2016年5月
台湾フェニックスのダーツエンジェルのみなさんです。どのようなお仕事をされているのでしょうか?
ダーツをすること、それが私達の仕事です。ダーツは国際的なスポーツなので、これからは台湾だけでなくいろいろな国で投げたいと思っています。
いろいろなお店でのプロモーション活動などもあると思いますが、具体的にはどのようなことをされているのですか?
お客さんと一緒にダーツを投げて、まずお客さんに興味を持ってもらうということが最初の仕事です。
ダーツは男女の体力の差なども関係なく、男性でも女性でも子どもからお年寄りまで出来るスポーツです。そんなダーツを一人でも多くの人に知ってもらって、みんなで楽しめるようにすることが私達の願いです。
左:yoyo
中:crystal
右:meng meng
週にどのくらい活動されているのですか?
週に3〜5日で一日4〜5時間くらいです。真剣にこの仕事に取り組んでいますよ。
いつも3人一緒に行動されるんですか?
3人ともバラバラに行動します。ヨーヨーは台湾の中部から南地域担当で、クリスタルとメンメンは台北中心です。
いつからこの仕事をしているのですか?
ヨーヨーとクリスタルは2年くらいで、メンメンは約4年です。
この仕事は楽しいですか?
とても好きです。まずたくさんの人と友だちになれます。そして人との触れ合いによって、ダーツだけでなく人生においてもいろいろなことを勉強できるのはとても楽しいです。
台湾のダーツ事情は現在どのような状況でしょうか?
台湾のダーツは今とても盛んで、ダーツバーだけではなくレストランや、学校のクラブ活動でも行われるようになってきています。以前は25〜35歳くらいの年齢層の人達が中心でしたが、最近ではクラブ活動の影響で中学生世代でも投げる人が増えてきました。
ですから私達はそのくらいの子どもを持つお父さんやお母さんに「ダーツはとても良いスポーツです」と宣伝しているんです。ダーツは親子一緒に楽しめるスポーツとしても最適ですからね。
もっと小さい子も投げていて、台湾での最年少ダーツプレイヤーは5歳なんですよ。小さい頃から訓練すると集中力が養われて、成長するにつれ素晴らしいプレイヤーになるでしょう。子ども達がダーツに興味を持ってくれるようにプロモーションすることも私達の大事な仕事の一つなんです。
日本はダーツブームになって10年以上経ちますが、台湾のダーツは次のステップとしてこれからどのようなことが求められていくと思いますか?
まずフェニックスの店舗を増やすことと、選手の育成に力を入れていくことが重要です。現在各店舗では若い選手が上達する様に指導したり、他の地域との試合を積極的に行い選手の経験を増やすことにも力を入れています。
国内だけでなく海外でも活躍できる選手を育てることは、台湾のダーツがステップアップするために不可欠なことだと思います。
また学生にも馴染みやすいスポーツとして定着しつつあるので、様々なシーンで老若男女関係なく広くダーツを浸透させることが大事だと思います。
クリスタルさんとは昨年韓国でお会いしましたし来日されたこともあると思います。アジアの様々な国のダーツと比べて、台湾ダーツの特徴は何だと思いますか?
台湾はまだプロの選手は少ないですが、プロ達は経験もあり技術力も高いと思います。他の国の選手と比べて年齢層が若いというのも台湾の選手の特徴だと思います。
日本にもフェニックスエンジェルがいますがどちらがチャーミングだと思いますか(笑)?
もちろん台湾です(大爆笑)。というのは冗談ですが、どの国のエンジェルもそれぞれ特徴があってみんな魅力的だと思います。私達3人も年齢層が違うので宣伝の方法も違って、だからこそいろいろな人達に合ったアピールができるのだと思っています。
最後に読者のみなさんにメッセージをお願いします。
台湾ダーツの歴史はまだ浅いですが、選手達は技術を高めるために日々努力しています。これから日本のみなさんとお会いする機会も増えると思いますが、その時は楽しく一緒にプレイしたいですね。
台湾に来ることがありましたらぜひ私達に声をかけてください。日本とは違った台湾のダーツシーンにご案内しますのでみんなでダーツを楽しみましょう!