No.37 Lーstyleから重大発表と今後の目標!

2019年7月

ダーツをオリンピック種目にしたい!
国体競技として日本中の人にダーツを知ってもらいたい!
という壮大な夢のために

2019年8月1日からLーstyleはone80と共にBDOとのパートナーシップとワールドマスターズのメインスポンサーの契約をすることにしました!

BDOとはブリティッシュ・ダーツ・オーガナイゼーションの略で1973年に設立された団体です。イギリス発祥のダーツはここから日本を含む14ヶ国のダーツ団体と共に1976年にWDF(世界ダーツ連盟)を立ち上げました。
その中でワールドマスターズは1974年から開催されている歴史ある大会でBDOの中では年始に行われる今年 鈴木未来さんが優勝したレイクサイドに次ぐ2番目に大きな大会となります。
10月に行われるこの大会は各国の代表選手が集まるのですが毎年数百名の代表選手から始まり、ラスト3日は残った選手でステージを行います。テレビ中継も入る人気の大会ですが前日にレイクサイド予選が行われるなど1度行くと何大会かに参加出来ます。
運にもよりますが世界トップ16人や32人から始まるのでは無いので初戦などは勝つチャンスが高いトーナメントで凄く良い経験になります。前日のレイクサイド予選で未来選手の様に勝ち残れば別ですが大抵は負けて反省、それを翌日のマスターズの本線でまたトライできるのです。

もちろんPDCも規模が大きくアベレージも高いですが、多くの世界トッププレイヤーは歴史あるここで活躍した経験の持ち主です。
日本からも2019年はうまくいけば成人男女5人ずつ、ユースが男女2人ずつの最大14人のパーティーで挑めます!
選考方法は毎年少しずつ変わりますが基本はジャパンオープンなどの権利のかかった1dayトーナメントで優勝するかサンクショントーナメントを回って上位に入る方法です。どちらも困難ですがチャンスは1人ではありませんので目標の1つとしては面白い挑戦ですね!
BDOとパートナーシップを結んだLーstyleからもどんどん海外の情報発信をして架け橋になる様に頑張ります。

鈴木未来選手、浅田斉吾選手始め世界で活躍する日本人も増えてユースも頑張っている今、日本のダーツ界でも今年は大きな変化の年となりそうです。

今まで内閣府から認可を受けている公益社団法人日本ダーツ協会と、世界ダーツ連盟WDFに加盟している一般社団法人JSFDとが20年以上にわたり分裂しているため日本のダーツというスポーツは統括団体が存在しない状態でした。これでは日本オリンピック委員会JOCへの加盟はもちろん体協や日本スポーツ協会への加盟のチャンスも無いということになります。
現在鈴木未来さんが世界チャンピオンになり世界からも注目される日本ダーツ界は、今こそ連携をとって方向をハッキリさせる必要があります。
どちらの代表の方も純粋な気持ちでダーツが発展していけば良いと本気で考えて頂いていて、上層部の方々からも小さな考え方の違いはあれど大きな目標に向かって何とかしなければという嬉しい声が色々な所から上がる様になってきました。
本当に難しい事ではありますがトップの方々の力を信じて大きな結果につながることを心から願います。
文句を言うのは簡単ですので何か出来る事があれば全力でやらせていただきたいと思っています。

また、スポーツとして発展させる中でユースの活躍は重要で今後のダーツ界の大きな課題です。
最近では頼もしいユース(WDFでは17歳まで)プレイヤーが沢山出てきました。中でも中村周作君はBDOのワールドチャンピオンシップ、レイクサイドのユースで5位タイという日本人初の優秀な成績を残しています。次のルーマニアで開催のWDFワールドカップに向けて肘の手術をして準備万端で練習も全力で取り組んでくれています。
そしてその周作君を先日のTDAでハイレベルな接戦の末に勝利した福島で兄弟で活躍する兄の石森英彦君も大人顔負けの選手となりました、もちろん弟も凄いです。
女子も小学校5年生でありながらハードのトーナメントを何度もトライしてメキメキとレベルアップしている井出桃夏ちゃんや高校生でJDAの関東地区ダーツ選手権の一般にまじりレディースシングルで準優勝した内藤光希ちゃんも将来が楽しみです。
ミライの未来選手?を目指して挑戦して欲しいですね!
私もLーstyleも負けないように今のユース達が良い環境になる様に頑張らなければなりません。これからダーツ業界が楽しく一丸となって盛り上がるように作戦を立ててスポーツとしてももっと認められるように国体やオリンピックになるように世界のダーツファンや団体と助け合って発展させなければなりません。
ダーツは頭も使うしメンタルが大きく影響する面白いスポーツです。女の子が大人の男性に勝てる平等にチャンスのあるスポーツです。
是非お子さんにも勧めて広げていって頂きたいです、親子二世代、さらには三世代で楽しめる競技ですので趣味としても最高に良いと思います。

来年の東京オリンピックには間に合いませんでしたが次のフランスに向けて可能性を少しでもあげられるように私達も何が出来るか真剣に考えて環境作りその他色々と全力で頑張っていきます!
次号ではWDFワールドカップ、BDOのワールドマスターズ代表も決まっていますので紹介していきたいと思いますのでお楽しみに(笑)。