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No.26 ライトリーグからの海外挑戦!

2017年5月

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皆様こんにちは、L-style代表の芹沢甚太です!
今回はハードダーツのリーグ、ライトリーグが香港ADAに選手を派遣したことに関してお伝えしたいと思います。

ハードダーツのリーグというと敷居が高いように感じられますが、ライトリーグは代表の浅野眞弥さんがワイワイ楽しくやる、海外のパブリーグのようなものを作りたいという思いから始まっています。もちろん近くでソフトダーツを遊んでいる人がいてもカラオケを歌っている人がいてもリーグは行われます。後ろで見ているプレイヤーがアレンジを教えてあげてもOKですので、とにかくハードダーツ初心者でも恐怖心なく参加することができます。2週に一度1チーム3名から参加できますので皆様是非ダーツゲームの奥行を広げるためにもチャレンジしてみて下さい。商品もかなり豪華です。

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ワイワイ楽しくやるといってもシステムでアベレージが出ますので自分の実力、進歩状況を知れて上達の近道にもなると思っています。そして騒がしい中で実力を発揮しなければならないわけですから環境にも強い選手が生まれるのではないか?そんな思いも詰まっています。
そこでその中で実力を出している選手は海外でも強いという理論から浅野眞弥さんの提案でライトリーグのレーティング上位者(10ゲーム以上参加している選手の中で)を海外に派遣することになりました。
派遣先に選ばれたのがADA香港、これはソフトの大会なのですけれど世界で人気の大会です。この大会は世界各国から多くのトップ選手が参加しますし、3日開催でいくつもの競技に参加できますのでとても勉強にもなります。
毎年パーフェクトのランキング上位者が参加するのですが今年は試合がかぶってしまい行けないということでADA主催者から相談があったのです。

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そこでこんなチャンスはなかなか無いということでライトリーグが手を挙げて参加出来ることになりました。声がかかったのは上位三名、畑野千春選手、舛岡尚選手、黒川智成選手でした。黒川さんはダーツライブの主催するリーグの世界大会と被ってしまいシンガポールへ行くことになったので千春さんと増岡尚の二人、これにスポンサーの関係から中村俊太郎と五月女真理をプラスした4名、結果的にスーパーチームとなりました。
4人ともL-styleのメンバーですのでチームワークも良く楽しいトライになったと思います、楽しくなかったのは初日の舛岡君くらいでしょうか。
初日の種目は各国代表4名で行われる国別対抗戦でした。代表の浅野眞弥さんの理論は見事的中、彼らは各国の強豪選手をガンガン打ち破っていき決勝のステージまで進みました。しかしその途中で舛岡選手だけが完全にダメモードになってしまったのです。他の3名も最初は「オーケー、オーケー!」と励ましていたのですが段々その声も低くなっていきます。
潜在能力は間違いなく高い選手ですが国代表と五月女選手のプレッシャーに完全に押しつぶされてしまったのでしょう。結果は惜しくも準優勝、完全に舛岡君は負のオーラで包まれて黒い煙が背中から出ているように見えました。

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でもよく考えてください。
ADA初日でしかも各国代表がでるこの戦いで準優勝できたことは素晴らしい結果です。
ADAトーナメントの良いところはここから反省が出来るところです、種目は沢山ありますので反省内容をすぐに試すことができます。舛岡君の進化はここから始まりました、毎種目ごとにどんどん良くなっていきました。海外トーナメントに参加すると妙な連帯感が生まれますしみんなお互いを応援します。ツアー中はほとんどの時間を一緒に過ごしますから合宿のようにみんなでダーツを研究できます。
そしてハイレベルな選手が沢山集まるこのADAの最終種目でこの勉強の結果が出ました。最終種目はトリオス戦、五月女真理さんを除いた男子3名での挑戦です。これだけ長い時間を過ごしたこのチームは息もぴったり、舛岡選手も見違えるようなカッコ良いダーツをしていました。そして厳しい戦いを勝ち進んで決勝まで駆け上がりました。
前回のいやなイメージがありますので少し心配していましたが進化したチームジャパンは見違えるような強さでした。結果最終種目を有終の美で飾りチャンピオンチームとなったのです。
そしてさらに感動したのが終わってからです、それは3人で勝ち取った賞金をもらった時の事、初日に国別対抗で一番活躍していた五月女真理選手が同じチームで戦えなかったのを3人が気にして満場一致で4人で山分けしましょうと提案してきたことです。
この人たちと来れて本当に良かったと思った瞬間でした。
この旅はメンバー全員が進化して何かつかんでくれたと思います。海外に挑戦するということはこういうメリットが沢山あります。これからもなるべく多くの頑張っているプレイヤーが海外に挑戦できるチャンスのある環境づくりに努めていかなければならないと思いました。

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今回このようなチャンスをくれたライトリーグ代表浅野眞弥さんに心から感謝します。
皆さんも是非ライトリーグに参加してみて下さい。2年目にして参加1000人を超えたこのリーグは商品も過激化していますし海外への挑戦にも力を入れていますのでお勧めです。そして何より北海道から石垣島まで楽しそうにハードダーツをやっているのが凄く嬉しいですね!

L-style よろしくお願いいたします