No.46 「今、当たり前に一般企業がしている」ことに遅れたくない

2019年5月

どうせなら、自分がデザインに係るものであれば、一から作りたいと思って2年。
カメラ機材と動画に耐えられるPCや動画のプラグイン等を買い始めてしばらく経ったわけですけど、まぁ結構な費用が掛かる。どうせなら、長く使えるものがいいし、素材としては出来る限りデータサイズが大きい方がいろいろ使い回し出来る。

そして、相当数のデザインをこなしていかないといけないので、PCのスピードも僕にとっては非常に重要で、今までのPCでは追いつかない。
本来ならば、Windowsが動画の主流となっているので(時代はGPUレンダリングですからね)Windowsをセレクトした方がいいんでしょうが、長年というか20年以上メインで使用して来た経緯から、どうもUIから離れられない。
更には、他のガジェットもMac環境なのでシームレスな感じを求めるとなると、Macという選択肢を捨て切れない。
そして結果的に、散財することになるわけですが偶然にもOSのアップデートでMojaveにダークモードという、色味がわかりやすい暗色のUIを設定してくれたので、余計にMacから離れられない状況になりました。

カメラに関しては、最初Deepit.
Laboの生徒さんのカメラをお借りしていたんですけど、回数も多くなったので自分で購入。
最初はCanonで統一して、レンズもその他ストロボ等の細かな機材も純正に
していたんですけど、YouTubeでカメラの勉強中にSONYのミラーレスがヤバいという情報を散々目にして、一気にSONYに移行。これはこれでまた1から揃えないといけないものもあるので、今までのものを全部下取りに出して環境を一新。でも、これが功を奏したのか初級者にはSONYはとても優しく出来ているので、前の機材が高く売れるうちに変更して良かったかなと。
1年半の経験上、自分に適した焦点距離もわかって来たし、どういう状況で撮ることが多いかも薄っすらと把握して来たので、レンズも無駄打ちしなくなったので、機材が一気にコンパクト化されました。そもそも70ー200mmf2.8とか全然使わなかったもんなぁ(笑)。
今は、SONYのα7RiiiとSIGMAの20 mmf1.4/40mmf1.4/105mmf1.4の三本の単焦点で。まぁでも、ほとんど40mmしか使わないでしょうけど。
というか、本当は24ー105mmのズームレンズ一本で済ませたいんですけどね(笑)f値が低ければなぁ…。
ど開放で撮ることが多いので、明るいレンズの方がありがたいんです。時間の都合的に夜の撮影が多いし、大掛かりにライトをセッティングできる場所で撮らないし。

ロケーション込みで雰囲気がある感じが好きなので、40・mmくらいがちょうどいいんですよね。
所謂一般的な単焦点の集め方(24mm/50mm/85mm)イマイチ自分には合わな
かったので、今のセレクトは結構気に入っています。とは言えど、40mmは購入時にCanonにも使う気でいたので、マウントをCanonで購入したのですがCa
non製品がなくなった今、 SONYのEマウントに変更中。
これが大人気らしく、当分帰ってこない模様。5月中には帰って来てほしいなぁとは思っているんですけど。
これに、動画も自分で撮ろうと目論んでいるのでDJIのジンバルも購入したし、何気にライティング機材もストロボ2灯だけではなく、モノブロック一式セットも
結構活躍してくれています。

しかしながら、仕事での撮影以外では「じゃあ、なんか撮りに行くか」的なものは今まで一切ないんです。なので、前の機材も高く買い取ってもらえたんでしょう(笑)。使うのは仕事で撮影するときしか基本的には除湿庫の中に入りっぱなし。
Macにしても、以前よりも仕事以外で使うことが一気に減りましたねぇ、動画観る時とかはテレビで観るかiPhoneかiPadで充分だし簡単。オンラインゲームとかスマホのゲームもしないので、基本的には仕事以外のものはどの端末もPCもカメラ機材も完全に仕事のみ。
これ昔からなんですよねぇ。何か面白いシステムが導入がされていて、何かしら仕事に使えそうならちょっとはやりますけどハマることはない。
作業効率上げるために、画面2台体制で合計で60インチの作業スペースを確保したかっただけで、ゲーミングマシンとしては全然使わない。
これから机も仕事の作業効率を上げるのにオリジナルで制作してもらうことに
なっているんですけど、全ては楽に仕事が出来るように、如何に何時間でも作業出来る環境を整えるかしか考えていません。動画のプラグインも如何に楽して早く上げるかですし(笑)。

こう考えると、仕事が趣味なんであって趣味にお金をつぎ込んでいるという感じなんでしょうねぇ。
でも、少しでも良いものを作りたいし、まだ不慣れな部分があったとしても観る側にはそんなの関係ないですからね。それでなくても、普段からキレッキレの動画を
当たり前のように観ている環境な訳ですから、まだスキルが上がっていない部分は機材でカバーするか、経験を積むしかない。でも、仕事以外では触らないとなると機材でカバーという選択肢しか残らない(笑)。
今は、山ほどデザインしないといけないものがあるので、それで経験値を上げてもらっている感じです。まさか、50歳手前になって急に新しいスキルに着手することになるとは夢にも思わなかったですけどねぇ。人間寝なければ、時間は作れるもので、ちょっとでも空いた時間があるとYouTubeや本で知識を蓄えるという日常を過ごしています。

前からやりたかったんですけどね。なんかSNSで「バレル発売!」というと画像又はポスターでというのが一般的だったものを、一般社会では動画でのCMは当たり前だし、選手にしたって色々なCMに出てユニフォーム姿でないものも観る事が出来ますしね。
それが一般的であって、ダーツ界の告知方法って20年前と変わってないよなぁと
自分のスキルを鑑みても、もどかしい気持ちでいたんですよねぇ。たまたまのキッカケで例えばカメラマンさん雇うんだったら自分で撮れた方が安く上がるよなとか動画にしても同じく。クライアントのことを考えたら、安上がりで且つ時代に沿った宣伝方法が出来た方がいいに決まっているよなということで、それがここ数年で度々起きたと。
年間での告知って、ちゃんとやると結構多いですからね。その度に選手集めて一気に撮る方法もありますけど、その時々で変わった方がいいでしょうし、せっかく日本には「四季」というものがありますしね。自分でサッと動ければ、それに対応出来ますし。
今では、いくらでも覚えようと思えば簡
単に情報は拾えるし、簡単な方法も教えてくれているサイトはあるし、前よりもずっと近道して覚えられますからね。後は、機材にお金を掛けて「後戻り出来ない」状況を作り出せばいいだけです(笑)。
サイトも昔は作っていたんですけど、もう全然今の様式を知らないので、まだ手は付けていませんが、ひと段落したら覚えていこうかなと考えています。
全部そこそこ出来る人になれるまで、まだ道のりは長いですけど、スキルを身に付けていたらドンドン可能性が広がりますしね。

これがこの業界に合っているかどうかなんて考えていません。「今、当たり前に一般企業がしている」ことに遅れたくないだけなんですけどね。