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No.1 Darts de English! スタート!

2013年3月

皆様こんにちは!今回から始まったこのDarts de Englishを担当させていただきます、岡田です。ダーツに関連する英語の用語や便利な表現、面白いエピソードなどを楽しくご紹介していきたいと思います。
私自身は英語を教える仕事をしていますが、よく皆さんから言われるのが、「英語くらい話せるようになりたい」という言葉です。今や英語は世界の共通語。確かに必要な場面に出くわすことも多くなりました。ダーツの世界では、なんと言ってもイギリスがその発祥の地ということもあって、やっぱり用語などにも英語は多く使われていますし、みんなの憧れPDCに挑戦するような日本人プレイヤーも増えてきていますので、英語が出来れば心強いですよね。
だからと言って、完璧な英語をマスターしなければなんてあせる必要はありません。ちょっとした言葉を知っているだけでもコミュニケーションは格段に滑らかになるし、外国人プレイヤーと仲良くなれたりするものです。このDarts de Englishで取り上げるフレーズや言葉を使って、あなたも是非コミュニケーション上手を目指してください!
記念すべき第1回にご紹介するのは、相手をほめる「Well done!」(ウェルダン)と逆に相手にダメだしする「Boo!」(ブー)です。まずはその用法から見てみましょう。
ダブルスの試合中、自分のパートナーが強豪を倒したとします。日本語なら、「やった!凄い!」と言ってほめますよね。「Well done!」(ウェルダン)はそういう状況で使える便利な表現で、特にイギリス圏で使われます。「よくやったね!」というような意味です。 アメリカ風に言うと「Good job!」ですかね。この時、皆さんもよく知っている、親指を上げて他の指を握ったポーズを一緒に加えると更にgoodです。このポーズは「Thumbs up」(サムズアップ)と呼ばれ、OKとか、いいね!という意味を表すジェスチャーです。Thumbとは親指のことですね。ちなみにこの親指を使ったジェスチャー、ローマ時代の裁判で使われていたものが起源となっているとのことで、観衆の親指が上がるか下がるかで判決が決まったというから恐ろしい限りです。
逆に、ダーツの試合を観戦中、マナーの悪いプレイヤーがいたとします。日本ではそういうプレイヤーに対してあまり野次を飛ばしたりはしませんが、外国では皆さん盛んにこの「Boo!」(ブー)を使って「なんだよー!」という気持ちを表します。この時一緒に親指を下に向けて他の指を握った「Thumbs down」(サムズダウン)のポーズもよくやります。
「Thumbs up」の逆バージョンですね。これは、不服、反対とかダメという気持ちを表すジェスチャーですが、あまり真剣に抗議するというよりは、ちょっと面白がってやる人が多いようです。
相手をほめたり、おどけてダメだししたりするのは、ダーツをプレイしていればよく出くわす場面です。何気なくさらりと英語で人をほめたりできたら、結構カッコイイですよね。こんなに短くて簡単な表現ですから、明日からでも実際に使ってみてくださいね。

皆さんのダーツにThumbs up!