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No.1 世界のダーツとそこの遊び方

2013年3月

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今回からコラムを書かせていただく事になりましたL-styleの甚太です。ところで何を書いたらいいでしょうね…?ダーツの知識などや技術的な話は皆さん書かれていますし、じゃあSEXとダーツ…?これも大御所がいらっしゃいました…なので鈴木健太郎とはかぶりますが「世界のダーツとそこの遊び方」に関して書かせて頂こうかと思います。

L-styleは世界に挑戦するプレイヤーを応援してチーム全体としてレベルアップを狙っているため、多くの選手と共に海外遠征に行きます。ただの旅行とは違ってダーツを通して各国のホントの姿を知ることが出来ますし、対戦することにより上手い下手や言葉の壁も関係なく仲良くなれます。これがダーツの良い所ですね!そんなこんなの選手の裏話やその国の変わった楽しみ方等をお伝え出来ればと思っています。裏話といっても鈴木健太郎選手とイギリスのカジノで朝まで戦った事等、ケンケンが彼女に怒られてしまうようなことは載せませんので安心してください…。今回は第1回ということで近頃の世界で活躍する日本人プレイヤーと大会がよく開催されるラスベガスについてです。

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日本のダーツは一言でいうと急成長しています。そして世界の頂点に触れることや存在感をアピールする事が出来る位置に来ています。例えば昨年、オーストラリアのPDCでフィルテイラーやサイモンも出場しているトーナメントに知野真澄と大内麻由美が出場して、二人とも決勝まで勝ち上がり壇上に登ったのです!真澄の相手はやはりフィル・テイラー、6-3で敗れはしたもののそのうち2回はフィル相手にブレイクするし、180を180で返す等、面白すぎる戦いでした。そして麻由美にいたっては壇上の決勝戦でストレート勝ちするという豪快な勝ち方をしたのです。二人とも会場を大いに盛り上げ日本のダーツを世界に魅せてきました。
イギリスのワールドマスターズでも優勝こそなかったですが、浅田斉吾がJAPANOPENで日本人初の大会アベレージ30を出して代表になり素晴らしい活躍をみせ、清水キヨちゃんが世界ランキング2位のアナスタシアに勝利しました!

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そして記憶に新しいPDCワールドカップではまたもやフィル・テイラーとエイドリアン・ルイスというずるに近いような世界最強チーム(なにせ世界ランク1位と2位のコンビですから…、)相手にL-styleプレミアムチームの村松治樹と勝見翔選手が接戦を繰り広げ、あと一歩という所まで迫りました。この接戦感は伝えようとすると長くなるのでNDLの特集を見て下さい!
どちらにせよ世界チャンピオンやそれを見た人達は日本のダーツを馬鹿にすることはないでしょう…そしてPDCやWDFの壇上で日本人が男女問わずチャンピオンになってもらうという大きな夢に近づきつつあります。余談ではありますがこのワールドカップの勝敗を分けたゲームで、日本チームが残り56で待機に対しフィル・テイラーが残り160を60、60、トップで上がりきってしまった瞬間がありました。これを取っていれば勝ったのではと悔やまれたところですが、これと似たようなゲームが何と帰国後すぐのオールジャパンでジョニーさんvs村松治樹に起こったのです。

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村松治樹はワールドカップと同じ残り56で待機、そこでジョニーさんが残り151をきっちり決めたのです!その瞬間、村松治樹が思わず放った言葉が「うっそーん(涙)」…、そりゃそうですね。ソフトならともかくハードダーツでプレッシャーのかかる場面でそう簡単に上がれる数字では無いですよね!それだけ日本のレベルは上がってきたしアジパシで個人優勝したジョニーさんは凄いということですが…治樹君ワールドカップ帰国後すぐに負けても笑わせてくれました。しかしその後のダーツライブのジャパンアワード2012できっちり優勝して200万円を手にしたあたりはさすがですね!今年も見せるダーツ期待します。
私は今年1月のラスベガスオープンにアニー、麻由美、ASAKOの3選手と共に乗り込んで来ました!ここはハード、ソフト問わず大きな大会が行われる地域です。日程は全9日間で6日間ベガスで帰りに3日程ハワイにおじゃまして帰国な感じです。私も大金を手にしようとカジノで激戦を繰り広げたのですが、何と二日目にして持っていったお金が底を尽いてしまったのです。ポケットに残った最後の2ドルはスロットで終了、小銭は3日目のベッドチップに消え、後6日を無一文で過ごさなければならないというサバイバルを楽しむ羽目になりました。やはりお金を手にするというのは大変な事ですねー。
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ベガスを楽しむには暴走しないことです。どこのホテルにもカジノがありギャンブル中毒者にとってはディズニーランドの様な夢の国ですが、ギャンブル以外にもシルクドソレイユやおっぱいが見れるストリップショー、その他色々なアトラクションがあるんです!負けてお金がなくなってしまってもタダで見られるベラッジオの噴水ショーやトレジャーアイランドの外で見られるショー等があるので安心してください!(今回のメンバーはこのコースをご招待したのですが、金がかかってないというのに麻由美&ASAKOは気づいているかもしれません)。
そしてもしカジノで間違えて勝ってしまった時などは3万円ほどでヘリコプターでグランドキャニオンに行くのをお薦めします。何億年も前の地層が断崖絶壁となり、その中心にヘリコプターで降りて周りを見渡すと涙が出る程感動できます。これを思い出すと、カジノで負けて凹んでいるのが馬鹿馬鹿しくなりどうでも良くなりますが、現実は厳しいので反省しましょう。
ベガスでダーツを楽しみたければJACK’S PLACEというバーに行って下さい。アメリカで女性No.1のステイシー(L-styleプレミアム)がインストラクターをしているので出会えるかもしれません。この店はダーツライブが5台ありますし値段も安いですよ。でも店の周りは治安が悪いので出歩かないように注意です。海外は楽しいこともたくさんありますが事故もつきものです、油断せずに気を引き締めて楽しみましょう。
次回からさらにコアで楽しい世界のダーツの遊び方とカジノの怖さをお伝えするために4月から香港、マカオ、中国、アメリカを1ヶ月出っ放しで旅してきます。

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それではまた次号「黒川智成選手と行くハワイの遊び方」で… 。

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