Vol.104 岡本 香晴
早く新しいユニフォーム姿を…

2020年9月号

ブランドスタッフと契約選手との両立

私は7年前にバレルブランド「ゼファー」を立ち上げ、株式会社ゼファーの代表取締役です。そしてハイパーエレクトラの立ち上げにも関わり、主に裏方の仕事をしています。
今年からはハイパーエレクトラの選手として「も」活動することになりました。更には今年、縁あって「サイラープロジェクト」の運営も引き受けることになりました。つまり、3つのブランドの裏方を一手に担っています。
そして年々仕事量が増えています。それはなぜかと言うと、克己(ktm.)さんが有望な選手を発掘して下さるので、契約選手が増えているからですね。自然とその分、各選手との個別対応の数が多くなっています。仕事としては、ブースの設営や運営、オンライン販売での商品の発送、お問い合わせの対応、経理までと多岐に渡ります。
基本的に裏方業務は地味ですが、全部をこなすのです。発送用のダンボールにブランドロゴのスタンプをひたすら押すのが楽しくて、内職に向いている性格だなとつくづく感じています(笑)。
振り返ると7年前にゼファーを立ち上げた時から、ブランドスタッフ兼プロダーツプレイヤーの両立は始まっていました。最初の頃はうまく両立ができず悩みましたね。同じような立場の知人が周りにいないため、相談できる人が少ないためです。ブランドスタッフに専念するという言い訳を引っ提げて、プロダーツプレイヤーから逃げた時期もありました。
しかし、プロダーツプレイヤーを辞めなかったのはなぜか?それは、ハイパーエレクトラのブースにお立ち寄りいただく、皆さんの優しいお言葉に勇気づけられたからです。
「なんでハイパーの選手じゃないの?」3年間問い続けられてきたこの質問に、ようやく応えられると勇んでいたのに、このような状況になってしまいました。早く新しいユニフォーム姿をお披露目できる日が来るように願っています。