2019年7月
先ずは私も評議委員として手伝いに行った兵庫で開催のJDOマスターズ。長野がJDOに加盟して3回目のマスターズです。
2018年度に開催されたJDOトーナメント全16大会の合計ポイント上位者に参加資格が与えられます。
メンズはランキング32位までがG━1、64位までがG━2。レディースはランキング16位までがG━1、32位までがG━2に参加が出来ます。
数試合スコアラーをしましたが、入れる力は確実に上がっていますね。試合展開が昔に比べて早くなっているように感じました。それでもアレンジは人によってはまだまだでしたね。186残りから3本目にS20に入れて166残りで帰ってきちゃうようなイージーなものもいくつかありました。もったいないなあ。
メンズG━1の決勝はランキング2位の刃金一貴と饗場克也との間で争われました。前半は刃金選手が優位に試合を進めるも後半饗場選手が盛り返し5━3で逆転優勝。饗場選手この日は終始安定したダーツで予選の時から優勝しそうな雰囲気がありましたね。
レディースG━1の決勝はランキング1位安田久美と宮野麻衣の対戦でした。予選では宮野選手が勝っているのですが、決勝戦では安田選手が終始安定したダーツで4ー1で勝利。安田選手はここ1年非常に安定した強さを見せてくれました。
一方負けた宮野選手は翌日の兵庫大会も決勝戦に駒を進め、こちらは見事に初優勝。この勝利で一皮剥けると面白いですね。
同日東京では団体交流戦チャレンジカップが開催されました。このイベントはスティールダーツ各団体の代表チームがリーグ戦と同じルールで派遣を争う大会です。長野は団体を作った10年前から参加しているのですが、過去1度も予選を通過した事さえ無いんですよね。
今年の長野の代表は2018年度チャンピオンのバレルズ・エフェクト。先ずは予選通過それが目標でした。予選は湘南ダーツソサエティ、神田ダーツ連合に勝利し、全神奈川ダーツオーガニゼーション(AKDO)に1━8で負け。何とか2位で初の予選通過をしました。
勝ててもあと1つだろうなと連絡をもらい考えていました。
決勝トーナメントは全東京ダーツオーガニゼーション(ATDO)になんとか勝利し、準決勝は東京ダーツオーガニゼーション(TDO)と。流石にここまでだろうと思っていると勝って決勝進出と連絡が。そして決勝戦は予選で大敗している全神奈川ダーツオーガニゼーション。それがなんと見事に勝利して初の団体交流戦優勝です。いやー、嬉しい以上に驚きました。
やっぱり勝負はやってみるまで分からないって事なんですね。付き添いで行っていた春日会長は泣いていたようですが、一緒に団体を立ち上げて11年。会長の気持ちは分かります。10月に長野で開催されるJDOのインターリーグも長野は同じくバレルズ・エフェクトが出場します。
こちらでも良い結果が出るように、いや先ずは予選突破を目標にチャレンジャーの気持ちで頑張って欲しいですね。
それから前の号のコラムでスティールダーツの団体を1つに出来たらなんて話を書きました。そちらの方に関しては動いている人がいるようなんで、この雑誌が出る頃には何らかの進展があるんじゃないかと思います。
それとは別に石川ハードダーツ友の会・新潟DO・愛知DOと協力して交流戦的な事をしようと考えています。第1回は長野で開催の予定です。
チャレンジカップやインターリーグのような各団体の代表が参加するのではなく、自由にチームを作って参加できるチーム戦のイベントにしようと考えています。ちょうどそのモチーフとなるのが6月30日に愛媛で開催されたn01チーム交流戦と7月21日に東京で開催された東京ダーツオープンチーム戦。
個人戦やダブルスも面白いんですが、各地でリーグ戦が盛り上がっているようにやっぱりチーム戦は面白いんですよね。
4団体が持ち回りで主催をし、その他の団体も参加者募集という形で協力しながら交流をはかっていければと思っています。
6月に愛知DOと対抗戦形式で交流戦をしたのですが、その時の大敗がバレルズ・エフェクトのメンバーに刺激を与えてくれたんですよね。
リーグ戦の活性化やレベルアップにもつながればと思っています。
それから、現在スティールダーツの団体の無い近県にも参加を呼びかけて、スティールダーツの面白さやチーム戦の面白さを伝えていければと考えています。
勿論最初から思った通りに事は運ばないとは思っていますが、今一緒にダーツをしている人達が面白いイベントにするのは当然としても、将来に向けての種蒔きもしていかないとね。
1回目は長野でと話し合って決めたのですが、一番のネックは日程です。
10月19日に長野でインターリーグをして、翌20日に長野ダーツオープンを開催するのでそれ以降の日程にはなりますが、11月12月に続けて大会をするのは厳しいですし他県のスティールダーツの大会とは避ける必要がありますし、近隣県のソフトダーツの大会も避けないと新たに人を誘うって作業が困難になりますしね。
ただ、そろそろ日程や会場の確保には動かないとなりませんね。
イベントの参加は石川・新潟・愛知・長野以外からも大歓迎ですのでその際は宜しくお願いいたします。