この試みは新鮮でおもしろいという意見が多いが、実際にやってみると難しいことも多いようだ。

解説はどういう流れで始まったのですか?
昔は福永さんとかが解説していたんですが、最近は試合の中継だけを流していたんです。その中で現役プロプレーヤーが解説するのは、おもしろいのではないかというアイデアが出ました。
ではお試しでということになり、現在男子でフェニックスダーツ・オフィシャルプレーヤーの僕と松田 純、津村 友弥、知野 真澄の4名で調整することにしました。
しかし難しいことが多いんですよね。例えば勝ち残っているプレーヤーは当然出来ません。16までに敗退していることが必要だと思います。また開催地によっては当日の宿泊を予定していない、とかもあります。さらに対戦して敗れたプレーヤーの解説をするような場面もあり、気持ちの整理が出来ていないと辛いですよね。
僕は前期はけっこう勝ち残っていたんで、登場していないのはそれが理由です。その期間は松田さんの解説が多くて、10戦以上解説しているのではないでしょうか。僕は5戦、津村は3戦ほどに出ています。
この企画は試験的に私達プレーヤーが自主的に始めたもので、続けていくのかどうかは未定ですね。
どんなことに気をつけていますか?
他団体のことを話す時には、固有名詞を使わないようにしています。逆にそこから移って来たプレーヤーは積極的にピックアップしますね。例えば今だったら佐藤 佑太郎とかです。PERFECTの中継なので、そうなるのが自然でしょう。
僕としてはプレーヤーの情報は出来るだけ視聴者に伝えたいと思っています。どこで投げていて、プロ何年目で優勝経験や回数などですね。また自分の中の物差しで、いじっていいプレーヤーなのかどうか、も判断しています。
しかしダーツでこれは駄目な投げ方、攻め方が良くない、などのマイナス的なことは言わないようにしていますね。

今回インタビューした阿部 悠太郎プロも喜んでいましたよ。
彼は現在1位でダーツも乗りに乗ってますからね。本人はあまり喋るタイプでは無いので、脚色強めでアピールするようにしています。PERFECT一押しのプレーヤーで、彼の試合の視聴者数は伸びていてコメントも多いですね。もっと人気も出ると思うので、さらに頑張って欲しいです。
上手にこなしていますね?
やはり歴が長くなったので、こんなことが出来ているんだと思います。
501に変わる前のフォーマットも熟知しているし、優勝経験もあるので決勝戦解説ではプレーヤーの気持ちを読み取れますからね。試合会場では多くのプレーヤーたちと親睦を深めるようにしています。
実は画面があって、そこに選手名鑑などを出してくれるんです。女子は全然わからないので、便利で助かりますね。
注目する若手プレーヤーはいますか?
メチャクチャたくさんいて、多すぎてパッと名前が出てこないほどです。この2年ほど実際に対戦して、オー!力付けて来ているな、というプレーヤーは増えました。6〜7名は伸びて来るでしょうね。

今年はヒューゴ・リヨンが参戦して来てから、さらに熱くなって来ていますよね。
彼は勝っても負けても話題になるので、明らかに活性化されているでしょう。
2連続優勝したので、やはり実力は本物だと証明しました。彼が負けると、倒した相手がフォーカスされるという現象も起きています。
今年はPERFECTを振り返って、どう思っていますか?
今までにない盛り上がりです。それはランキングで見ると分かるんですが、トップ10の名前がかなり変わっているんです。
これまでには無いことですね。新しいプレーヤーが確実に食い込んで来ているんです。表彰式には5位までが参加出来るんですが、昨年と比べると4人が新メンバーとなるかもしれません。(収録日 12月7日現在)
今年は男子I位が最終戦までもつれる展開になりました。最終戦、皆さん楽しんで下さい。









