初めてのインタビュー、よろしくお願いいたします。ダーツとの最初の出会いを教えていただけますか?
19歳ぐらいの頃、アルバイトしていた飲食店の先輩が、地元で唯一のダーツバーで働いていたんです。その先輩が卒業して就職することになり、「次のアルバイトを探している」と聞いたので、自分がやってみようと思ったのがきっかけです。
それ以来、ずっとダーツを続けていて、ダーツ歴は12〜13年になります。
プロになられたのはいつ頃ですか?また、その理由も教えてください。
プロになったのは、21歳の秋頃です。当時、レーティングがダブルAに到達していて、周囲から「もうプロになっちゃいなよ」みたいな軽いノリで勧められたんです。それでライセンスを取ってみました。
ツアーへの参戦を始めたのはいつからですか?
2014年の秋からだったと思います。その年はスポット参戦で2戦ほど出場しました。翌年からは、行ける範囲の試合にはなるべく出場するようにしていました。
全戦に参戦するようになったのはいつ頃からでしょうか?
たぶん2018年か2019年頃だと思います。それ以前はまだスポンサーも少なく、資金的にも厳しかったので、すぐにフル参戦できたわけではありませんでした。
ダーツを始めてから、どんな変化がありましたか?
今のフォームになってからはもう長いですが、それまでは試行錯誤の連続でしたね。プロになってから10年ほど経ちますが、特に前半はたくさんのことを試していました。

プロツアーで、PERFECTを選ばれた理由は?
私の地元が福岡で、フェニックスのマシンを設置している店舗が多かったんです。私自身もフェニックスで投げていたので、自然とPERFECTを選ぶ流れになりました。
現在は横浜にお住まいなんですよね?
はい、一昨年の1月に引っ越してきました。イベントや仕事も多いですし、遠征費の負担もかなり軽くなりました。今では、思い切って来て良かったと思っています。
第8戦・大分での優勝、おめでとうございます。
ありがとうございます。
決勝の相手は大城明香利プロでしたね。
はい。彼女との対戦ではこれまでほとんど負けていたので、今回勝つことができて本当に嬉しかったです。普段から、決勝トーナメントに進んだ時には「彼女とは反対側の山になってくれ…」と祈っているくらいで(笑)。
自分の力で打ち切って勝ったというよりは、運も味方してくれた部分もあると思っています。
大城プロにはどんな印象を持たれていますか?
ダーツへの思いが強くて、ベースもしっかりできている選手だと思います。本当に尊敬しています。もちろん強さもですが、立ち振る舞いも素敵で、まさにプロのお手本のような方です。
当日の1日を通しての流れを教えていただけますか?
予選ではスタッツに波がありました。本戦ではとりあえず1回戦は勝ったんですが、あまり自分の中ではしっくりきていなくて…。
そこで、いつもダーツを教えてくださっている方に電話したところ、「このポイントだけを意識して投げろ」とアドバイスをもらったんです。その一点に集中した結果、優勝につながりました。
ちなみに、そのポイントというのは「筋肉ではなく、骨で動かす」なんです。うまく説明するのは難しいですが…骨で身体を動かすような感覚ですね(笑)。
今回の優勝で何回目になりますか?
これで3回目です。初めての優勝が一昨年、2回目が昨年11月で、今回は約半年ぶりの優勝になります。
ご自身では、どんなタイプのプレーヤーだと思いますか?
対戦相手というより、「いつもできているのに、なぜ今回はできなかったんだろう」と自分に問いかけるタイプです。負けず嫌いではあるんですが、「自分に負けたな…」と感じることが多いですね(笑)。
得意・不得意な相手はいますか?
あまり考えないようにしています。誰が相手かを気にするより、自分に集中することが大事だと思っているので。
年間ランキングで見ると、2022年が7位、2023年が6位、2024年が4位、そして2025年現在は3位ですね。どのように感じていますか?
徐々に順位が上がってきていて、自分でも安定した成績が出せている実感があります。特に横浜に来てからは、体調のケアにも取り組むようになって、それが結果に表れているのかなと思います。

練習について、週に何日、どんなメニューか教えていただけますか?
特に明確に決めてはいません。対戦の機会は、プレーヤーデーやイベントで十分ありますし、家にはスティールボードを設置していて、寝る前に少しだけ投げるようにしています。
練習時間をがっつり取るというよりは、身体の動きを確認しながら、無理のない範囲でケアを優先しています。
ゼロワンとクリケット、どちらが好きですか?
以前はクリケットが好きだったんですが、最近はゼロワンの方が楽しいですね。スティールを始めてから、アレンジの面白さがわかるようになったのが理由だと思います。
スティールダーツはいつ頃から始めたのですか?
福岡にいた頃にも少し投げてはいましたが、本格的に始めたのは横浜に来てからです。JSFDの大会に誘っていただくようになったのがきっかけでした。
成績を残すことで海外挑戦のチャンスもあるので、夢があります。昨年はハンガリーと台湾に行きました。楽しかったですが、誰かにサポートしてもらわないと正直ちょっと不安です…(笑)。
ダーツ以外の趣味はありますか?
ゲームが大好きです。一時期は本当に夢中でプレーしていました。
ダーツ以外のお仕事はされていますか?
今はしていません。プレーヤーデーやイベント、大会だけで生活しています。安定した収入ではありませんが、なんとかやりくりしています。関東に来てからは仕事も増えて、ありがたいですね。
九州とは習慣や考え方も違っていて、学ぶことが多いです。
これからの目標を教えてください。
もちろん、年間チャンピオンを取りたいという気持ちはあります。ただ、そのためには明香利さんに勝たなければいけないので…高い壁ですね(笑)。
最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
いつも応援していただいて、本当に感謝しています。これからもよろしくお願いいたします。
それから、先日移籍後初となる私のバレルがユニコーン社から発売されました。ぜひ一度、試投していただけたら嬉しいです!








