどはPDCのランキング上位の選手の手に渡り、Q-スクールに挑戦した選手に許された枠は限られている。このカードの使用期限は2年間。2011年に導入された当初は25枚だった。毎年その数は変化しているが、今年2015年度は新規で34枚の枠になった。
 システムとしては、4日間開催されるトーナメントで毎日上位4位までに入賞した選手は、自動的にツアーカードを手に入れることが出来る。その他、Q-スクールトーナメント中の通算順位というものもあり、こちらの上位選手にもツアーカードが渡される。今回ハルキ選手がツアーカードを入手したのも、この通算順位によってだ。

 

「PDPA」

 例えQ-スクールに挑戦したとしても、34枚という限られたカードの1枚をゲットするのは至難の業だ。だがQ-スクールトーナメントで良い成績を残せなくても、Q-スクールに1度でも挑戦した選手はPDPAというプロダーツ選手協会の会員となり、チャレンジツアーイベントやUKオープンのクオリファイアイベントなどに参加が可能となる。
 Q-スクールトーナメントで良い成績を上げ、ツアーカードを取得するのが理想だが、それ以外にもPDCに挑戦する道はあるのだ。PDCの最大イベントである「ワールドチャンピオンシップ」に、日本からのワイルドカードとして参加できるチャンスを与えられる、PDCチャレンジも、その可能性の1つである。

「費用」

 日本からQ-スクールに挑戦する中で、多くのプレイヤーが心配するのは費用がどのくらいかかるかということだ。
 実際にQ-スクールに挑戦するには250ポンド(45000円程度)のエントリーフィーがかかる。その他、飛行機代、ホテル代、食事代、交通費などもかかる。会場近くのホテルに関しては、PDPAのサイトでも紹介してくれているが、イギリスは最近では物価が非常に高く、弱い円もあいまって、滞在費も結構かさむことになる。
 イギリスには比較的安価なB&Bと呼ばれる宿もあるし、YMCAなどのドミトリー形式の宿泊施設もある。こういった情報はガイドブックに詳しく載っているので、チェックしてみれば、Qスクールに挑戦する費用を少し抑えることも出来るかもしれない。

 

「エントリー」

 毎年だいたい1月に開催されるQ-スクールだが、来年2016年度の情報はまだ出ていない。開催地はこれまで、イギリスのウィーガンという街だった。来年も恐らく同じ場所で同じ時期に行われるだろう。
 日本からエントリーする場合はPDPAのサイトからエントリーフォームに記入して送ればいい。その後向こうからメールが送られてくるということだ。エントリーそのものは大して難しくはない。問題は、イギリスという心理的距離と、英語の問題だろう。当然PDPAのサイトは英語だし、エントリーフォームも英語で記入しなければならない。ただ、飛行機などを英語で予約したことがある人も多いことと思うがそれと同じで、名前や住所などの基本的情報がほとんどなので、やってみればそんなに難しいものでもない。

 

「対戦相手」

 Q-スクールとはいっても、世界中から挑戦者がやって来るかなりレベルの高い大会だ。日本人で初めての合格者がハルキ選手であるという事実が物語るように、決して簡単に合格できるものではないのが現実だ。
 実際、イギリス在野のプレイヤーだけでなく、BDOの有名プレイヤーや、レイクサイドチャンピオンシップで優勝経験がある選手なども、挑戦者として名前を連ねている場合が多い。2015年度も、ワールドカップのスウェーデン代表であり、既にワールドチャンピオンシップに何度も出場の経験を持つプレイヤーや、ユニコーンのチャレンジトーナメントの優勝者などが、ハルキ選手と肩を並べてツアーカードをゲットしている。やはり、ある程度日本で自分を磨いてから挑戦することが望ましいだろう。

 

■ 日本のダーツは今や成熟期を迎えている。その視線の先に「世界」が現れてくるのは当然の成り行きだ。世界でトップに立ちたいというプレイヤーが多くいれば、選手層も厚くなるし、色々な部分が活性化されるだろう。そのためにも、Q-スクールへの挑戦は日本人プレイヤーにとって、実現可能な世界への目標として、新しい扉を開いてくれる希望になる。
 考えているだけでは何も始まらない。行動で道を開く、それがこれからのダーツプレイヤーに必要な素質になってくるだろう。どんどん世界へ出て、自分のダーツの地平を広げて欲しい。

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