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No.13 「Why don’t we play darts together?」

2015年3月

春はいいですね。花が咲いて空気も緩んでくると、厚いコートを脱いで外に出たくなるものです。こんなワクワクする季節には、仲間と一緒にダーツを楽しむのが一番でしょう。冬の間黙々と1人で練習した成果を、対戦で試したくなる頃です。
一生懸命練習して試合に勝つというスポーツ的な面もダーツの魅力の1つですが、誰に聞いても、ダーツ一番の魅力は人と繋がることだという答えが帰ってくるのです。やっぱり、誰かとプレイすることで絆が深まったり、新しい友達が出来るところがダーツの精神の本質なのかもしれません。今回のダーツ英語では、出会いの季節春にぴったりのトピックである、人を誘うのに便利な表現をご紹介したいと思います。
人に「~しませんか?」と誘う言い方で、最も有名なのは「Let’s~」です。そんなに英語が得意でない人でもこの言い方は知っているでしょう。「Let’s」は「let us」の略で、直訳すると「私達に~させてください」という意味になります。ダーツだったら、「Let’s play darts together!」(一緒にダーツやりましょう)と言えばいいのです。どんな状況でも使用できる便利な言葉ですね。ただ、すでにダーツボードの前に居る状況や、皆がダーツをやっているような場面で誘うなら、「darts」のところを「it」に変えたほうが自然です。英語と言うのは繰り返しを嫌うものなので、ダーツをやりに来るパブやダーツバーでわざわざ「darts」という言葉を言わないのが普通だからです。そういう場面では「Let’s play」だけで十分通じます。
「Let’s~」と同じくらい短くて便利な表現として使われているのが、「Shall we?」です。これは、ダーツバーのようにすでにダーツをやる場所に居て、ダーツの話などで盛り上がった後に、「じゃあ、僕達もやらない?」というようなのりで言います。つまり「Shall we?」は、前提として何をやるかが既に決まっている時の誘い方なのです。もちろん「Shall we play darts ?」と言って、「ダーツをやりませんか?」という言い方も出来ますが、ちょっと堅苦しい感じは否めません。
今回のタイトルである、「Why don’t we play darts together?」(ダーツを一緒にやりませんか?)も、良く使われる誘いの言い回しです。これも「Shall we?」と同じで、状況が分かっていれば、「Why don’t we?」だけでも通じます。似た言い方で「Why don’t you play darts with me?」(~したらどうですか?)もありますが、これは人に行動を促し提案する気持ちが強いので、こちらを使うなら「一緒に」(with me)というところを強調した方がいいですね。
なにか新しいことをしようかなと考えている人を誘うなら、「How about playing darts with me?」(私と一緒にダーツをしてみませんか?)もいいでしょう。他にも色々な楽しみのチョイスはあるかもしれないが、ダーツもいいよという感じの誘いかたです。この「How about~」は、人に好みを聞いたり、何かに誘うとき大変便利に使えるものなので、是非憶えておいてください。
今回ご紹介した誘い方の表現はどれも、友達を増やし、意中の彼や彼女を誘うときにも使える優れものばかりです。どんな人でも、楽しいことに誘ってもらうのはワクワクするものですよね。恥ずかしがらず、どんどん積極的に声をかけてみて下さいね。ダーツの面白さをたくさんの人に知ってもらう、いいチャンスになると思いますよ。
Don’t be shy! Let’s play darts together and have fun!