2017年7月
ご存知の通りに、現在日本にはプロが2団体存在しています。
この件に関して、別にどうこういうつもりはなくビジネスですからこれは致し方ないでしょうね。
プロレスで例えると非常にわかりやすく、いや、プロレスを知っている人にしかわからない例えになるかもしれませんが、簡単に言えば「新日本プロレス」と「全日本プロレス」みたいなもんですね。2つの団体はそれぞれ個性があり、試合を観ていてもそれぞれの面白さがあり好みが分かれることでしょう。
正直、それぞれにエンターテイメント性がまだ若干欠けているというのは否めないのですが、それは「プロ団体」と「競技」という狭間で試行錯誤しているのでしょう。
ただ、これから色々なアイデアが出てくるでしょうから、私達観戦者はのんびり待っていればいいことでしょう。
最近、いや前々から話題に上っている「対抗戦」。以前は、DーCROWNとPERFECTが対抗戦を行いましたよね。それなりには楽しい企画だったと思いますが、どちらかというと1イベント的なもので取り扱われたような感じが否めませんでした。
結局はその後DーCROWNが崩壊したことによって、2回目は行われることなく、崩壊後にJAPANが設立されましたよね。
では、今また対抗戦というものが必要かどうか、いや観たいかどうか。
僕的には、正直そんなに興味がないんですよね。何かと対戦する場所を提供して来ている大会もありますし、トップ選手はどちらが強いとかではなく、強いのに差はないですからね。
元々のゲームフォーマットが違いますから、この辺の調整が結構重要になってくるわけで本当に盛り上げるのであれば、それ相応の舞台が必要だし賞金額も。
しかし、何かの大会に寄生するようなイベントにするのではなくて、しっかりとした大きな大会としてやるのならば面白いのかもしれませんよね。
相当なスキルアップをしている両団体ですから、試合的には非常に面白いことになるでしょう。ただ、先にも述べたように何かの大会に付属するのではなく、しっかりとした企画として行って欲しいですよね。
それがガチの対戦なのか、それとも各団体同士でダブルスを組んで賞金を狙いに行くとかも楽しいかもしれません。
JAPAN同士・PERFECT同士で組むのではなく、一人づつで組んだりしたら面白い。それもSSD方式でやったりして。
普段のゲームフォーマットと違うものをそれぞれで行いペア同士の試合中の相談はルール上で認められているという感じで。
何れにしても継続的に行ってもらいたい企画なので、一度で終わってしまうとまた消化不良な結果になりかねません。
それでも、無理に行う必要がないのではないかという考えは消えないんですよね。
答えが出てしまった時の喪失感というのは、意外と影響があり途端に業界が冷え込んで行くという可能性だってあるわけで。
じゃあ全国で一番強いのは誰か?と知りたくてburnを作ったんじゃないのかと言われれば「確かにね」と答えざるを得ないんですけど(笑)、あの頃と今では様相が違いますからねぇ。
あの頃は選手達が団体を背負っているわけではなかったしね。今ではどうしても選手がそうは思っていなくても、どうしても周りがそういう煽り方をしますからね。
純粋にただ強者を決めるというものにはならないかもしれません。それでは、ルールはどうなるのか?まぁルールはお互いのゲームフォーマットをそれぞれ行うというのが妥当なんでしょうか。
いや、いっその事共通している「クリケットのみ」というのも面白いのかも。マシン問題や時期、選手の選出等どちらが資金を捻出するのかは共同で出せばいいとして、売り上げはどうするのか等決めることは山ほどあります。
「うん、これならば誰からも文句が出ない」という大会はなかなか出来ないと思いますが、これだって継続して行くことでブラッシュアップして行くことが可能でしょう。
とにかく継続が大事ということが第一優先。そういえば、ちょっと前にSPARKでしたっけ?それに近いシングル戦が行われていましたよね。
ただ、これも結果的には団体同士が認定しないと結果的には大きな流れにならない。
ま、考えたらきりがないですし友人同士でのたわいもない会話としては面白い話題なので、このままずっと実現されないまま、一体「どちらが強いんだろう?」とずっと答えの出ない問答が行われていたほうが、楽しみがずっと続くという方がいいのかもしれません。
もうそういうの無視して、「各ゲームの日本一は誰か?」を決める試合を企画した方が楽しいのかもね。