Vol.76 PHOENIX SUMMER FESTIVAL 2015

2015年11月

今年も世界からプレイヤーが結集
2015フェニックスサマーフェスティバルインコリアが10月23日~25日に韓国ソウルにて開催された。この大会は日本人プレイヤーにも人気のお祭り的イベントとして定着してきているが、今年はサマーではなく10月の開催となったのが、少し異例と言えるだろう。これは、この春から夏にかけてニュースにもなった、韓国でのMERS(中東呼吸器症候群)の流行を受けて、主催者側が10月まで大会を延期するという配慮を見せた結果だ。夏の大会として準備していたプレイヤー達の中には、残念ながらスケジュールが合わずに参加を断念した方々もいたようだ。

しかし実際に幕が開いてみるとそんな影響はほとんど感じられず、多くの日本人プレイヤーや他国からの選手たちが参戦して、華やかなステージが繰り広げられていた。実際、これまでで一番多くの日本人プレイヤーを見かけたような印象さえある。
この大会の大きな特徴に、普通のシングルスやダブルスのトーナメント以外にも、インターナショナルマッチやコリアンカップなどが行われ、多くの国からプレイヤーが集う国際色豊かなことが挙げられる。今年のインターナショナルマッチも凄い盛り上がりだった。日本チームは見事優勝し、世界ソフトダーツの牽引国としての面目を保った。もちろん日本が優勝して最高の気分だが、試合の内容を見てみると、他国のレベルが相当な勢いで上がってきていることを感じる。強いプレイヤーも増えた。特にアジア諸国ではダーツが大爆発しているという情報通り、その急成長ぶりには目を見張る。中国などは、まだダーツの流行が限られた地域にとどまっているが、これが全土に火が付くように広がったら、人口から考えても、その選手層の厚さは相当なものになるだろう。日本のプレイヤーも、今トップを走っているからといって油断はできない。

それにしても、この大会のようにアジアや世界のダーツを目で見て、肌で感じることができる場はとても貴重だ。これからの日本ダーツ界の行方を占う意味でも、大事な情報源になるだろう。ぜひ長く続けて欲しい大会の一つだ。

VIRTUAL DARTS 5人が韓国にてイベント
契約までのストーリー、撮影秘話 Interview

山田勇樹
バーチャルダーツのプレイヤーに選ばれたお気持ちはいかがですか?
フェニックスマシーンを置いている全世界のプレイヤーとバーチャルで対戦するわけですから、とても誇らしいのと同時に身が引き締まる思いがします。
もし今後自分のダーツがダメになっていったらバーチャルダーツという企画が無くなってしまうかもしれないし、入れ替えというのもあるんじゃないかと思うので、今後もどんどん活躍していかないとならないと思っています。
バーチャルダーツで僕と対戦したことのあるプレイヤーから「あいつは弱い」などと言われない様に、恥ずかしいダーツや自分の思い通りにならないようなプレイはしないようにと意識が高まります。

製作がかなり大変だったようですが、撮影秘話などありますか?
三人と二人という二班に別れての撮影で、僕は三人班だったんです。三人が二つのスタジオを行き来してその間一人は待機するという形だったので、かなりの時間がかかりました。一日目が18時間、二日目が20時間、一日休みをもらって最後の日がまた18時間という長い時間だったので本当に過酷でした。もしも撮り直ししてくださいと言われたらちょっと考えてしまいますね(笑)。思わず「今ので充分じゃないですか?」と言ってしまいます(笑)。
例えば今の出来に納得できない部分があったとしても、もうOKを出しちゃうくらいキツかったですね。今回の撮影でいろいろ分りましたので、次回は最初からではなくぜひ修正程度でオファーをいただきたいですね(笑)。もし出来るなら修正させてもらいたいところはいくつかあるんです。
バーチャルダーツのプレイヤーに選ばれるのはとても名誉なことだと思いますが撮影に関してはかなり厳しいので、今後オファーがきたプレイヤーは覚悟した方がいいと思いますよ(笑)。

星野光正
バーチャルダーツのプレイヤーに選ばれた事についてお気持ちをお聞かせください。
正直この話をいただいた時は本当に驚きました。僕はパーフェクトからジャパンに移ったプレイヤーでもあるのでよけいに驚いたのもありますが、でもこういうお話をいただいたことはすごくありがたかったです。
オファーを受けたからには一生懸命やろうという気持ちに切り替えて、精一杯自分なりの仕事を全う出来たと思っています。

撮影についてはいかがでしたか?
鬼でしたね。本当に鬼でした(笑)。まず受け取ったタイムスケジュール自体がものすごくて、朝6時から夜中の3時くらいまでという「寝る時間はいつなんだ!? 」というスケジュールでしたね。
大会などの都合上、まず知野・山田・大城選手が先に撮影に入り、それに鈴木選手と僕が合流するという形だったんですけど、先発隊から「ものすごいしんどいよ」とビビらされたんですよ(笑)。それでも僕は撮影には慣れてるんである程度は平気かなというのがあったんですけど、まず一日目は「しんどかったな…」が、二日目は「やばい…」で、三日目になるともうイライラしてきましたね(笑)。でも映像には顔色や表情もばっちり映ってしまうのでなんとか頑張って、最終日は「とにかく早く終わらせてみんなを解放してやろう」という意識に変わりました。
ホントに地獄でしたね。もう食事の時間だけが天国でした(笑)。とにかく食べる時間だけが幸せで「昼食です」「夕食です」といわれると力が抜けるという、そんな感じでした。食事の席でやっとみんなと顔を合わせるんですけど、みんなの進行状況ばかりが気になって「早く終わらせよう」と、全員ピリピリしてましたね。
僕達は遅れて入ったわけですけど、最初から撮り始めてるスタッフは二日早いので、最終的には一週間近くその状況の中にいるわけじゃないですか。だからピリピリ具合もどんどん高まってきてましたね。
スケジュールは過酷でしたが、セットはCGなしで一から作ってあって、映画ってこうやって撮るんだろうなというようなものが用意されてたんです。ここまでの仕事を受けたからにはそれに恥じないように、俳優ではないですがダーツプレイヤーとして精一杯演技しようと意識が高まりましたね。
第一弾としてはよく出来たと思うし周りからの評価も上々です。みんなに喜んでもらえると嬉しいし、僕自身も出ることが出来て良かったなと思ってます。

知野真澄
バーチャルダーツのプレイヤーに選ばれてどのようなお気持ちですか?
この話をいただいた時はびっくりしました。まさか自分がゲームの中に入る様になるとは思いもしなかったので、最初は嬉しい気持ちと同時に恥ずかしいというのがありました。でもやっているうちにだんだん慣れてきてお客さんの声も直に聞けるので、本当に楽しんでもらえてるんだなというのが分って、やって良かったなと思いました。

撮影はかなりきつかったようですね?
僕が撮影の一番最初だったんで、カメラの設置位置などをいろいろ変えながらひとつひとつ試しながら進めていったんです。撮影はしていてオーダーも出されるんですけど、どちらかというとそういう設置の合間にスタッフの人達と話してる時間や待ち時間の方が長かったんですよ。なるべく周りとコミュニケーションを取ろうと頑張ったので、その間結構楽しめたんです。だから他の四人のプレイヤーは辛い部分の方が多かったと思うんですけど、僕はどちらかといえば楽しめた方が多かったかなと思います。

芸能人になったような気分でしたか?
今までになかったような経験をさせてもらったので、ちょっとワクワクした部分もありました。スタッフはプロの方達なので、僕に対しても「出演者」という扱いをしてくれるのが気持ちよかったです。ただやっぱり長い時間の撮影には慣れてなかったので肉体的な疲労は結構ありました。「いつ終わるんだろう」と、例えば大会のスタッフなんかはこういう感じなのかなと一瞬気持ちがわかりましたね。

出来上がりはみんなかなりカッコ良く俳優の様に撮影されてますね。
でもあれはCGじゃないんですよ(笑)。普段しない様なヘアメイクを朝からきっちりやってくれるんで、僕は普段は顔色が悪いと言われるんですけど、バーチャルダーツの知野真澄は明るい顔をしています(笑)。

では芸能界デビューを楽しみにしています。
いやぁ、たぶん体に合わないので無いと思います(笑)。

大城明香利
バーチャルダーツのメンバーに選ばれて、しかも女性一人ということですが、お気持ちはいかがでしょうか?
声をかけていただいた時は自分に出来るかなという不安の方が大きくて、一度お断りしたんです。メンバーを聞いたら星野選手、山田選手、鈴木選手、知野選手という錚々たる顔ぶれで、この中に私がいていいのかなという不安もありましたから。それでも是非にというお誘いをいただいたので、「私にでも出来ることがあるなら」と撮影に参加させていただきました。
私の場合は沖縄なので、なかなか県外のプレイヤーと対戦する機会がないんです。なのでバーチャルを通じて大城明香利と戦ったというユーザーさんの声を聞けたら、頑張って参加した甲斐があったなと思っています。

撮影が大変で、だいぶ苦労されたということですが?
大変でした。自分一人に対して何十人という大人が動いていて、一つのシーンに対しても丁寧に慎重に撮っていただいているのでプレッシャーが大きかったです。なるべくNGを出さない様に出さない様にと頑張るんですけど、それが空回りしてしまって、たぶん私のせいで撮影がかなり押してしまったんです。山田選手と知野選手との撮影だったんですが、二人ともすごく優しくて「大丈夫だからゆっくりゆっくり」と言ってくれるんですけど、私の撮影が押すことでただでさえ少ない睡眠時間がどんどん削られていくことが本当に辛くて……。「先に二人だけ帰ってもらってください」って何回も言ったんですけど「みんな一緒に送るから」と待たされてしまっているのが本当に申し訳なかったです。
韓国のスタッフの方達もとても優しくて、「大丈夫だからもう一回撮ろう」と何回も声をかけてくれたので、「これで終わりです。お疲れさまでした」と言われた時は思わず「すみませんでした!」と号泣してしまいました。
今回の撮影はなかなか出来ない経験だったと思うので、今になると「貴重な時間だったな」と心から思えます。あんなに辛い事はこれから先ないんじゃないかと思うくらい、気の抜けない三日間でした。ああいう経験をしたらこの先怖いことはないんじゃないかというくらい、私の中では大きい経験でした。

出来上がりもすごく可愛かったので満足されてるんじゃないですか?
めっちゃきれいに撮ってくれましたね。めっちゃ化粧してました(笑)。私がちょっと動くだけでメイクさんが来て化粧を直してくれて「こんなにファンデーションパンパンしてくれたらそれはきれいにも撮れるわ」って、ちょっと感動しました(笑)。
あんなにきれいな大城明香利はたぶんバーチャルの中でしか見れないんじゃないですかね(笑)。そのくらいきれいに撮ってもらいました。本当に楽しかったです。

鈴木猛大
バーチャルダーツのメンバーに選ばれて世界のプレイヤーにも知名度が広がると思いますが、そういう印象などはありますか?
今回韓国には久しぶりに来たんですけど、いろんな人に「写真撮って」とか「握手して」とか言われました。久しぶりの韓国で、しかもフェニックスでしか会わない人達が多いにも関わらずこれだけサインや握手を求めてくれるというのは、バーチャルダーツのおかげかなと思いますね。
バーチャルに出ているという実感がじわじわと湧いてきたような感じはありますね。

今もサインを求められて大変の様でしたが、数年前は他の選手には列を作っていても、鈴木選手の近くにはサインを求める人が誰もいなくて苦笑いしていたことがありましたね(笑)?
ありましたね(笑)。確か2009年のレボリューションのチャンピオンで初めて韓国に来た時でした。ダーツバーのイベントで他の選手には質問コーナーとかがあったんですけど、僕の時は質問じゃなくて「踊れ」とか言われて(笑)。他はペアでダブルスを組んでるんですけど、僕ともう一人だけはエキシビジョンマッチもないという、散々な扱いを受けましたよね(笑)。
当時僕はパーフェクトプロでもなかったし無名のプレイヤーだったんですけど、あの時の仕打ちを忘れずに「いつかフェニックスを見返してやろう」とパーフェクトプレイヤーになったんです。今は違う団体に移りましたが、またこうやって交流が持てて、あの時の気持ちを実現できたのは本当に嬉しいですね。

大変だった撮影についてはいかがですか?
僕と星野選手は後組だったので他の三人が二日間撮り終えた夜に合流したんです。一日目は4〜5時間で終わったんですけど、次の日は朝の6時にロビー集合と言われホテルに戻ったのが次の日の3時でした。それで集合はまた朝6時というのが三日目続いて、ほとんど寝る時間もない撮影でした。本当にきつかったですね(笑)。

日本代表優勝 Interview
日本代表のみなさん優勝おめでとうございます。
ありがとうございます!

まず浅田選手から感想をお願いします。
今回は本当に楽しいメンバーで来ることができて、その上優勝という結果も残せてとても嬉しいですし非常に楽しかったです。

浅田選手は現在パーフェクトで10勝されているということもあり、メンバーも周りも「斉吾がいるからなんとかなる」といった雰囲気が流れていた様ですが、そういうプレッシャーなどはありましたか?
なかったです。もし今の自分のポジションでみんなが安心してくれるなら良かったですけど、みんなもすごく打ってくれましたからね。今回の勝因は間違いなくオーダーがすごく良かったということだと思います。

オーダーを変えたということですが、どのポイントでどう変えたのですか?
最初は代表経験者の僕と恵太くんがクリケットを、哲平くんと伊良部くんがゼロワンを戦うというオーダーでした。哲平くんと伊良部くんは今回が初出場なのでゼロワンの方がやりやすいだろうということでそうなったのですが、途中の状況で恵太くんがオーダーチェンジしようという案を出してくれたんです。
結局代表経験者がゼロワンとクリケットに分かれることになったんですが、それによって要所要所で指示出ししてプレイできたことが大きかったと思います。

決勝のポルトガル戦はストレート勝ちでしたが途中の台湾戦ではなかなか苦戦されていたようですね。
台湾はブルが強くてブルを全然外さなかったので、ゼロワンは獲られ気味でしたね。その分クリケットでなんとか挽回したのですが、その台湾戦がギリギリだったのでオーダーチェンジのきっかけになったんです。それが良かったと思います。

ではキャプテンとして奮闘された小野選手にお聞きしますが、今回はいかがでしたか?
4人が一つになって優勝を狙うようにまとめていく任務を任されていると思いました。伊良部さんと哲平さんはエリアが違うこともあって一緒に試合に出るということが初めてだったんですけど、二人とも強い選手なので大丈夫だろうとは思っていました。僕は今回で4回目の代表戦になりますが、それでもやはりプレッシャーはあるので、とにかく日本チームとしてまとまることが重要だと思いました。
僕のいつもの作戦としてゼロワンは落としてもクリケットは絶対獲るというのがあって、逆のパターンはリスクが大きいので出来ないんです。最初のオーダーではフリーズルールとかもよく分らなくて危ない場面もあったので、変更したらどうかと思ったんです。僕は結構ダブルインが好きなのでまず僕が行き、伊良部さんにクリケット行ってもらってから斉吾さんに引っ張って行ってもらおうというオーダーに変更しました。そこからは一セットも落とさず勝てたので、結果的には成功だったかなと思います。

以前に比べると今年は他の国の選手もだいぶ強くなってきているように感じましたが、いかがでしょうか?
そう思います。今まで気にしていた国はアメリカと韓国。それからハードが盛んな国は良い選手がいるので、スペインなどのヨーロッパ諸国も要注意でした。それが今年はオーストラリアもポルトガルも代表戦初参加ながらかなり良いプレイをしていたし、香港も選りすぐりの選手を揃えて本気で優勝を獲りにきてましたね。
今まではどこの国でも一人くらい穴の選手がいたんですが、今年はそういう感じはなくどの選手も良いダーツを打ってくるので、代表戦も年々レベルアップしてるという印象を受けました。そんな中でも日本代表はみんなランカーなので「俺たちは強いんだ」と、チームで気持ちを盛り上げて優勝することが出来て本当に良かったと思います。

伊良部選手は今回初めての日本代表でしたが、いかがでしたか?
ものすごく緊張してました。とにかく足を引っ張らないように、ヘタ打たないようにとだけ思ってました。ダブルインというのは日本ではほとんどないので、まず入れなければスタート出来ないというしばりが苦しかったですね。
そもそもこのメンバーの中に自分がいるということがどうしても受け入れられなくて、ずっと「申しわけない」という気持ちが強かったんですよね…。対戦相手がどこの国だとかはそんなに意識してなくて、とにかくみんなに付いて行こうと、それだけでいっぱいいっぱいでした。いっぱい飲まされました…(笑)。ビールは11本…、結果ごはんは食べられず…(笑)。

オーダーの変更でクリケットに変わった時はいかがでしたか?
正直楽だろうなと思ったんです。斉吾さんに付いていければ楽に投げられると思っていたんですけど、逆でしたね。「これ入れないと怒られる…」という気持ちで必死に投げました(笑)。試合中に「ここはプッシュしていいよ」とか指示があったのでその通りにしっかり入れようと頑張りました。そうするとホントに入りましたね。「あ、はいったわぁ…」みたいな(笑)。
あとは今までにないギャラリーの応援やメンバーの応援がまた逆にプレッシャーになりました(笑)。今までにないじゃないですか、試合中に後から「行け、カモン!」みたいに言われるのって…。それで「行くけど、ヤバい、入らなかったらすいませんっ!」みたいな(笑)。いろんな意味ですごく良い経験が出来ました。

次は西選手です。初めての代表はいかがでしたか?
最初は緊張してましたが、勝っていくにつれだんだんとほぐれていきました。とにかく自分のダーツをしようと思って出場しましたが、自分なりに出来たかなと思ってます。今まで背中を見て来た偉大な選手がいたんですけど、それほど緊張することもなく安心して投げることが出来ました。精一杯やろうと頑張ったつもりですが、もう少しチームのためになりたかったという思いも残るので、今後はもう少し安心できるダーツが出来るようになりたいと思います。

韓国のサマーフェスティバルは二回目ですか?
はい。3〜4年前に一度来ましたがその時は代表ではなかったです。

代表戦は違いますか?
全然違いますね。やっぱり背負うものが違うのが代表だと思いますから。その代表に選ばれて精一杯やれれば自分にとっても大きな飛躍になるだろうと思って投げました。斉吾さんと恵太くんが経験者だったのでいろいろな話も出来て、教えてもらうこともいっぱいあったし、とても勉強させてもらいました。

普段はパーフェクトで争っているプレイヤーと、こうやってチームを組むということについてはいかがですか?
気持ち的には変わりはないです。今回は味方ですけど僕の考えでは常に敵なんです。常に勝ちたいと意識してるんで、三人が良いダーツをしたら自分はそれ以上のダーツが出来るようにと思ってました。誰に勝つというのではなく、自分と戦ってやろうという気持ちで韓国に来ました。

それでは最後に浅田選手から読者にひとことお願いします。
今回4人で組ませていただいて日本代表メンバーとして戦えたことを誇りに思います。韓国まで来てくれた人も日本で中継を通して応援してくれていた人も、皆さんのおかげで獲れた優勝だと思うのでとても感謝しています。4人とも今後もパーフェクトや他の試合で活躍していく選手だと思うので、これからも応援よろしくお願いします!

小野選手お願いします。
代表戦で優勝したということは世界一ということなので、それを誇らしく思いたいです。来年も自分がメンバーで来ることが出来ればまた獲りたいですし、他のメンバーが行くにしてもぜひ獲ってほしいと思います。日本人が強いということを世界に知ってもらいたいので、自分個人としても日本人としても、これからも頑張っていきたいと思います。応援ありがとうございました!

伊良部選手お願いします。
僕はもっと自信を持って楽しく投げていけるように頑張りたいです。石垣島で応援してくれてる人や、いろんな人達に感謝しながらこれからも頑張ります。ありがとうございました!

最後に西選手です。
この4人で組めたことに本当に感謝しています。中継で見てくれてた人達からもLINEで応援やお祝いのメッセージをいっぱいもらったので、とても嬉しかったです。応援してくれる人達に常に感謝して、また来年も同じ舞台で優勝出来ることを夢見て頑張っていこうと思います。どうもありがとうございました!