2015年7月
舞台の印象はいかがでしたか?
新鮮でした。海外ではわいわいしたにぎやかな雰囲気の中で試合が行われますが、日本でもまさかあんな感じになると思わなかったので、本当に新鮮でしたね。
英国の本場PDCのようでしたね。
身内のことなので少し恥ずかしさも感じましたが(笑)、試合中は特に後ろのことも気にならずに投げることが出来たと思います。
対戦相手はフィル・テイラーでしたがいかがでしたか?
やっぱりすごいなと改めて実感しました。それと同時にもっと頑張りたいと強く思いました。たぶん本気は出してくれなかったのかなと思いましたね。
6-2という結果についてはいかがですか?
正直悔しいです。周りからは「それでも2レッグ獲ったんだから」と言われるんですけど、やっぱり悔しいです。本来通りのパフォーマンスが出来なかったと思います。
PDC選手のスピードやリズム感はどうでしたか?
日本人プレイヤーと比べると、どの選手もリズムの安定感を感じましたね。
日本人プレイヤーとは何が違うと思いましたか?
舞台で戦ってる姿や裏で過ごしてる感じが、日本人選手に比べてリラックスしてると思いました。
知野選手はソフトもハードも投げる選手ですが、これでスティールへの思いは強くなりましたか?
そうですね。スティールを投げる度に気持ちは強くなるんですけど、やっぱり自分の仕事がソフトメインということもあって100%移行するわけにはいかない状況です。ただ夢はハードにあると改めて実感しています。
PDCの舞台が日本で開催されたことについてはどう思われますか?
実際に飛び込んでしまったのでその時は何も考える余裕がなかったんですけど、終わって日にちが経ってくると「ああものすごいことだったんだな」と、そしてそれに関われたということは「すごく幸せなことだったんだな」と、改めて実感しているところです。ことがことなのでまだ客観視が出来ない状態です。まだ自分の中で整理中ですね。
今年のPDCファイナルはぜひ勝ちたいところですね。
はい。去年悔しい思いをしたので今年はリベンジしたいです。それに向かって仕上げていかなければと思っています。
誰が行くにしても、その時一番調子の良い選手が代表になって臨むべきだと思うんです。その中に自分が入れるように、ペースを切り替えることも必要なのではと思っています。