Vol.104 太田 新菜
自分らしいプレイを会場で

2020年9月号

戦い方を理解してきて、本気で望もうとした2020年

地元で長く一緒に戦ってきた選手の活躍が、一昨年くらいから目立ってきて昨年は『自分も強くなる為にレベルアップがしたい!』と強く思って参戦した一年でした。
スポット参戦でも良い成績が残せたのは『勝たなくちゃ』といった意識よりも『もっと先に進みたい』という思いが強かったのかな?って思ってます。
昨年末のチャレンジトーナメントで準優勝する事ができたので、今年のプロツアーは昨年よりもいいコンディションで挑める大会が増えると期待していました。プロツアーでの戦い方に慣れてきた所もあるので早く試したい、戦いたい!そして今までよりも沢山の試合に出れる!楽しみっ!って思っていました。

正直、先の事を考えるとモチベーションが下がる時はあります。でも私は普段からダーツに対して『どうしたら勝てるのか』『勝ちたい』といったことを考えてプレイしています。そのためダーツを投げ始めれば、没頭出来るので、自分ではそれほどモチベーションが下がる事に不安は感じていません。
色々な事をダーツ界が考えて、より良い方向に進めてくれてると信じています。いつ再開となっても、自分らしいプレイを会場でお見せできると思っていますのでご安心ください。
今は地元のお店や仲間に支えられて、自分らしくいられるように練習や相談に乗ってもらって生活しています。
この様な状況になってあらためて地域の大切さ、有り難さを感じています!そう思えた事で前よりもダーツに対する熱は、上がってきているかもしれません。試合にまた出られると決まれば、また気持ちも昂るのでもっと良くなる、強くなれる気もしています。