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No.22 盛り上がると思うんだよなぁ

2015年5月

最近フッと考えてしまうんですけど、ダーツファッションなりダーツバーなり、もうダーツを取り巻く全てで「おしゃれ」になるためには何が必要なんだろうかと(笑)。

いやいや、オシャレなダーツバーもたくさんありますけど、DEEPな世界に入ってくるとなんかちょっと煤けた感じというか埃が被っているというか、そんな印象になってしまう。
ちょっと落ち着いてしまったダーツ熱というか世間様からの注目をもう一度浴びるためには、「オシャレなカッコイイ」イメージに転化していかないといけない。特にDEEPな世界に入ってから「COOLだよね」って横文字が出るくらいになれば完璧。
勿論、この業界の黎明期からいる僕らの責任なのでしょう!その戦犯の一端を担っているかもしれませんが、ここは自分のことを思い切り棚に上げて展開していかないと、たった数行で終わってしまうので許してくださいね(笑)。
そもそも、最初は会社帰りだったりデートだったりで格好はそこそこオシャレだったという人が多いと思います。ナイトアミューズメントとして、ダーツは間違いなく「オシャレ感」はそこそこあるとは思う。
でも、それがDEEPな世界に足を踏み入れてしまうと、行けば行くほどなんか変わってきてしまうんですよねぇ。
前に、ある方から素朴な質問をされたことがあるんですね。「ね、なんでダーツやる人ってみんな同じファッションなの?」と(笑)。
僕自身あまり気にしてはいなかったんですけど、そういえばそうだよなぁと感心。これが先ほど述べたように男女ともに使用しているアイテムが一緒なので余計に異様な感じに見えるらしいんですよね。

「Tシャツ・デニム・スニーカー」の三点セット(ダーツァーの三種の神器。今回はこれを三種の神器と略します)に腰にはダーツケース。これにシリコンバンドというアクセが付いたら「ダーツァー」という部類にカテゴライズされます。

ほら!2行で説明が終わってしまうくらいですからねぇ(笑)。
不思議なのは男女ともにこの格好に落ち着いていくのがすごい(笑)。確かにTシャツの方が投げやすいしデニムの方が楽だし、それはそれで街行くオシャレさんたちも同様な格好をしていますけど、なーんか「ダーツテイスト漂う」感じはなんなんだろうか?
ヨレヨレの服装になっていくことが多いから?履いているスニーカーがどんどん劣化していくのにそれを履き続けているから?ベルトも他のアイテムの色に合わせて変えていないから?うん、それはちょっとわかるかもしれないなぁ。
例えば、この「三種の神器」だとしても色によって靴を何パターンか変えたり、チラッと見えるベルトやアクセも実はちょっと変わっているとまた全然違うんだと思うんですよね。っという僕は、ベルトと靴はシャツの色やパンツの色によって変えますけど、アクセはあまり変えないなぁ…。こりゃいかん。あ、ベルトで思い出しましたけど、ダーツって屈むことが多いですから(ダーツが落ちてね)実は見えていたりするのでここはオシャレしたいところなんですよねぇ。あと腰履きの男性は、屈むたびに下着が見えているのでなんかかっこ悪いので気をつけましょう(笑)。特に、「半ケツだろそれ(笑)」っていうくらい腰履きという概念を通り越えて「半ケツ履き」している人は同じ男性が見ても「うわ…」っと思ってしまうので気をつけましょう!
多分ですけど、「普段着でも投げられてしまう」というのが問題なんだと思うんですよね。ほら他のスポーツで着替えないといけないスポーツって、そのスポーツの正装的なものがあり、これがちょっとカッコ良かったりする。
かといって、「まじオシャレ」な感じの服だと「なにあれ?素人?」とか言われちゃいそうだし、実際あまりオシャレな格好にすると投げにくい洋服も出てくるでしょうから、やはり三種の神器に落ち着いてしまう。
プロの試合ではユニフォーム着用ですから、あの格好が「カッコイイ」と思われる方もいるでしょう。でも、なんか普段の服装はパリッとしている人が少ないというか「ダラっとしている」感が否めない。
「ダーツを投げに行く時とデートの時には洋服のテイストが全然違いますから」という人もたくさんいるでしょうし、先ほど述べた三種の神器の時には「練習服」として割り切っているんでしょうけど、周りから見たら練習服と認識するには普段着に近すぎる。そして、実はその三種の神器でもその中でオシャレに気を使っているとしても「わかりづらい」というのもあるんでしょうねぇ。
そして、シンプルな服装だからこそ着方が難しい。なので、着方をちょっと工夫すればもっと違うかもしれません。特に女性の場合、普段はすごくセンスいいのに三種の神器になると途端に「ん?どした?w」っと「w」がついちゃう人が多いのも事実。今まで着慣れていなかったんでしょうねぇ、急に「ただ着ています」感が満載な感じがしちゃう人が多いんです。
男性に関して言うと、「ちょっとそのTシャツサイズがワンサイズ大きくない?」という人が多いかも。
ブラック系ならば分からなくもないんですけどね、でもあの子達は着崩し方がうまいからかっこよく見えるしそもそもワンサイズではなくてもっとサイズ感を外してきて「ミスマッチ」が逆にかっこよかったりしますからね。

今こうやって書いていて思ったんですけど、ユニフォームのサイズ感もちょっと大きめですよね?確かにあまりジャストサイズなものだと肩口が突っ張ってしまったりして投げづらいという原因があるんでしょうが、じゃああのボーリングシャツ辞めれば?っという根本的な問題に発展してしまうんですよね。
「ダーツは紳士のスポーツだから襟付きが条件!」というならば、お酒ガバガバ飲みながらプロの試合が行われているのはちょっと首を傾げてしまうし。逆にピタっとしたボディスーツか何かの方が体は動かしやすいだろうから、「サイバースポーツ化」した方がダーツを取り巻く今の環境から鑑みたら正解かもしれないですよね。
だって、ダーツマシン自体が光っちゃう時代になっているんですから(笑)。そしてハードダーツでは「クラシカルに」今まで通りとかがむしろギャップ萌えしそうですよね。
やはりそろそろ「ハードはハード、ソフトはソフト」とソフトダーツは独自路線を歩んでいい時期に来ていると思うんですよねぇ。すでに海外でも「日式ダーツシステム」がマシンは当然のこと大会のシステムでも認知されてきていますから、変に「ハード」に寄り添わずにソフトダーツはもっとエンタメ路線を追求してもいいんじゃないかと。
そうなれば、逆に「ハードダーツはCOOL」と対比出来ますよね。ゲーム進行なりマナーなりもっと厳格にして行う。ソフトは逆に音楽ガンガンでなんならば、服装だって奇抜なものもOK。だってマシン自体が光ってるんだから(笑)

マシンが光っているのに、服装はクラシカルってちょっと「萌えにくい」状況ですよね。ギャップ萌えとはまたちょっと違うし。
「試合だから超オシャレしていこう」ってなくらいのモードにソフトダーツが歩めば、ハードダーツの威厳がググンと上がって羨望の眼差し的な位置になり「おれもいつかあのシャツ着て、クラシカルに決めてやるぜ!」っとなればいいのになぁ。
ソフトダーツの試合で、ダメージ加工のデニム(ご年配の方に説明すると、ダメージ加工のデニム=ボロボロのジーパンです(笑))。でもかっこよく履きこなせていたら汚らしくないし、むしろ清潔感まで演出出来ちゃっているオシャレさんだっているわけですから。
そして、そんなPOPな格好をしている選手がハードになったら音が出るくらいに「パリ!」っとしたクラシカルな格好で登場したらザワつきますよね、それだけで。それだけで、登場シーンから盛り上がるわけですから試合が盛り上がらないわけがない。

もうこうなったら、マシンの方もハットが出るごとにマシンからスモークが吹き出て、馬出したら画面がパカッと割れて馬の銅像が下からせり上がり、勝つと紙吹雪が舞うくらいになったら「あ、これは今までのユニフォームだと合わないな」とわかってもらえるんだろうか…(笑)。
そう、マシンの先進度と格好のミスマッチが問題でもあります。マシンという「機械相手」に投げるわけですからマッチングも世界観を作るのに重要なファクターになりますよね。
これからマシンはどんどん進化していくでしょうし、それに合わせて日本が「もうこういう感じでソフトは行きましょう!」となれば、今の日本の影響力から考えれば数年先にエポックメーカーとして揺るぎない位置をキープ出来るかもしれません。
とにかく、ソフトはハードの後発という考えからかハードの風習を取り入れすぎているのかもしれません。ハードの世界観を卑下しているのではないことはお分りいただけますよね?ハードの世界観が大好きだからこそ、ソフトとハードはお互いの世界観をもっと突き詰めればいいと思っているわけです。
もちろん、根底に流れていなければいけない「マナー」は大事ですよ。でも、最近ダーツ界で問題となっているマナーってダーツに突出したものではなく、基本的な人間生活においての「周りの人間を嫌な気持ちにさせない」というものであって、これは前にも書いた通りにお酒に関する「マナーとルール」をもう一度しっかり業界全体が認知して貰えばいいことですし。

とにかく!どうして「クラシカルな服装=礼儀やモラル」的な感覚が大事なのはわかりますが、これを続けていたら結果的にこれ以上の発展というか「これが日本のダーツスタイルだ!」というものが打ち出せなくて前号にも書いた「ガラパゴス化したアジアの片隅のダーツスタイル」で終わってしまう。
だって今ならば、十分に世界を凌駕出来ますからね、この日本スタイルのダーツもシステムも。
これは本当に日本のダーツ人口の構成が中流階級が多く始まったというのが功を奏しているとは思いますが、なんであれ今突き進まなくてどうする!っと声を大にして言いたいわけです。

それは散々否定もされるかもしれません。でも、最初なんて批判されて当たり前(笑)。「続けていけば」それが当たり前になっていき、メジャーになっていくわけですからね。

盛り上がると思うんだよなぁ、だってそっちのほうが絶対に煌びやかな世界観を作れるし、今の時代ならば受け入れやすいと思いますしね。ほんと、誰か頑張ってください!陰ながら応援します!(笑)

DARTS MANIAX