Vol.22 JOKER DRIVER DARTS スタート

2006年11月

最近は国産ダーツが巷では大変な人気、ショップでもプレイヤーでも新作が発表されるとその話題でもちきりだ。そんなダーツ界で新たなブランドが立ち上がるというニュースが入ってきたのは2006年初夏。そしていよいよ量産体制が整ったというので工場を訪問した。

11月よりバレル3種類が発売されるが、工場の様子は少しもあわてず最後の調整中だった。その完成度は、下写真工場で生産されているだけに疑う余地がない。最先端技術を誇るだけに三次元測定器、高額研磨、クリーンルーム、超精密非球面切削加工、切断など最新鋭マシーンを保有している。工場長自ら案内をしていただいたのでその説明を聞いたが、クオリティーに関してこれ以上の体制でダーツバレルに取り組んでいるブランドは世界でも珍しいことだろう。

また特筆すべきは、このブランドはなんとタングステンを在庫しているということだ。一般プレイヤーにはピンとこないかもしれないが、この貴重な金属を持つということは、実は業界では激震が走るほどの重要なポイントなのだ。

デザインは01、Queen、Jackの3種類。値段はDLC(ダイヤモンドライクコーティング)ー¥58,000、Gold(24Kコーティング)ー¥53,000、ポリッシュ¥48,000。標準としてルビーリング、木箱、ロゴ入りセーム皮、保証書、保証書ケースが付き、全品シリアルNo入り。
今までのダーツ界においては考えられないほどの価格なので手が届かないプレイヤーも多いと思うが、これほどのダーツならば一度は投げてみたくなるではないか。