Sayaka Yoshimura-Vol.88.2017.11-Top

Vol.88 吉村 さやか
ダーツは出会いのツールとしても最高!

2017年11月

ダーツを初めたきっかけを教えてください。
ゲームセンターや漫画喫茶にあったダーツを投げたのがきっかけです。知り合いに経験者がいたのでその人に教えてもらいましたが、当時は遊び感覚でしたね。

それはいつ頃ですか?
高校生の時で17〜18歳でした。

出身地について教えてください。
出身は岐阜ですが、私が生まれ育った所はとにかく何もないです。コンビニもないし、信号も2基くらいしかないんです。実家が兼業農家でお米を作ってますが、周りは田んぼと山と川しかないです(笑)。合併しているので今は市になりましたが、元々は町です。こんな感じなので、地元で遊ぶ所などは本当に何も無いんです。特産品は栗なので、栗菓子は有名で美味しいですよ。

今は東京にお住まいですが、東京の暮らしはいかがですか?
東京はとにかくいろんな人がいて、地元では経験できなかったことがたくさんあります。いろいろな出会いもあったし、東京に来て良かったなと思っています。

東京で最初はJAPANのプロ資格を取り、今はPERFECTプレイヤーですね。移籍された理由はどうしてでしょうか?
今までダーツライブでしか投げたことがなかったので、別のプロ団体に入って違いを体験したいと思ったからです。選手やフォーマットも違うので、世界を広げるために経験したかったんです。JAPANで3年投げたので、思いきってPERFECTに移籍しました。

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女子プロプレイヤーが注目されていることについてはどう思われますか?
私はプロという存在をほとんど知らなかったので、プロと言えば「男子の強いプレイヤー」といったイメージでした。でも自分がプロになり実際にその世界に入ってみたら、女性が注目されているんだなということを肌で感じました。今はSNSなどで各方面から女子プレイヤーについて発信されるので、ある意味アイドル的な存在でもあるかなと思います。
ダーツは男子も女子も同様に楽しめるスポーツなので、こうやって女子が注目されながら、もっとどんどん広がっていけばいいなと思います。

好きな女子選手はいらっしゃいますか?
特にいないんです。誰かにあこがれてこの世界に入った訳ではないので、「だれさんのようになりたい」という方はいません。

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では、ご自分はどのようなプロプレイヤーになりたいですか?
今はSNSが先行して、実力よりも存在が表に出て来るパターンもあると思います。なので、まずは実力を付けて、名前や顔だけではなくプレイヤーとして認められるプロになりたいです。

今年のPERFECTは全部に参戦されているのですか?
最初の方の2〜3戦だけ抜かしてほとんど出場しました。今年の残りの試合も全て参戦する予定です。

それは大変ですね。
そうですね。車で移動する時もありますが飛行機や新幹線も使うので、普段からできるだけ節約しながら遠征費に充てる様にしています。

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ダーツ以外の趣味はありますか?
昔から料理が好きで、食品にも興味があるので食品関係の学校にも行ってました。今でも自炊する時もありますし、ダーツバーのキッチンをお借りしてたまに料理を提供させていただいたりしています。
それからファッションが好きなので、時間があるとフラッと洋服を見に行ったりします。ダーツを投げる時にどんな格好をしたら可愛く見られるかなと、メイクや洋服を考えたりするのが楽しいです。

お仕事について教えてください。
今はフリーターで、月曜日から金曜日まで居酒屋のランチのバイトをしています。夜は空いている時だけですが、知り合いの飲食店でキッチンのスタッフをさせていただいてます。