Vol.104 佐々木 たえこ
これまでのダーツ歴の集大成

2020年9月号

ダーツ歴11年で初めて自分からバレルスポンサーを求めた経緯

2019年度は私にとってキャリアハイの年でした。ずっと支え続けてくれたメインスポンサーだったお店があればこそ、この成績を残すことが出来たと思っています。
準決勝戦を何度か経験させてもらって痛いほど実感したのは、自分には何か絶対的なモノが足りないってことでした。
情熱、技術、自信。どれもあるようなないような曖昧なモノで、その曖昧さがあと一歩抜けきれなかったなぁ…と、どの試合を思い返しても考えていました。
正直、準決勝で敗退しても悔しく感じた試合はなくて、負けて当たり前だと思っていました。ただ、準決勝戦ともなれば注目度も上がるのでそんな試合なのに、負けて当たり前な試合しか出来ない自分が、悔しくて情けないですね。試合自体は悔しくなかったけど、悔しく感じられなかったことが悔しかったって、意味分かりますかね?(笑)。
2020年度のシーズンは、結婚に伴い出場は減らそうと思っていました。でも出るならば昨季よりはステップアップしていたい、と言う私のワガママが最大の理由です(笑)。
sylarproject.は、私のダーツの原点であるburn.2007を創り出したKTM.さんがプロデュースされています。私にとってはこれまでのダーツ歴の集大成と思っています。