PDC Bahrain Darts Masters

2023年PDCの初戦は、ワールドツアー第1戦のバーレン・ダーツマスターズとなりました。日程は1月12-13日の二日間大会です。それにしてもPDCのトップランカーは本当に忙しいですね。ワールド・チャンピオンシップが終わって約10日です。クリスマス、新年もダーツでしたので、かつて1月は家族と過ごしていましたが、気の毒なような気もしますね。きっと日本で開催された時のように家族も連れて行っているのでしょう。

世界にダーツを広めているPDCはついに中東にも足場を作りました。驚くのは会場がまるでいつものPDCの雰囲気になっていることです。それほどPDCの実況は世界で見られているということですね。ますますダーツをポピュラーにしていくことでしょう。
今回の大会ではPDCトップランカー8人とアジア代表8人の戦いとなりました。日本からは鈴木徹と山田勇樹が選ばれ参戦しましたが、残念ながら敗退しました。同じようにその他のアジア選手も全員次のステージには進めませんでした。

Thursday January 12 First Round
Dimitri Van den Bergh 6-5 Alain Abiabi
Rob Cross 6-2 Nitin Kumar
Luke Humphries 6-3 Man Lok Leung
Gerwyn Price 6-2 Paul Lim

Peter Wright 6-3 Toru Suzuki
Michael Smith 6-1 Abdulnasser Yusuf

Raymond van Barneveld 6-2 Yuki Yamada
Jonny Clayton 6-0 Basem Mahmood

二日目はいつも戦っている面々ですが、どの試合も接戦でした。いやぁ新年早々良いダーツを見せていただきました。

Friday January 13 Quarter-Finals
Michael Smith 6-4 Dimitri Van den Bergh
Raymond van Barneveld 6-5 Luke Humphries
Rob Cross 6-5 Peter Wright
Gerwyn Price 6-4 Jonny Clayton

Semi-Finals
Michael Smith 7-5 Raymond van Barneveld
Gerwyn Price 7-3 Rob Cross

Final
Michael Smith 8-6 Gerwyn Price

優勝はワールド・チャンピオンになったマイケル・スミスでした。すっかり自信をつけて風格が備わってきましたね。
スミスは試合後に「嬉しいですよ。私は3回のワールドシリーズのタイトルを持っていますが、妻がそのトロフィーを取り戻すようにと言っていました。それを今夜手に入れました。完璧とは程遠かったですが、チャンスを掴めました。この波に乗り続けたいね。初めてのバーレーンでしたが、素晴らしい一週間でした。」と語りました。

次のワールド・シリーズ・オブ・ダーツは、1月20-21日まで、フォーラムコペンハーゲンのノルディック・ダーツ・マスターズに続きます。