12月15日に開幕したダーツ世界最大のトーナメント、PDCワールドチャンピオンシップが閉幕しました。優勝は今までにこの大会で、二度の準優勝で苦渋を舐めてきたマイケル・スミス。昨年もこの決勝の舞台でピーター・ライトに敗れ、涙していた姿は記憶に新しいですね。ユースからその実力はダーツ界では有名でしたが、なぜか不思議にもビッグタイトルでは準優勝が多いことで知られています。この優勝はダーツファン誰もが待っていたのかもしれません。今回の決勝はいろんな意味で感動的でした。結果としては Michael Smith 7-4 Michael Van Gerwenでしたが会場は大喝采に湧きました。
なんと言っても一番の盛り上がりは第2セット2レッグ、ガーウェン先行180、マイケル180、ガーウェン60、60、57、マイケル180、ガーウェン(9ダーツトライ)60、60、ダブル12外しました。マイケル一息ついて(9ダーツトライ)60、57、12ダブル決めて達成してガッツポーズ。会場は歓喜の坩堝、この舞台でこのダーツは二人とも素晴らしいです。
今回のステージでは終始落ち着いて安定したダーツを投げたマイケル。ここから大変身するのかもしれません。
優勝が決まりステージ場で一度挨拶すると、すぐに家族の元に駆け寄って抱擁する光景は世界に放映されました。
いやぁ、本当におめでとう。
マイケル・スミス インタビュー 2016年5月号