Vol.93 Japan Open 2018

2018年9月号

Winner Interview
丹治 博 Hiroshi Tanba
優勝おめでとうございます。
ありがとうございます!

幣紙では初登場となりますので、まずは簡単に自己紹介をお願いします。
ダーツ歴は長くて投げ始めたのは約26年前なんです。仕事の関係で10年くらい中断してしまったんで実際には16年くらいですね。
ずっとハードだったのでソフトでは全然知られていないと思いますが、ハードでは応援してくれる人もいて、今日は優勝できて本当に嬉しいですね。

毎年この試合には出場されているのですか?
ジャパンオープンというこの大会は、歴史もあり一番のビッグタイトルなのでできるだけ出場したいと思っているんです。でも仕事もあったりで毎年出場できないのが残念です。ハードが好きなので、JSFDの大会にはなるべく出場したいと思っています。

優勝された時の周りの声援がすごかったですね。
今日は日本人対外国人ということでみなさん応援してくれたんだと思います。それとハード歴が長いので顔見知りは多いんですよ。

改めて今日優勝されたお気持ちを聞かせてください。
ダーツ歴だけは長いんですけど、こんなビッグタイトルを獲れる選手だとは思ってなかったんです。ここ数ヶ月は調子が良くて、特に今日は朝から力を抜いて投げられていました。
ここ一番で最後のダブルもイメージ通りのリリースが出来て、それが今日の結果につながったと思います。

今後のご活躍も期待しています。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。

Winner Interview
鈴木 未来 Mikuru Suzuki
優勝おめでとうございます。
ありがとうございます!

この試合には毎年出場されているのですか?
毎年というわけではないんです。今回はJSFDで参加する試合の日程がなかなか合わなくて、日本代表のポイントを取るために5回は出なくてはならなかったんです。今日で5回目ですが、5回出場して5回優勝しました(笑)。

すごいですね!アベレージが77でしたが、いかがでしたか?
すごく良いわけではないので、まあ練習くらいかなという感じです。世界を目指すならもっともっと良いアベレージを出したいところです。

現在はジャパンレディースで17連勝という快進撃を続けられていますが、最近はスティールにも力を入れていますね。
はい。ソフトとスティールで半々くらいの比重を置いてます。
スティールは難しいのでとても勉強になるんです。ダーツ全般を見ても細かい所を狙いますし、アレンジにしても自分の成長には絶対に必要なことなので、重点を置いて練習しています。

今日の試合を拝見するとアレンジでもそれほど迷いがないようで、結構習得されていますね。
そうですね、だいぶ慣れました。ここに行ったら次はここ、というようにパズルみたいな組み合わせで覚え込んだというか……。最初は全然わからなかったんですけど、今は出来る様になりました。

今日優勝したことでBDOのワールドマスターズに出場が決まりましたね。
香港オープンで権利は持ってたんですけど、これでワールドマスターズの権利とアジアパシフィックカップの代表にも選出されることになります。
もちろんどちらも頑張りたいと思っています。

世界でも鈴木未来選手の名前はだいぶ知れ渡っていると思いますが。
もっともっと有名になりたいですね(笑)。ダーツを知ってる人なら誰でも分るという、世界的に有名な選手になりたいです。

前回鈴木選手の特集をさせていただきましたが、読者から今までの印象とは変わったという声が聞かれるんです。「もっと怖い人かと思ってた」とか(笑)。
そうなんです。動画だけとか、直接会ったことのない人からはそういうふうに言われることが多いです(笑)。でも実際会ってみると「こんな感じなんだね〜」と言われることがほとんどなんですよ。
試合中は真剣なので怖い顔してますけど、普段はどちらかというとにこにこしてる方だと思います。オンオフははっきり分けるタイプなので、ぜひ話しかけてもらいたいなと思いますね。

日本でも世界でも夢があると思いますが、今後の抱負はいかがでしょうか?
女子でナンバーワンにならないと男子の方には行けないので、まずは世界で一番強い女子と言われる様に頑張りたいと思っています。

最後にみなさんにメッセージをお願いします。
自分ではまだ発展途上で、まだまだ伸びしろがあると思っています。みなさんに応援してもらって一緒に世界に羽ばたきたいと思っています。これからも応援よろしくお願いいたします!