No.54 ダーツは楽しい事が一番大事!

2020年3月

新型コロナウイルスが猛威を振るっていますね。プロ野球やJリーグも公式戦が延期になりましたし、ダーツ界でも大会の中止や延期が相次いでいます。
石川ハードダーツ友の会、新潟DO、愛知DO、長野DOで3月22日に共同開催予定でしたチーム戦もこれを書く数時間前に延期が決まりました。
100人前後の規模のイベントで、ウイルスを持つ人間が参加する確率は非常に低いと想定されますが、万一クラスター感染が起こった場合のダーツ界全体に与えるダメージを考えると延期する方が賢明であると判断しました。
楽しみにされていた方には大変申し訳ございません。状況が落ち着いて出来るようになれば、年内にも開催したいと思っております。
3月初旬のヨーロッパでの爆発的な感染者数の増加と、その間の日本の微増を考えると挨拶の文化の違いが大きいなとは感じます。ハグの文化の有無は大きいんじゃないかと思います。
しばらくはダーツ界もハンドタッチは少し止めるべきかなと思いますね。
SNS上で「エアハンドタッチ推奨」なんてのも見かけました。ハンドタッチはダーツではゲームや雰囲気を盛り上げる非常に大事なものですが考慮は必要でしょうね。

この新型コロナウイルス、飛沫感染で感染力も思った程強くないとか、死亡率もインフルエンザと比べても高くない、なんて言う人もいますが対処法がまだはっきりせず、特効薬も見つかっていない現状としては非常に怖い存在である事にはかわりがありません。
早く薬が開発され予防接種等対応策が見つかり、インフルエンザくらいの怖さになってくれると普通の生活に戻れるのですが。

2月10日に前TDO会長の田川裕一さんがお亡くなりになりました。
長野に団体を作った最初の頃、色々と気にかけてくれアドバイスをしていただいたんですよね。
時々しかお会いする機会はありませんでしたが、いつも気にかけてもらいました。近年は大会会場でお会いする事も少なくなり、病気をしている話は聞いていたので心配していたのですが。
一度だけですがゆっくりとお話をする機会があったんですよね。何年前か忘れましたが確かジャパン・オープンの前日だったと思います。野村佳史さんと二人で飲むところに誘っていただいたんですよね。
二人が古くからの付き合いで仲が良いのは知っていましたから、そこに私が誘ってもらえたのは、今考えると非常に不思議なのですが貴重な話も色々と聴けて楽しい時間を過ごさせてもらいました。
心より御冥福をお祈り申し上げます。

今年に入りAKDO、千葉ダーツ選手権、京都DOと3つの大会に参加しました。AKDOは平賀正弘会長が3月に勇退する為、最後の大会という事で、最近は大会でお見かけしない諸先輩方もたくさん会場に来ていました。
私が20年近く前のダーツをはじめた頃にダーツ界をバリバリと引っ張ってくださっていた方々です。中でも浅野ゆかりさんと久々にゆっくり話せたのは嬉しかったですね。飲み過ぎてしまいました。
ご迷惑をかけた方々大変申し訳ございません、

ダーツの方は練習やリーグだと普通に右手で投げられるんですが、最近は大会では途中から投げられなくなり左手で投げる事が増えていました。
まあ練習もせずにぶっつけ本番で左手で投げているわけですからただこなすだけ。当然ですが楽しくもありません。
原因は体重移動の仕方が間違っているのは頭では理解しているんですが、それがなかな修正できないんですよね。
ダーツバーをやっていて毎日練習している時は大丈夫だったんですが、今は投げても週に3回ですし自分にあった正しい投げ方が身につかないんですよね。特に大会でアルコールが入った後は駄目。重心が前にかかりすぎて投げられない。
AKDOの翌週の千葉大会はもう練習の時から右手で投げられず、朝から左手になりました。当然ですが練習していない左手で勝てるはずもなく早々に終了。早く終わってしまったので、色々と考える時間も出来ます。

何故ダーツの大会に参加費だけでなく交通費や宿泊費まで払って参加しているのかと言えば、大勢の仲間と会うのも楽しみですし、各地の美味しい物を食べるのも楽しみですし、でも一番はダーツが楽しいから。
でも、現状はその最初の部分が楽しいと感じられない。
「これ普通ならダーツやめるパターンだよな」「でも、副会長がやめるわけにもいかないよな」、と面白くない事が頭の中をグルグルとめぐります。
イップスでダーツをやめた仲間はたくさんいますからね。しばらくして仲間内で勝ち残っているメンバーが居なくなったので東京まで戻って打ち上げ。
会場は浅草橋の立ち飲み屋さん。前年の千葉大会の帰りに連れて行ってもらって凄くいい店があったんですよ。
今年は大会に参加していなかったその店の常連の齋藤恭央・なな夫妻を呼び出しての打ち上げです。やっぱり常連さんが居て顔が利くと随分と違いますよね。
2時間ほど立ち飲みして打ち上げはお開きに。齋藤夫妻含め4人でもう1軒行く事になるのですが、斎藤夫妻が選んだのはソフトダーツのお店。正直なところ私はダーツ投げたくありません。

しかし流れでダブルスをする事に。当然左手で投げるんですが入るわけがない。
でもね、それが凄く楽しかったんですよ。入らなくても楽しい。一緒に投げてくれたメンバーが良かったんでしょう。ありがとうございます。
この時下手でもいいから頑張って練習して左手で続けようと決めたんですよね。
ダーツは楽しい事が一番大事!長野に帰ってからは練習も左手、リーグ戦もメンバーに説明して左手でする事にしました。
ビックリするくらい入りませんし、練習しても進歩が見られないため、へこむんですけどね。
京都大会からはちゃんと左手のプレイヤーとして参加しました。まあ、直ぐに入るようになるほどダーツは甘くないんですよね。参加しただけ(笑)。
でも、京都大会は舞妓さんが居たり、生ハムや鴨のローストがあり、他の大会に無いものが色々とあって楽しめました。
新型コロナウイルスもありますし、左手でも狙ったところ付近に行くようになるまでは大会参加も控えようかなと思っています。ただ、思っているだけで参加しちゃうかもしれませんが。