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No.43 ダーツとSNS

2018年11月

最近ですね、まぁ一応一般的なSNSには登録している自分をふと思い返してみれば、「そういえばmixiからSNSって始めたなぁ」と改めてSNS変遷を思い返してしまいました。
iPhoneにしてからは、mixiになかなかアクセスすることが困難だった時代があり、いや今でもそもそもmixiってアプリあるのかな?ってなくらいに今ではログインも出来ない状態で、それからはTwitterしかやってなかったなぁ。
mixiは使い方がシンプルで意外と色々やっていました。facebookもだいぶ改良されてきたらしいですが、どうも最初に入りすぎたみたいでmixiやtwitter内で行なっていたものを移行したかったんですけど、なんか使い方がハマらなくて今に至るって感じですね。
ちょっと時間が空いたら、しっかりと勉強して移行作業というより「改正版」的なものを出来たらいいなと思います。まさか年々昔よりも作業量が増えると思っていなかったので、余生のつもりで何度かトライはしたんですけどねぇ、その度に仕事が邪魔します(笑)。
まぁ「知識」は腐りませんし、その間にどんどん改良されて行ったり知識量も増えていくでしょうから急いではいないんですけどね。周りは急げって言いますけど(笑)。
代わりに誰か作ってくれればいいんですけどね。僕が話したことを文章にしてくれて管理してくれる人がいれば有難いんですけど。雇おうかな、そういうのが詳しい人。
でも、結局は文章ですから自分が納得するまで書き直したいタイプなので無理だな…。

そんな感じでダーツとSNSって、他のスポーツもそうでしょうが、SNSの広がりによって随分と様変わりしたなぁと思います。だって最初は何処だっけ?「ダーツなび」っていうサイトの掲示板のみでしたからねぇ、ネットでの繋がりって。ダーツキングとかクィーンとかやってたな。今でもあるんだろうか?もう流石に話題にも上らないからないか。
そして、ドコモのiモード全盛期に魔法のiランドってやつだっけかな?名前はわかりませんが、それからブログっぽいことを始めた気がします。あれは、2003年か2004年か。
ということは、もう相当長い年月ブログやっているんだなと恐ろしくなりますけど(笑)。その頃から数えていいならば、ダーツ界で長寿ブログベスト5くらいには入ってる自信がありますねぇ。
遅れながらも、毎日更新なんとか継続しているからそれならばベスト3には入れるかもしれない。いや、これもまだ僕の知らない場所で長く続けている人がいるかもしれないから確信は持てませんけどね。
一時期はこぞってブログしていたんですけどね、色々なプレイヤーさんが。
その頃から考えたら、生き残っているブログは数えるくらいしかないかもしれませんねぇ。今では意地でやっていますけどね(笑)ここまで続けたら、この業界引退するまで続けます。
最近、引き際を考えるようになってからせっかくだからやり残したことは全てやっておきたいなぁって思い始めて、たまに人列挙するんですよね。

ダーツ界での「職種」については全部やったし、大会企画もバレル作りもリーグもほぼ全部網羅したので、何か新しい職種という訳ではないんですけど。
まぁ、これからやってみたいのは40代以上のアマチュア限定の全国大会とかやってみたいし、なんだったらそれが世界大会になったらむちゃくちゃ面白いだろうなとか。
プロはマシンメーカーが色々とやっているので、今更というか興味がない。まぁプロの世界大会の新しい形と言われればちょっと心惹かれますけど、昔「お前の企画が理解されるのは3年早い」って言われましたから、その類になるので出来ないだろうし。そもそも僕一人では出来ないのでマシンメーカーの力を借りないと絶対出来ないことですし、各地のディーラーさんや各国のオーガナイザーの協力がなければ成立しない規模なので、プロ関係のものはちょっと無理があるかもなぁ立場上。マシンを背負うつもりでなければ簡単な気持ちでやっちゃいけないと思っているのでねぇ。
トップどころの企画としてはアマチュアとの連動が第一ですから、プロへ送り出すだけにするのか、連動させて大きくするのかで出発点が変わってくるんですよね。 そうなると、プロットが全然変わってくるので、考える容量も変わってきますし、最終的にそれがそのマシンメーカーのプロモーションに大きく還元されなければならないので、その大会の出口(ビジネス的な利益ですね)も考慮しなくてはいけない。「夢」だけならなんでもいいんですよ。その「夢」をちゃんと実現するには資本主義社会では最終的に関わった人がビジネス的にちゃんと成果となって現れないとダメですからね。そうでないと絶対に「継続する」ことが出来ない。
一回やって立ち消えになった企画なんていっぱいあるでしょう?(笑)。あれがいい例です。企画なんて誰でも考えられる。それを継続させるにはちゃんとしたプロットが必要なんですね。
それも、一年とかではなく最低でも五年分は最初に描いておかないと成功しない。まぁ、偶然続いてしまう企画とかもあるでしょうが、依頼されて作るには「一銭ももらわなくても仕事」ですから、僕は五年分のプロット作りから始めます。
そういう意味では、トップどころの大会企画は「こう作るんですよ」って示したい気持ちはあるかなぁ。賞金額とか何かのプライズで釣るのが一番簡単な手法なんですけど、そうじゃないんだよな(笑)。

とりあえずやってみるとか、入り口だけ豪華にしたって中に入ったら全然中身のない企画だったらすぐ潰れるでしょうしね。「参加してくれるプレイヤーをその気にさせる」エッセンスを加えないとダメなんですね。
散々やってきたので中身が濃い自信はありますけど、何事も「タイミング」というものがありますから自分から動くつもりはないかな。
今までやってきた大会企画も、自分から発信してというのは実はないんですよね。誰かの意見とか要望とかを聞いてから「じゃあ、こういう大会がいいよね?」というのを話している間に作り上げていく感じだし。今行なっている台湾の大会の出発点は焼肉屋で話していたたわいも無い会話から勢いで「じゃ、やるか!」ってなりましたからね。僕の企画の出発点なんてそんなもんです。
周りはノリで作っているように見えるでしょうが、実はそれくらい考えておかないと心配なんですよね。ビビリだから(笑)。
なので、たまに他の人が作った企画とかで「これ絶対終着点考えてないだろう」と思う企画とか最初のプロモーションで分かっちゃうんですよ。なので、僕は関係ないのに身震いするくらい怖いと思う時があります。

大会以外では何かなぁ、絶対に無理でしょうけど現存する全部のメーカーとコラボとか?(笑)。
唯一、触りたくないのが全国規模のリーグかな?これは考えるだけで地獄ですね。だって、その地域の交通手段からリーグをする店舗の配置図を頭に入れないといけないし、何曜日が適正なのか、そしてその地域の特性やらなんやら全部把握しておかないと怖くて出来ない。
どんなに店舗数があっても、上から「これはいい企画だから」って投下するだけでは火がつかないのがリーグなんです。そして、毎週のことなので段々と下位チームはダレてくるしで、モチベーションを365日こちら側で保たせるには相当な綿密な作業と努力が必要となりますからねぇ。
多分頭がおかしくなるくらい考えないといけなくなるので無理。小規模の地域リーグとかならばまだしも全国となると、相当な労力になりますからやりたくないですねぇ。
小規模のリーグを繋ぎ合わせればいいという発想では新しく参加してくれる人達全員を満足させるリーグは出来ないし、余程のダーツ好きだけに特化するならば別、それを軸にダーツに興味を持ってもらって取り込んでという中継地点さえ難しい。大体、取り込むまでが終着点と思ってリーグって立ち上げるパターンなんですけど、だから失敗しているリーグが多い。
リーグの終着点って、全国大会でもないし新しいユーザーを取り込むことでもないんですね。その先にある「終着点」または「着地点」が明確にわかってないといけないんです。
まぁその着地点に関しては「また三年早い」って言われそうなのでここでは敢えて書きませんけど。
そこまで出来なければ、今行われている全国規模のリーグに勝てないですから。継続しているリーグは本当に手強いし、なんならそれをちょっとずつ改良されているわけですから勝てるわけがない。

初めから「負け戦」とわかっていながらクライアントに提案出来ないですからねぇ…。

ここまで書いていて、もし僕がこの先リーグに手を出したら「頭でもおかしくなったか?」と思ってもらって結構です(笑)。
それか、相当な金額のオファーだと思ってもらって構いません(笑)。

DARTS MANIAX