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No.3 黒川選手と行くハワイの遊び方!

2013年7月

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東北大地震の時、ハワイのダーツプレイヤーが協力して3200ドル(32万円)もの募金をしてくれました。
L-styleはハワイのダーツプレイヤーと仲がとても良いです。何人かの日本人選手がそこでイベントや大会に参加したからです。
みなさんが一番身近に感じる海外旅行といえばハワイではないでしょうか?日本人観光客も多くて日本語が通じるところが多いです。アラモアナショッピングセンター等は女性にとっては夢のような場所だと思います。僕は買い物が嫌いなのですが何か歩いているだけで楽しくなる所です。近場の海で綺麗なのは有料海水浴場のハナウマベイでしょうか?波が大きくて入るのは危険ですが、ノースショアはサーフィンをしている人たちを間近で見ることができるので面白いです。
こんな感じで一般的な観光とは別にダーツはというと、観光地ではあまり見かけません。しかしソフトダーツの保有台数自体は100台以上有り地元の人の間では結構流行っています。
機種はメダリストの台の他に、日本ではあまり見ない画面の無いパブタイムという台があります。最近ではダーツライブやフェニックスも入りだしたので検索で行くことができますね。ハワイのダーツバーは観光客が少ないので現地の人たちと交流するには最高の場所となり、英語がわからなくてもダーツができれば仲良くなれます!
注意しなければならないのはハワイの特殊ルールです!台間が異常に狭いので隣で投げている間は投げません。3投を交代で投げるのです。この光景はなかなか見れないので面白いと思います。
おすすめのダーツバーはワイイキキからわりと近くにあるY’s、少し離れてRENDE VUU、LISAS HOUSE、この3店舗は是非行ってもらいたいお店です。

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Y’sとLISAS HOUSEはご飯がとっても美味しいです。LISAS HOUSEのLISAさんを見ればどれだけ美味しいかわかります。ハワイアン料理で日本人にあった味付けです。
RANDE VUUは可愛い女の子のスタッフが沢山いるので楽しいし、社長もとてもいい人です。場所はライブやフェニックスの検索で探せますので是非チャレンジして見て下さい。
今までハワイには岩永美保、黒川智成、大内麻由美、檜山亜紗子等がイベントを行ってきました。ハワイアンクラシックと言う毎年ハワイで行われるトーナメントがあるのですが、2011年には岩永美保選手が何と男子に混ざり2位という快挙を成し遂げたのです。しかも準決勝の相手はハワイの年間チャンピオン!この人を破り決勝では惜しくも敗れたものの堂々の準優勝でした!これにより日本人プレイヤーへの見方が変わり、とても友好的になり翌年の2012年には黒川選手がハワイアンチャンピオンの座につくことになるのです。
この時の黒川さんのプレッシャーは大きかったと思います。なにせ前年度に女子プレイヤーである岩永さんが準優勝しているので。この年のL-styleトーナメントのチャンピオンである黒川選手にはどんなダーツをするか期待が集まります。そのプレッシャーをはねのけ見事に優勝した黒川選手は素晴らしかったと思います。しかし力が抜けた黒川選手はその後大内麻由美選手に練習試合で負けていました。日本の女子のレベルは凄いですね!

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ダーツも上手な黒川さん、実は昔ダンサーもしていたことがありました。ダーツもダンスも上手でかっこよすぎるので何か苦手なことがないと面白くありません。僕が必死に探した結果、何と水泳が大の苦手だったのです。ハワイといえば海、泳げなければ楽しくありません。そこで大内麻由美さんと僕とで水泳ができるように猛特訓を開始。ダーツを教えるときは優しい麻由美さんも大好きなサーフィンに関わる水泳に関してはとても厳しく指導していました。目標は頭から飛び込んでプールの反対側まで泳ぎきるというミッション。海外のプールは2メーター以上の深さがあるところが多いので飛び込んでも頭を打ちません。しかし泳げない人にとっては怖いのでしょう。
必死で練習した黒川さんは10m近くあるプールの端から端まで泳げるようになりました!後は飛び込みです…何度も諦めかけましたが、麻由美さんの迫力に負けてトライします。どうしても足から入ってしまいます。ここまで来たらできるようになってその飛び込む姿を映像に残すまで帰れない。
僕たちは滞在を2日も延長することに決定しました。練習の間にノースショアで海に入ってみようと行ったのですが波がめちゃ高くこれは危険だと感じやめましたが、そこにある有名なMATSUMOTOというかき氷屋さんではかき氷を2個も食べてしまいました。
海で泳ぐという感動をどうしても味わってもらいたいという気持ちから、とりあえず黒川さん用の浮き袋を購入して安全な有料海水浴場のハナウマベイに行きました。空気は購入したお店でパンパンに入れてもらったのですがお店から海までは距離があります。黒川さんにはイメトレをするために浮き袋を装着した状態で海へ向かってもらったのですが、浮き輪をしたまま歩く黒川さんの姿を思い出すと申し訳ないですが今でも笑ってしまいます。
そんなこんなでゴーグルを付け海に出たのですが優雅に泳ぐウミガメと遭遇でき、3人とも感動したのを覚えています。
麻由美さんはサーフィンが大好きです。そのかっこいい姿を動画で残そうと波の大きめの海に行ったのですが、彼女はボードを借りたとたん後ろも振り返らず沖の方まで行ってしまい見えなくなりました。取り残された僕と黒川さんは初めはボーっと海を眺めていましたが麻由美さんが30分しても帰ってきません。後から聞いたら波待ちでその位帰ってこないのは普通らしいのですが。そんなことを知らない二人は事故にあったのではと心配になりました。
黒川さんの浮き輪を借りて沖まで助けに行ったのですが、まさかの離岸流に流されサーファーの群れよりもさらに沖まで流されてしまいました。やっとの思いでサーファー軍団の所までたどり着くと楽しそーにサーフィンをしている麻由美さんを発見!声をかけると「何やってんですか?」と一言…。確かにサーファーの群れに浮き輪で一人は恥ずかしいです。しかし事故がなかっただけよかったと思いました。皆さんも海には離岸流があるので気をつけましょう!ちなみに横方向に泳ぐと抜けられます。
そんなこんなで最終日とうとう飛び込まなければ帰れないという状況に追い込まれた黒川さん、長時間悩みましたが決意を固めついに飛び込んだのです!!結果は見事に頭とお腹と同時着水。痛そうでしたが足からではありません、見事にやり遂げました!このDMCプレイヤーである黒川選手には大阪心斎橋からすぐのBAR BULLというお店に行けば会えますので本物に会いに行ってみてください。実際はすごくかっこいい人です!

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こんな感じでHAWAIIの旅は終わったのですが夜は毎日ダーツバーで練習、昼は水泳の練習や観光と充実した日々でした。ハワイは観光も楽しいし、ダーツも楽しい最高の場所です。みなさん是非一度ダーツを交えたハワイの旅を計画してみてください。きっと満足できると思います。
ちなみに9月にはハワイアンクラッシックがあります。オープン戦で誰でも参加できるのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。出たいと思う方はカップルでもいいしチームでもいいので僕のフェイスブックにメッセージををいただければ何とかします!みんなでハワイで盛り上がりましょう!

それでは次号「JAPAN OPENでわかる日本のハードダーツ」で!

L-style よろしくお願いいたします