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Vol.92 津村 友弥
夢は大きく持ちたい

2018年7月

Tomoya Tsumura-Vol.92.2018.7-1

まず、ダーツとの出会いを教えてください。
10年前の大学生の頃に通っていたビリヤード場にダーツがあったんです。当時は「カウントアップ500点以上でマイダーツゲット」というのがあって……(笑)。

懐かしいですね(笑)。
ですよね(笑)。それでマイダーツをもらってから投げ始めました。

真剣に投げ始めたのはいつ頃からですか?
もう次の日からです。マイダーツを手にしてから楽しくて真剣に投げ始めました。

PERFECTにはいつから参戦しているのですか?
初めて参戦したのが2010年です。2011年と2年間プレイして、それからJAPANに移って、2016年からまたPERFECTに戻ってきました。

その理由は?
どちらにも魅力があったので、両方に参戦してみたかったんです。

今年も数戦終わりましたが、今年度の流れはいかがですか?
自分の中では過去最高くらいの成績なので、良い出だしだと思っています。このまま維持したいですね。

現在は5位ですね。
開幕戦のポイントが高い時に3位に入れて、そこから良い流れに乗っている感じですね。今年は目標があるので、それをこなす努力をしています。

どのような目標ですか?
勝ち負けにもこだわりますが、それよりも毎週ある試合を一戦一戦大事にしながら、技術的にもメンタル的にも成長していこうと思っています。

PERFECTは今年も試合数が多いですが、それについてはいかがですか?
昨年も試合数は多かったので、そのおかげで経験値が上がり舞台慣れできてきたかと思います。毎回ロビンから厳しい戦いができているので、自分では成長できていると思います。

一年間の試合を乗り切るために体調管理はどうされていますか?
整体に行ったりストレッチしたりウォーキングしたり、試合前後のケアはかかさずやるようにしています。

今までで印象に残った試合はありますか?
昨年の石川大会で浅田選手と対戦して勝てた試合です。

ナンバーワンの選手ですからね。
はい。すごく刺激にもなりました。頂点に立つ選手に勝った事はやはり大きな自信になりました。

自分でどのようなタイプの選手だと思いますか?
技術もそこまであるとは思わないしメンタルも強い方ではないので、その分気力だけはしっかり持って投げるタイプだと思います。

今までにスランプはありましたか?
あります。PERFECTに参戦し始めた頃ですが、全く試合に勝てなくて予選落ちを繰り返してしまう時期がありました。あれがスランプだったと思います。

具体的にはどのような症状だったのですか?
とにかく勝てないんです。今思うと、投げ方も考え方もよくあんな状態で頑張ってたなと思いますね。いろいろ勉強してみて改めてそう思いました。

普段の練習時間はどのくらいですか?
時間は特に決めてないですが、毎日1〜2時間は一人で投げる練習をしています。

決まったルーティーンはありますか?
あります。まずアップとしてカウントアップで1000点出るまで投げます。それからクリケットカウントアップをやってから、後はひたすらフィニッシュの練習をします。フィニッシュの練習は今年から取り入れたんですが、これが効果的だったのかなと思います。

この数年の間に技術的にも精神的にステップアップできたということですね。
そう思います。

具体的にはどのようなことですか?
メンタルに逃げずに技術面をしっかり取り込もうと思ったんです。
Deep・itをやっている時に、もちろん教えるためにも勉強しましたし、自分自身にも落とし込もうとKTMさんにもいろいろ習いました。技術的にはそれが一番大きかったと思います。

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今一番大事にしているポイントは何ですか?
ちょっと大雑把になってしまいますが、しっかりとした気持ちで試合に入る様にしています。なんとなく入るのではなくて、最初の立ち上がりをしっかりさせて「これから試合なんだ」という意識を強く持つ様にしています。

精神的なことなんですね。
そうですね。

では、プロダーツプレイヤーについてはどう思われますか?
10年前からしたら考えられないことで、自分としてはとても喜ばしいことだと思います。もう少しメディアとかにも取り上げてもらえるようになるといいですね。その分プロ選手はしっかりした自覚を持って行動しなければならないとも思います。

尊敬するプレイヤーはいますか?
星野光正選手です。

それはどうしてですか?
星野さんを見てプロになろうと思ったんです。熱い気持ちを持った選手なので、今でも尊敬しています。先ほどの質問に戻ってしまいますが、星野さんと対戦した試合もとても印象に残っていますね。

Deep・itで講師をされていましたが、どのようなことをされていたのですか?
例えばワンポイントレッスンではその場しのぎの様な教え方になってしまうので、そうではなくて着実にステップアップしてもらうための教え方を心がけていました。2ヶ月という周期でレッスンを受けていただくんですが、スタンスやグリップはもちろん、試合に出るまでのフォローなどもしました。
プロになった選手も何人もいますし、すごくやりがいがありました。

その時は「とても解りやすくて良い」と周りからの評判が良かった様ですね。
そうですか、ありがとうございます(笑)。
教えている時に心がけていたのは、その方の目線に立つということでした。自分も本当にダーツが下手だったし、プロになっても全然勝てなかったので、「一緒に一歩一歩進んで行こう」という意識があったんです。
絶対こうでなくてはならないということは考えずに、そのプレイヤーに合ったいろいろな選択肢を与えて、一緒に考えていく様にしていました。

改めてダーツの魅力は何でしょうか?
プロとしては、アスリートと言っていいのかは分りませんが、プロダーツプレイヤーとしてやっていけるのが嬉しいです。昔から憧れていたことなので、毎日が充実していて楽しいです。
ダーツプレイヤーとしては、ダーツによってコミュニケーションの輪が広がり、たくさんの仲間ができるのがいいことだと思います。これからはもっとエンターテイメントとして定着して、今よりたくさんのお客さんが喜んでくれるようになるといいと思いますね。

これからの夢や目標を教えてください。
目標はPDCの舞台に立ってみたいです。今年はアジアツアーも始まり、昔に比べるとチャンスが広がったと思います。僕も参戦しているので、ただの夢では終わらせない様に頑張って挑戦していきたいです。

スティールも普段から結構投げているのですか?
はい。リーグ戦にも出ていますし、スティールも好きです。

最後に読者にメッセージをお願いします。
まだまだ僕を知らない方も多いと思いますが、PERFECTでたくさん動画に映ってみなさんに顔を覚えていただけるように頑張ります。応援よろしくお願いいたします!