No.58 9月にはデンマークでの ワールド・カップが予定されています

2021年3月

先日1年振りでダーツを投げました。昨年3月の1週目でリーグ戦が終了し、それ以降は長野DOのリーグ戦もソフトダーツのリーグ戦もコロナ禍で中止に。
イップスもひどくて左手で投げているくらいですから、次のリーグ戦が始まるまではお休みしようと思っていました。リーグ戦もありませんしこんな時期ですから、基本的には仕事が終わればまっすぐ家に帰ります。

おかげですっかり生活のリズムも変わりました。21時過ぎに家に帰り夕飯を食べて風呂に入り、翌日の仕事の確認をして23時過ぎには布団の中に。そんな時間に寝ますから6時には目が覚めます。ダーツバーをやっていた時だと、まだ起きている時間なんですよね。
風邪をひかない生活をしようと心がけていたら、生活のリズムもすっかり変わり23時くらいには眠くなる体になっています。

2月くらいにそろそろダーツ投げてみようかなと思ったのですが、夜ダーツバーに行くのは父も少し抵抗があるでしょうし、なにより私が眠くて夜外に出たくないんですよね。終電が23時なんですが電車の中で寝てしまう不安もあります。
ホームにしていたダーツバーにも1年行っていないんですよね。休みの日に昼間ネットカフェに行って投げようかと考えていましたが、病院や銀行に行く日とかぶったり確定申告の時期ですからなかなか行けませんでした。
このままだと本当にリーグ戦が始まるまで投げなくなってしまうと思い、意を決して家投げを。

ダーツバーを始める前は家での練習好きな人でしたが、店を始めてからはなんか気分がのらなくて敬遠していたんですよね。「1年くらい投げなかったからって、イップスそんなに良くならないよ」と友達にも言われていて、右手でちゃんと投げられるか不安でしたが、悪い癖は感覚として残っているんですが何とか投げられました。まあ、狙った所には行かないんですけどね。投げられる感覚を体に覚えさせていくしかないでしょうね。
店をやっている時からイップスはありましたが、毎日練習していればそれも出なかったんですが、週に2度のリーグ戦と2時間位の練習では悪い状況になった場合そこから抜け出せませんでしたね。
まあ、たくさんは投げられませんが家で毎日少しでも投げようとは思います。

2021年度の大会や団体の方向性が少しずつ発表されてきましたね。パーフェクトは4月から全16戦で開幕予定。土曜日開催が多いですから日曜日はアマチュアの大会も開催するのでしょう。ジャパンはこれを書いている時点ではまだ発表がありません。
スティールに関してはJDOが今年も大会の中止を発表しました。JSFDは6月にジャパン・オープンとウエスト・ジャパンを予定していますが、コロナの状況と会場施設の規制により開催は難しいかなと個人的には思っています。

ソフト・ダーツとスティール・ダーツとで方向性が違ってきていますね。ソフト・ダーツの大会主催者は企業の経済活動として開催していますし、ダーツ・マシーン設置店の集客ツールの側面がありますから、参加人数を絞って対策をしてでも開催をするメリットは大きいのでしょう。
対してスティール・ダーツの主催者はJSFDとJDA以外は法人でもない有志の集まりです。スタッフとして協力してくれる人の調達もままならないですし、何かあった時の事を考えると躊躇しますよね。それに借りられる会場の大きさもタイプも違いますからね。
スティール・ダーツの大会は100人から300人くらいの参加者で、金額の高い会場は借りられませんから市町村の施設を借りて開催する事が多く、入場者の人数や飲食に関して制約がつくと赤字確定なうえにお弁当も配れないとなると開催は難しいでしょう。
その点はイベント用の施設を借りるソフト・ダーツの大会は制約があったとしても、なんとか対応が出来る範囲なのではないでしょうか。でも、会場で飲食禁止の場合どうするんでしょうね?

JSFDのホームページもこの号が出る頃にはようやくリニューアルされているでしょう。2020年8月よりJSFDの仕組みが大幅に変わり、賛助団体制から加盟団体制になり加盟団体の会員全てがJSFDの会員となりました。
2号前の本誌で組織図も掲載しましたが、その時とは役員と組織も一部変更となりました。バド・ブリックが亡くなってから空位となっていた会長職に今まで理事長だった寺島孝次郎が就任し、新たな理事長には井出総一郎が就くことになりました。私も含め理事も増えましたので、こんな状況ですが選手の為に頑張りたいと思っています。

4月25日と5月30日にオンラインでの大会をJSFDで開催する事が決まりました。n01を使用しての開催で、運営の大野さんにもご協力をいただいての開催となります。昨年の2月以降サンクション大会を開催できていませんが、9月にはデンマークでのワールド・カップが予定されていますので、どうしても選手を選ぶ必要があるんです。
6月に主催での大会を2つ開催予定ですがその開催も微妙な状況ですから、オンラインという新たな形での大会開催に踏み込む事になりました。オンラインですと不正の問題や、不正はなくてもお互いの信頼感の問題も発生します。
多くの人に参加して欲しい気持ちはありましたが、ワールド・カップへの選抜試合という状況を優先し、自宅での参加は認めずダーツ設置店からの参加のみ認めるルールとしました。
ダーツボードの高さやスローイングラインまでの距離もお店でしたら計測した上での設置ですし、第三者の目がある事も重要かなとは思っています。オンラインですので「今の入ってないでしょ」という疑惑だけは、出来るだけ起こらないようにしたいですね。

細かいルールもオンライン用に変わる事もありますので、ルールはしっかりと見てご参加ください。
そうそう、1回目のオンライン大会は無料での開催が決まっています。2回目以降はこれを書いている時点では有料での開催を検討しています。
おかげで最近はオンライン・ミーティングを毎週していますが、なかなか決める事が多くて大変ですね。
大会を無事に開催できたとして、選抜した日本代表が無事にデンマークまで行けるのかも問題ですし、根本的にワールド・カップが予定通りに開催されるのかも不確かではありますしね。
本当に先が見えない状況ですが、柔軟に対処していきたいとは思っています。