インタビューは沖縄以来ですが、その際は長い時間をいただきありがとうございました。
とんでもございません。
現在NDLはデジタルに変わったんですが、最初の特集記事は多くの人に読まれています。
そうですか。嬉しいですね!
あの時はたくさん努力していただいて、改めて感謝しています。
いつもありがとうございます。
では改めて2022年、PERFECT年間チャンピオンおめでとうございます。
ありがとうございます。
何回目のチャンピオンですか?
3回目です。応援していただける方々のおかげですね。
今まで1位と2位しかないのですが、長く安定したダーツは何か特別な秘訣があるんですか?
う〜ん、何ですかね?参戦するからには1位を目指して頑張っているので、秘訣ということではないんですが、毎年より上をと考えて開幕戦に挑んでいます。負けず嫌いの性格がダーツにうまく乗っているような気がします。
それが長く続けられている、ということですね。
2023年でちょうどPERFECTツアーに挑んで10年になるんですが、2013年から18年ぐらいまでは負けたくないと気持ちが強かったんです。自分のプレイスタイルを貫けば良いと思っていたんですね。それが最近は毎年強い新しいプレイヤーが出て来ますが、その人達をよく見るようになりました。
試合の入り方、攻め方、細かい部分では靴は何を履いているのか、身に付けているものとか、ケアはどうしているのかなど、お話をするようになりましたね。
以前は必死過ぎて自分に余裕が無くてできなかったんですが、交流を持つようになりました。周りが見えるようになって来たんですね。2018年後半から変わって来たと思います。他のプレイヤーのダーツを見るようになって、参考にさせていただいています。
素晴らしい成長ですね!
成長というんですかね(笑)。長く続けて来られて、いい意味で変な力が抜けたような気がします。試合には良い入り方ができるようになったと思っています。
2022年では年間7勝していていますが、どんな流れだったんですか?
その優勝はほぼ前半戦で、後半戦であまり優勝できなかったイメージがあります。毎年そうなんですが、疲れが出てくるということですね。それについては反省しています。コロナで2020年21年身体を休めることができて、そして22年ツアーが始まるとダーツができるという嬉しさで良いスタートが切れたと思います。前半戦は楽しいという気持ちが強かったです。
前半戦たくさん勝ったので他のプロは追いつけないな、というムードになっていました。
前半の飛ばし方だとぶっちぎりだと言われていたんですが、結局もつれてしまいました。悪い自分が出てしまいましたね(苦笑)。プロツアーの厳しさを改めて感じました。ポイントでは茨城大会でエントリーした時点で1位が決まったんです。優勝で決めたかったんですが、残念でした。最後にキレイに閉めることができなくて、悔しさもあった一年でしたね。最終戦も準決勝で負けてモヤモヤの残るツアーでした。
そして2023開幕戦、決勝に進んで新人の武田 樹プロに敗れました。新しいプレイヤーも登場していますね。
予選から良いダーツを打つプレイヤーがたくさん出てきています。武田プロは昨年の広島の舞台で予選の時に、隣の隣で投げていたのを見ていたんですが、良いダーツだなと思っていました。ブルに合うと全然外さないんですよね。そう思っていたら、開幕戦で当たって負けてしまいました。勿論悔しい反面、でも新しいプロが出てきてくれて嬉しく思っています。自分を強くしてくれるような感じがしますね。2022年のチャンピオンにはなれましたが、開幕戦で背中を押されたような感じですね。納得のいく準優勝でした。
授賞式では初めての彼女のことを支えていましたね。
偉そうですみませんが、お手伝いさせていただきました。
若いプロ達にも目を配るようになっているんですね。
彼女たちの謙虚さは学ぶことが多いです。長くやっていると薄れてきますが、気付かされて刺激を受けています。言葉遣い、マナーなどちゃんとしていますね。
開幕戦ではご自身もお辞儀などすごく丁寧でしたよ!
そうですか?意識しているんでしょうか?(笑)。
2023年は何か課題とかありますか?
今年からフェニックスの新しいマシンが導入されましたが、それに馴れたいですね。課題というよりはそれに馴染めたいということでしょうか。課題は昨年の平均のスタッツを超えたいということでしょうか。昨年はクリケットは表彰していただけましたが、01は大内 麻由美プロに負けてしまったのでさらに上げたいと思っています。
あのマシンだとイメージが違いますよね?
予選から投げさせてもらっていたんですが、まだ多少違和感はあります。時間が経てば大丈夫でしょう。スマートになってカッコいいとは思います。
最近は動画にも出られていますね。
フェニックスの方からYou Tubeにも力を入れていきたいということでしたので、時々参加させていただいています。
お寿司が好きなのを知りました。
そうなんです(笑)。その後お店にお寿司を持ってきていただける方がちょこちょこいて、反響があったんだ!と思っています(笑)。ノブさんは安心感もあって、助けていただいています。
実はある号で偶然だったんですがDarts Angelが松本プロ、男子インタビューが山本プロがという巡り合わせがあったんです。不思議な縁でしたね。本人たちも驚いていたようです。
そうなんですね、ファンにはたまらない号ですね!
山本信博 Vol.60
松本 伊代 Vol.60
今年の目標は何ですか?
自分のペースを変えずにコツコツ、1投1投、1試合1試合、1戦1戦、初心に帰って挑戦したいと思います。その先に2連覇が見えたらいいですね。今まで連覇したことがないので頑張っていきたいです。
ところで特集したときから、見た目が全然変わっていないですね。
いやいや、そんなことはないです。太ってます(笑)。
エクササイズなどされているんですか?
基本運動的なことはやっていないんですが、体重計には毎日乗って注意しています。コロナということもあって体重が増えていたので、意識するようになりました。それ以外は何もしていません。ちゅっと増えたら食べるのを抑えたりですね。その程度です(笑)。
特集号ではいろいろな表情、たくさんの話をしていただいて、本当にありがとうございました。
え〜ヤバイ!何を話したか記憶も曖昧なので、改めてチェックさせていただきます(笑)。
これだけ人気になるとイベントなど増えて、さぞ忙しいのではないですか?
去年からはイベントのお仕事などを絞るようにさせていただいて、沖縄で過ごす時間を増やすようにしました。クアトロに立つ時間を増やしています。2017、18年頃がピークだったと思いますが、今年もそのスタンスでと考えています。皆さんが思うような忙しさではないですね。
今年はぶっちぎり完全優勝できるように応援しています。
がんばります!応援よろしくお願いいたします。